カテゴリー別アーカイブ: 明るい公務員講座

明るい公務員講座

発刊『明るい公務員講座 仕事の達人編』

お待たせしました。『明るい公務員講座』の第2弾、『明るい公務員講座 仕事の達人編』ができました。内容は、『明るい公務員講座 仕事の達人編』のページをご覧ください。

今回も、わかりやすい内容、読みやすい文章を心がけました。どうすれば「できる職員」になることができるか。それを、上司の立場から解説しました。すなわち、上司から見た、部下職員の評価基準をお見せしました。上司は、あなたに何を期待しているか。評価基準がわかると、何をすれば良いか、何を伸ばせばよいかがわかります。

この本では、「できる職員の教科書」を目指しました。教科書とは、必要な知識を網羅し、全体の見取り図を示すことです。多くのビジネス書は、重要な項目は書かれているのですが、単なる羅列に終わっているものも多いのです。
そこで、この本では、できる職員に必要な要素を分解して、解説しました。それは、「能率」と「質」です。それぞれに、必要なコツをお教えします。
また、残業までしているのに、成果が上がらない理由と、その対策を解説しました。今求められている「働き方改革」の処方箋です。

本屋に並ぶのは、今週末(3月23日)以降とのことです。

『明るい公務員講座 仕事の達人編』

 

新著『明るい公務員講座』(2018年、時事通信社)
時事通信社アマゾン紀伊國屋ジュンク堂 三省堂

明るい公務員講座」第二弾です。
前著『明るい公務員講座』では、仕事の基本をお教えしました。本書では、次の段階に進むため、「できる職員」「仕事の達人」になるためのこつをお教えします。中堅職員、課長昇格を目指している職員向けです。上司から見た、できる職員の「評価基準」をお見せします。
できる職員とは、早く適確に仕事ができる職員です。「能率」と「質」を上げなければなりません。第1章と第2章が、能率を上げる方法です。第3章と第4章が、質を高める方法です。そして、第5章が、あなたの仕事を支える生活です。
特に、働き方改革のために、職場の無駄をなくすことについて、1章を充てました。職場の3大無駄は、会議、資料作り、パソコンです。あなたの職場でも、思い当たる節があるでしょう。

連載「明るい公務員講座」と「明るい公務員講座・中級編」から、関係部分を編集しました。この本を読んで、あなたはどの点が合格か、どの点が足らないかを点検してください。そして、どのような勉強をすれば良いか、参考にしてください。今回も、楽しく読んで、できる職員を目指しましょう。
補足説明

目次
第1章 仕事の達人になろう
第1講 できる職員 第2講 第一人者になろう 第3講 後輩を育てる
第2章 無駄をなくすスマート仕事術
第4講 会議に時間を取られない 第5講 時間をかけない資料作り 第6講 パソコンに使われない
第3章 考える力
第7講 判断力を養う 第8講 知識の多さと視野の広さ 第9講 専門分野を持つ
第4章 伝える技術
第10講 話す技術 第11講 書く技術 第12講 私の作文術 第13講 人を動かす
第5章 ワークライフバランス
第14講 二人でつくる家庭 第15講 2枚目の名刺 第16講 人生を企画する

『明るい公務員講座 仕事の達人編』印刷へ

『明るい公務員講座』の続編、『明るい公務員講座 仕事の達人編』の校正を終え、印刷に入りました。3月中に、本屋に並ぶとのことです。

昨年11月から、連載した文章の再構成、原稿の整理を始めました。結構時間がかかりました。
校正段階に入っても、悩み続けました。この表現が良いかどうかなど、悩みはつきません。
編集長と意見交換しながら、それぞれの箇所を決めました。ところが、その後でも、気になる箇所が見つかります。
時間切れで、印刷に入りました。どこかで決断しないと、終わりがないですよね。

『明るい公務員講座2』準備中

『明るい公務員講座』続編を作成中です。名づけて『明るい公務員講座 仕事の達人編』。
前著『明るい公務員講座』は、初級編でした。『明るい公務員講座 仕事の達人編』では、次の段階に進むため、できる職員になるための、仕事のこつをお教えします。中堅職員、課長昇格を目指している職員向けです。
できる職員になるためには、今の仕事に上達するとともに、判断力が必要になります。前者には「職場の技能」が、後者には「考える力と伝える術」が必要です。
経験を積むと仕事に上達します。しかし、のんべんだらりとしていては、できる職員にはなりません。上達しようという心構えが必要です。技術とともに、心構えが必要なのです。難しい仕事から逃げているようでは、できる職員にはなりませんよね。

連載「明るい公務員講座」のうち『明るい公務員講座』に入れた残りと、「明るい公務員講座・中級編」の一部を再構成しました。職場で必要な技術と心構えのほかに、職場の無駄についても解説しました。働き方改革には、職場の無駄を削減することが必須です。

連載した内容をどのように再構成するか、かなり悩みました。「この本では、何を伝えたいか」。その観点から再構成すると、きれいに整理できました。
文章も、大胆に削除しました。「せっかく書いたんだから、残しておきたいなあ」とも思うのですが。読みやすくするために、ばっさり削りました。
構成は決まり、文章を磨くために、ゲラに手を入れています。編集長にせかされて、新幹線中でも、せっせと作業しています。

お役に立った「明るい公務員講座」

先日、若手職員から、報告がありました。
前の職場でのことです。仕事をどう進めたら良いか、分からなくなったのだそうです。その職場でも前例のない案件を、担当したのです。
どうして良いかわからない。相談する人も、いなかったとのこと(ここが重要なのですが)。
かなり落ち込んで、そのうちに、何を悩んでいるか分からなくなったのです。「私一人ができないのか、誰がやってもできないのか」と悩みました。

そのとき、知人が「明るい公務員講座」読んでみたらと、助言をくれました。読んでみたら、「第2章と第3章が、私のことだ」と思えたそうです。それで、脱出できたとのこと。
よかったですね。お役に立てて、うれしいです。