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社会

人生100年時代、困った

人生100年時代が来ると、言われています。
現在、日本人女性の平均寿命は87歳、男性は81歳です。内閣府の予想では、2065年には、女性91歳、男性85歳に伸びます。現在、死亡する年齢が最も多いのは、女性93歳、男性87歳です(12月13日の日経新聞「ポスト平成の未来学」)。

先日、ある先輩が、次のようなことを話していました。「年賀状の季節だが、いただく喪中はがきを見て驚く。亡くなった方は、ほとんどが90歳代だ」と。私も、感じていました。
ある地方紙は、死亡記事(葬儀などのお知らせ)のうち、100歳以上の方は写真付きで載せていました。最初は週に数回にまとめて掲載していたのですが、最近は毎日になりました。それを取りやめるそうです。件数が多くなって、面積を取るからです。もう、珍しいことではないのです。

平均寿命は80歳代ですが、そこには、若くて亡くなった人も含まれています。いま60歳まで生きている人たちは、90歳や100歳まで生きることが多くなるのでしょう。
これはうれしいことですが、その一人となりそうな、私としては困ったことです。
私を含め、いま60歳前後の人たちは、「人生60年」と思って生きてきました。日本人の平均寿命もそうでしたし、じいちゃんやばあちゃんもそうでした。
若いときから、退職後は困るなあと思っていました。でも、「70歳で死ぬなら、10年ほどだ」と考えていたのです。
ところが、「これからは人生100年時代だ」と言われても、困りますよね。

これから30年、どのようにして充実した時間を過ごすか。これからは、余生ではなく、「第二の人生」+「余生」にしないと、30年は長いです。

エスカレーターは歩かない

エスカレーターの乗り方が、変わってきました。
いつの頃からか、右側(関西では左側)を空けて、急いでいる人を通すようになりました。私も、『新地方自治入門』(2003年)では、「このようなマナーは、これから定着するのでしょう」と書きました。
ところが、右側は空いているのに、左にエスカレーターを待つ長い列ができていることがあります。これは無駄ですよね。しかし、「急いでいる人がいるといけない」「右に立ったら、歩いて登らなければいけない」と思う人が多いようです。

最近は、「エスカレーターは歩かず、2列に並んで乗りましょう」と勧めているようです。NHKニュース。「マナーの作り方

東京名所、東京キャラクターストリート

東京キャラクターストリート」ってご存じですか。東京駅八重洲北口地下一階にある、お店が並んでいる通りです。リンク先のホームページを見て頂くとわかります。

テレビ局のマスコットキャラクター(NHKのどーもくんなど)や、ポケモン、ハローキティ、リラックマ、プリキュアなどなど。子供や若い人が見たら、絶対に喜ぶお店です。それらが、一か所に並んでいるのです。すごい数です。子供さんを連れて行ったら、数時間は動かないでしょうね、笑い。

私は、日本橋や八重洲で異業種交流会に出席したあと、丸ノ内線に乗るために、東京駅の地下通路を通るのですが、その途中に、この通りがあります。大人でも、楽しめますよ。東京の新名所の一つです。

変わる死因

11月29日の日経新聞「死期先延ばし」の記事に、「進歩する医療、変わる死因」が載っていました。
そこに、日本人の主な死因のこの100年間の変化が、図になっています。大きな変化が一目瞭然です。

かつては、肺炎や結核がダントツでした。結核は不治の病と恐れられ、小説の題材にもなりました。それが、栄養状態の改善や薬の開発で、劇的に減りました。
脳卒中も、健康診断で高血圧の人を見つけ、塩分を減らす食事や血圧を下げる薬で減りました。
他方で、がんが増えています。これは、高齢化によって増えたと説明されています。人は、いずれは死にます。他の病気による死が減ると、残る病気が死因になるのです。

薬物、アルコール依存

朝日新聞別刷りGLOBEの12月号が、麻薬を特集していました。そこに、世界と日本の比較が載っています。
大麻の生涯経験率は、諸外国では3割や4割くらいです。それに対し、日本では5%未満です。覚醒剤もアメリカが5%、イギリスが10%に対して、日本は0.5%です。桁違いに、日本は低いのです。ぜひ、この低さを保ちたいですね。

記事では、あわせてアルコールについても書かれています。アルコール障害は世界では5%、その半数(2.6%)が深刻な依存症とみられています。ハンガリーやロシアが9%、アメリカが8%です。日本は1%です。
興味深いのは、飲酒に寛容と言われる日本が、世界の半分なのです。アルコール依存や薬物依存は、規制すれば減らせるというものではないでしょう。

国民の意識が、それを支えていると思われます。
一つには、お酒には寛容でも、過度の飲酒はいけないという世間の意識です。もう一つは、薬物やアルコールに頼らざるを得ない(日本は頼らなくても良い)社会環境です。失業や将来に希望が持てなくなると、依存症になると思われます。
違法薬物は、取り締まりも重要ですが。
このような、社会の意識、文化資本を大切にしたいです。参考「社会の財産