2月1日、2日と、宮城県の被災地を視察してきました。住宅再建も着実に進んでいます。次の課題は、産業再建です。特に、水産加工業と観光が大きな課題です。何度も書いているように、水産加工業は、国の補助金で施設と設備は復旧したのですが、販路が戻っていません。そこで、大手企業などとのお見合いの場である「結いの場」や、買い手を集めた商談会を開催しています。昨年開いた商談会は、生産者と買い手がたくさん集まり、またその人たちをつなぐ「仲人さん」がいて、大きな成果がありました。仙台商工会議所の幹部もそう言っておられました。この試みは、今年も開く予定です。
2月2日の朝日新聞「東日本大震災5年、現場から考える。下」は「水産復興、担い手どこに」でした。ここに書かれているように、従業員が確保できないことも、課題です。通常は、働く場がないので行政が企業誘致などに力を入れるのですが、逆のことが起こっています。また、記事では、「巨額補助金、売り上げは戻らず」も書いていますが、結いの場などの新しい支援について、触れていません。これは、書いて欲しかったですね。
カテゴリーアーカイブ:災害復興
5年後の証言
読売新聞「震災5年特集・証言」、1月31日は、飯尾潤先生の復興構想会議でした。欄外で復興庁も取り上げられ、小生も一言出てきます。
企業マッチング、結いの場
2月5日に、福島県いわき市で、「結いの場」を開きます。これは、被災地域の企業が抱える経営課題に対して、技術、情報、販路などの支援をしてくださる大手企業等を紹介する「お見合いの場」です。今回で、14回になります。だんだん、やり方も進化しています。単にお見合いさせるだけではダメなこともわかり、数次の手順を踏みます。資料p2をご覧ください。
5年後の証言
読売新聞「震災5年特集」は、昨日から、1面左+別ページ全面で、「証言」が始まりました。1月25日は、佐藤仁・宮城県南三陸町長、26日は、菅野典雄・福島県飯舘村長です。当時の生々しい証言が、綴られています。そして、5年経った現在からの検証も、重要です。ぜひ、お読みください。
東北の観光振興
1月22日に、「東北観光アドバイザー会議」を開きました。「資料」。これは、観光客数が回復しない東北に、てこ入れをするために作った会議です。外国人の訪問客を見ると、東北が一人負けの状態です。震災以前から少なかった上に、震災以後は風評被害もあり、戻っていません。全国が6割増の時に3割減であり、そもそも全国の1%でしかないのです。
観光については、これまでも様々な取り組みがされています。予算を付ければ客が増える、というものでもありません。一家言ある方々にお集まりいただきました。これまでにないアイデアが出ることを、期待しています。