カテゴリー別アーカイブ: 明るい課長講座

生き様-明るい課長講座

人を傷つける天才

日経新聞私の履歴書、今月は、鈴木茂晴・大和証券会長です。株の営業一筋から、突然、社長秘書に移動します。そこで、いろんなことを勉強されます。
16日の文章から。

・・・部下の説教でも、ちょっとした配慮があれば全然違う。私が知る支店長の中に、人の心を傷つけるボキャブラリーが天才的に豊富な人がいた。この人に怒られると、自分の存在価値がゼロのような気分になり、働く気がうせた。
一方で、ミスをしたとき「君のような優秀なやつが、どうして……」などと言われると、素直に反省し、挽回するぞと思ったものだ。

部下からみて、仕えたい上司とはどんな人か。私が思う優れた上司とは、ずばり決断できる人だ。どんなに厳しい人でも決断してくれる上司はいい上司だ。一方でやさしく人柄もいいのだが、決めてくれない上司には仕えたくない・・・

生活のリズム

今月も、もう23日です。いつの間にか、22日も過ぎてしまいました。「今月は何をしたのか」と悩んでしまいます。毎日いろいろと忙しいのですが、振りかえると、これと言ったこともしていないのに。時間だけは、過ぎていきます。そして、もう1週間で、今年も終わります。さて、今年は何をしたか。

かつて、休日もなく忙しかったときに、「リズムに欠ける、節目の少ない仕事の仕方をしているから、時間が経つことを忘れる」といった趣旨のことを書きました。
最近は、その頃に比べれば、それほど忙しくはありません。毎週、福島と東京を行き来し、その中で毎日リズムのある生活をしているのに、時間が早く経ってしまいます。

そのときも書きましたが、1週間、1か月という単位で、「何をしたか」を振りかえらないと、充実した時間を感じることはできないのでしょう。
学生時代は簡単でした。勉強が進むことが、自分でも分かりましたから。公務員になると、期首と期末の自己申告と上司との面接で、その期間に何をしたかが明らかになります。

管理職にも自己申告はあるのですが、何をするか何をしたかは、より自分で考える必要があります。「何をしたか」を評価するには、事前に「何をするか」を決めておく必要があります。
そして、事前に書き出した来週の予定、今月の予定、今年の課題を達成して、「よっしゃー」というかけ声とともに、書いてある項目を赤鉛筆で消していくのです。『明るい公務員講座』p40以下、『明るい公務員講座 仕事の達人編』p20

充実した生活を送るには、リズムとともに、節目節目の成果とその確認が必要ですね。

疲れ、3種類+2

夜の異業種交流会が、続いています。この季節、皆さんも、忘年会が多いでしょう。連日続くと、疲れますよね。
歳をとると、なおさらです。疲れを少なくするために、簡単に終えてもらうか、みんなを残して、お先に失礼しています。

お酒の量は抑えるように努力しているのですが、食事で太ってしまいます。
「出席しても、お酒を飲まない、食事は残せば良いでしょ」との声が聞こえてきそうですが。それができないのが、貧乏人の悲しさです。

疲れには、肉体的疲労、神経的疲労、精神的疲労の3種類があると聞きました。
肉体的疲労は、運動や体を動かす仕事をした場合です。
神経的疲労は、勉強や机で難しい仕事をした場合です。体を動かしていませんが、脳を使っています。睡眠不足も、これでしょう。
精神的疲労は、対人関係です。ストレスがたまります(ストレスの話)。
でも、もう一つあるようです。食べ過ぎ、飲み過ぎです。これは、内臓の疲労でしょう。

と書いてから、もう一つ思い浮かびました。病気です。風邪やインフルエンザ、あるいは他の伝染病にかかったとき、熱が出て疲れますよね。しんどいです。あれは、どの部位の疲れなのでしょうか。

ストレスを数字化する

12月3日の日経新聞、「強気デスク、上司に緊張  取材班、「心見える化」試す」から。あなたなら、どのような数字が出ますかね。

・・・テクノロジーで人間の心や精神の動きを浮き彫りにする「新しき理解者」が登場し始めた。個人の内面までをも数字で表すデータ化の波に、私たちはどう向き合っていくべきか。取材班は実際に最先端技術を試してみた・・・
・・・10月下旬、取材班は繊維メーカーのミツフジ(京都府精華町)から「ストレス値を計測できるシャツ」を貸してもらった。社内でも「気性が荒い」と評判の男性デスク(44)が真っ先に手を挙げ、そのままオフィス内で着用し始めてしまった。
シャツは胸部の裏地に「電極」となる銀繊維が縫い込まれている。これで心拍や心電データなどを測り、シャツに付けた小型送信機でスマートフォンにデータを送る。「ストレス値」は100点満点で見える化され、アプリでリアルタイムに確認できる・・・

・・・我らがデスクはどうか。計測し始めた途端、ストレス値は95と出た。会社が嫌いなのだろう。彼は気持ちを落ち着けるため、後輩記者と冗談を交わし始める。数値は38まで急降下した。
だがその10分後。直属の上司に声をかけられ、デスクのストレス値は再び89に急上昇した。上司がよほど苦手なのか、こわもてなのに案外かわいい。
デスクは「ストレスは自分では意識したことがなかった。数字で見えるのは面白い」とのこと・・・

・・・デスクの実験は1週間続いた。当初「家族といる時に数値が上がったらどうしよう」と心配していたが、休日は20~30台で安定。彼にとっても家は安息の場とわかりほっとした。
ただ実感と食い違うこともあったようだ。デスクが深夜、気分転換にマージャンゲームをやり始めると数値は95に跳ね上がった。勝負事に臨む緊張感がストレスと分析されたのだろう・・・

夫婦げんかに「勝たない、勝てない、勝ちたくない」

NHK News UP「妻には “勝ちたくない”?」(11月22日掲載)を教えてもらいました。詳しくは、原文を読んでいただくとして。
「全国亭主関白協会」なるものがあるそうです。そして、関白の意味するところは、「もともと関白は天皇を補佐する役目。夫は関白となって常に支えるというのが、正しい解釈ですよ」とのこと。ここからして、既に、夫は妻に負けています。

その団体が提唱している「非勝三原則」があります。夫婦げんかに「勝たない、勝てない、勝ちたくない」です。(苦笑)
私をはじめ、世の中の多くの男性は実行しているはずです。あるいは、まだ気がつかず、ムダな抵抗をしているのかも。

ところで、11月22日の「いい夫婦の日」を提唱したのは、財団法人の余暇開発センター(現在の日本生産性本部)で、時期は昭和63年だったそうです。この「いい夫婦の日」も嘘くさいですね。1年で1日だけいい夫婦なんて・・・。

参考「亭主関白型から平等家庭へ、この半世紀の大転換