5月11日に、東松島市で「住宅再建に関するワンストップ説明会」を開きます。登記事務、住宅ローン、住宅再建支援制度、建築プランなどについて、それぞれの専門家が説明をして、相談に乗ってくれます。
高台移転やかさ上げ工事が進み、これから住宅の再建が本格化します。工事をする側も大事業ですが、個人にとっても、家を建てるということは大事業です。電気屋さんでテレビを選んで買ってくる、というようなわけにはいきません。わからないことも多いです。その心配に答えようという試みです。住宅業界などの協力で開きます。他の被災市町でも、順次開催する予定です。
建築家協会も、「復興住宅のこえ」という催しを開き(5月10日、11日、仙台)、住まいの再建から生活・暮らしの復興を考えてくださいます。
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被災地への職員派遣、司法書士
被災地での業務を応援するため、たくさんの人に協力してもらっています。現地で課題になっている用地取得業務のために、司法書士さんに協力してもらうことにしました。香川県の方が、大槌町に行ってくださいます。
仮設住宅団地の撤去と集約
岩手県釜石市が、66か所ある仮設住宅団地を、2016年度までに21カ所へ集約する計画案を発表しました。いくつかの新聞が報道しています。被害の大きかった3県では、初めてのようですが、他の市町村も準備をしています。
学校の校庭に作った仮設住宅は、できれば早く撤去して、生徒が運動できるようにしたいです。他方、自力再建や公営住宅に移る人が出て、仮設住宅団地も空き家が増えています。27日に総理と訪問した野田村の仮設住宅団地でも、「空き家」との張り紙が目立ちました。すると、防犯上もコミュニティの維持からも、集約する必要が出てきます。
新聞などでも指摘されているように、これまでの災害に比べ、仮設住宅の撤去は遅れています。それは、高台移転など住宅再建に時間がかかっているからです。
市の方針に示されているように、集約や撤去にはコミュニティの維持、引っ越しの際の手伝いなどに、配慮が必要です。これらの費用は、阪神淡路大震災の際には基金で対応しました。今回は、それも勘案して取り崩し型基金を積んであります。引っ越しの手間がかかるので、ボランティアの助けを募集しています。
岩手北部沿岸視察
今日は、総理のお供をして、岩手県に行ってきました。野田村、普代村、田野畑村、岩泉町です。災害公営住宅が完成し、入居されているところ。まだ、仮設住宅にお住まいの方。宅地の造成工事中のか所。完成した鮭の孵化場。あまちゃんで有名になった三陸鉄道にも乗りました。復興が進んでいます。もちろん、まだ時間がかかるところもあります。
新幹線の窓からは、田植えに備えて水を張った田んぼや、田起こしがすんだ田んぼが見えました。きれいな日本の原風景です。バスの窓からは、満開の桜のピンク、コブシと木蓮の白、レンギョウの黄色が鮮やかでした。まだ山々は、緑にはなっていません。ところどころに、雪が残っていました。湿原には、水芭蕉がたくさん咲いていました。
産業復興施策の一覧表
復興庁のHPで、「産業の復旧・復興」のページを再編集してもらいました。これまでの取り組み、現在の取り組み、そしてどこまで復旧が進んだか。これらを、体系化して整理してあります。この目次のページからクリックすることで、それぞれの詳しい内容を見ることができます。
再編集してくれた松田君に、お礼を言います。たくさんある情報(ページ)を、どのような分類で整理するか。これって、結構難しいのですよ。
そして、これまでにない取り組みをしてくれている各省に、お礼を言います。かつては、産業復興は事業者の自己責任でした。政府がしたのは、低利融資くらいです。今回は、国費による復旧支援をしています。自己責任から公助へと、政府の責任範囲を広げました。そうしないと、この地域では産業は復旧しません。すると、商業サービスもなく、働く場所もないのです。
ただし、産業復興はまだ道半ばです。引き続き、現場での取り組みに力を入れましょう。