カテゴリーアーカイブ:著作と講演

連載「公共を創る」第140回

2023年1月20日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第140回「政治主導を巡る近年の状況」が、発行されました。前回から、1990年代と2000年代に大きな改革が行われた後、どのような改革の取り組みが行われてきたかについて、説明しています。今回は、政治主導、官邸主導、内閣人事局の設置を取り上げました。

全体を通してみると、その後の改革の取り組みは下火になりました。他方で、行われた改革は、後戻りすることなく定着しています。
課題は、制度を変えればすむものでなく、運用を変える必要があるものです。それは特に政治主導についていえます。これについては、まだ道半ばであるというのが、私の評価です。

民主党政権が、官僚を排除した政治主導を目指しました。東日本大震災被災者支援本部事務局で、松本防災大臣や仙谷副長官から「責任は取るから、君たちは思う存分働け」と指示をいただき、私を含めた官僚たちは力を発揮することができました。各府省幹部との連絡を密にするため、廃止された事務次官会議に代わる情報交換会議も作ってもらいました。それが後に、次官たちが集まる各府省連絡会議に発展しました。そのような記憶も書いておきました。

関西学院大学丸の内講座

2023年1月19日   岡本全勝

今日1月19日は、関西学院大学の生涯学習、丸の内講座に出講してきました。村尾信尚教授が開いておられる「エグゼクティブコース不確実性の時代に向き合う」の一コマです。夜の18:30から20:30、東京駅前でです。
私の題は、講座の主旨にあわせて「想定外は起きる-東日本大震災で学んだこと」です。私の体験を軸に、考えたことをお話ししました。みなさん、熱心に聞いてくださいました。よい質問も相次ぎました。

富士山が噴火した場合について紹介したのは、鎌田浩毅・京都大学名誉教授。本は例えば「富士山噴火 その時あなたはどうする」(2021年、扶桑社 )、「富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ」(2019年、講談社ブルーバックス新書)。

今週は、15日日曜日の福島県郡山市の報告会から始まり、16日の滋賀県大津市での講義、18日埼玉県上尾市での女性管理職研修、そして今日の関学での講演。よく頑張りました。

上尾市女性管理職研修

2023年1月18日   岡本全勝

今日1月18日は、上尾市女性管理職研修の講師に、埼玉県上尾市まで行ってきました。
上尾市は女性の管理職登用が進んでいるのですが、他の職場と同じように、まだその途上にあります。

そして、彼女たちも苦労しています。男社会であった職場で、女性が男性と同様に処遇され、さらに管理職になるのは、みんなが慣れていないのです。
それは、男性管理職にも、当てはまります。多くの管理職が、自分が学び経験してきたことと違う世界になって、困っているのです。昭和後期にできあがった、日本型労働慣行を変える途上にあるのですが、それもまだ途中です。
女性職員をどのように使ったらよいか、女性幹部のどのように仕えたらよいか、仕事に全力を尽くさない職員や、増える心の病の職員をどのように扱えばよいのか。再任用職員の扱い方なども。
それらの背景と、処方箋をお話ししてきました。

サントリーみらいチャレンジプログラム報告会2

2023年1月17日   岡本全勝

先日報告した「サントリーみらいチャレンジプログラム報告会」を、福島中央テレビが取り上げてくれました。「サントリーの被災地支援「みらいチャレンジプログラム」報告会」。
このように取り上げてもらうと、広く周知できます。ありがとうございます。

映像には、私も発言している(なにか、登壇者をけしかけているような)様子が映っています。

全国市町村国際文化研修所で講義

2023年1月16日   岡本全勝

今日1月16日は、全国市町村国際文化研修所に、講師に行ってきました。この研修所は、滋賀県大津市にあり、私の勤めている市町村職員中央研修所の姉妹校です。

研修内容は「災害発生時の市町村の対応」で、5日間にわたります。1990年代まで、日本は比較的安全を享受していました。ところがそれ以降、大震災、豪雨被害、安全保障の危機、感染症拡大など重大な危機が続発しています。災害対応は、自治体職員の必須科目になりました。
私の講義は研修の冒頭で、「大規模災害に備えて~想定外は起きる~」。経験を元に、その要点や心構えを話してきました。私の次のコマは、室田哲男・元消防庁国民保護・防災部長が、より具体的な話をします。