講義は、第3章に入りました。授業で質問のあった、「政府の大きさ」についての補足です。2009年12月12日の記事、「3小さな政府・大きな政府論」に、わたしの考えを書いてあります。
カテゴリー別アーカイブ: 2010年春学期
2010年春学期
2010.05.22
大学院の授業は、順調に第2章を終えました。新しいリスクと対応を、個別具体に説明しています。どんどん事態が進むので、追いかけるのが大変です。世界金融危機と同時不況は、レジュメでは2008年のリーマンショックを挙げておきましたが、今日の授業では、準ずるものとしてギリシャ危機を追加しました。パンデミックは、昨年の新型インフルエンザを書いておきましたが、授業では宮崎県での口蹄疫も追加。もちろん、人への伝染病と家畜とは違います。また、世界的流行ではないので、パンデミックでもありません。しかし、それぞれ、現在進行中です。
2010.05.15
大学院の授業は、順調に第2章を進めています。私のリスクの分類に従って、先週は武力事態と災害対策を、今回は事故、犯罪、環境問題などについて、近年どのような対策がとられたかを話しました。改めて調べてみると、新しい課題ととられた対策の多さに驚きます。いずれ、皆さんにも読んでもらえる形にしたいと、考えています。連休中にかなり先まで準備しておいたので、余裕を持って講義ができます。今回講義する「新しい社会のリスク」は、私にとって初めての科目・内容です。初めての場合は、半年間の内容の割り振りや、配付資料の準備が大変なのです。
2010.05.08
大学院の授業は、第2章「政府の対応-進む対策」に入りました。社会のリスクの分類に応じて、近年とられた対策を具体的に取り上げています。武力攻撃や自然災害については、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、北朝鮮ミサイル発射などを契機に、国と地方の危機管理は大きく進みました。
2010.05.03
4月24日の第2回目の講義も、順調に進みました。少人数だと、議論をしながらすすめることができて、ありがたいですね。HPを加筆できなかったので、今ごろ書いています。