「講演」カテゴリーアーカイブ

講演

人事院、課長補佐級リーダーシップ研修

今日8月26日は、人事院の「課長補佐級リーダーシップ研修」で、公務員研修所(埼玉県入間市)に行ってきました。
二泊三日の研修なので、コロナの下で実施できるか心配だったのですが、いろいろ配慮して実施されました。

私の主題は、東日本大震災への政府の対応、原発被災地の現在とこれから、そしてリーダーに期待することです。話したい内容は山ほどあるのですが、そこをかいつまんで90分。残り30分は、質疑です。
皆さん熱心に聞いてくれ、さらに鋭い質問も。将来の日本を背負って立つ人たちなので、私も突っ込んで話しました。ああ、話したりない・・・。

補足。「麻生内閣の主な政策体系」は、ここに保存されています。

千葉県庁で講演

今日7月9日は、千葉県庁に、管理職研修の講師に行ってきました。当初はもっと早い時期に予定されていたのですが、コロナウィルスの影響で、今日になりました。
200席の会場に、80人あまりの受講生です。皆さん、熱心に聞いてくださいました。広い会場で、空席を作って座るようにしてありました。演壇の私との距離も遠く取ってあり、私はマスクなしでしゃべることができました。

演題は、危機対応です。千葉県では、昨年10月に豪雨災害に見舞われました。対応が遅れたのではないかと、批判が出ました。
これまで災害の少なかった地域でも、地震や風水害が起きています。安全だと思われていた地域も、安心しておられません。また、管理職としては、地域の危機と、職場の危機にも対応しなければなりません。新型コロナウィルスは、その両方です。住民の安全と、職員・職場の安全を守らなければなりません。

前例があることなら、役所は上手に対応します。経験があり、知識も蓄積されています。対応要領があり、訓練なども行います。前例のないことにどのように対応するか。これは、難しいです。
私のいくつかの経験を元に、役に立つであろうことを話してきました。こんな時は、経験や失敗の数が多い方が、話に具体性が出るのですよね(うれしいやら、悲しいやら・・)。

講演の準備

コロナウイルスの影響で、3月から6月に予定していた講演などが、中止や延期になりました。
「ビデオでやりませんか」というお誘いもありました。かつてビデオ収録をしたこともあるのですが、観客がいないと、どうも乗りません。で、今回はお断りしました。
知人の大学教授たちに聞くと、皆さんオンライン授業をしておられます。やってみると、慣れるとのことです。

私の講演会は、いくつかは延期して、対面で行うことになりました。
それで、話す内容やレジュメの準備を始めました。久しぶりに行うとなると、勘が戻りませんね。話す内容と配る資料などはかっちり作るのですが、話す際にどこでどれくらいの時間を使うかです。良く準備しないと、壇上で立ち往生するかな。

双葉郡町村議員研修会で講演

今日は、双葉郡町村議会議員研修会で、話をしてきました。
原発事故で避難指示が出た双葉郡。順次、避難指示が解除され、にぎわいが戻りつつあります。しかし、まだ帰還できない地域もあります。また、指示が解除された地域でも、住民が戻っていない地域もあります。
議員さんたちは、様々な意見を持った住民の中で、苦労しておられます。ご自身も、被災者であり、帰還できず避難している方もおられます。

これから、どのようにしたら、残る区域を避難解除できるか、解除した地域ににぎわいを取り戻すことができるか。簡単に答えが出る課題ではありません。
関係者の方と知恵を出し、国として責任を果たす方策を続けなければなりません。
今日は、少々難しいお話しでした。

栃木県庁で講演

今日1月27日は、栃木県庁で管理職研修の講師を務めてきました。題は、働き方改革です。
いまや、日本社会の重要課題になりました。しかし、日本の雇用慣行と労働慣行は、この国のかたちの結節点です。仕事の仕方、職員の評価から始まり、帰宅後の居場所作り、教育のかたちなども変える必要があります。
日本人にしみこんだ働き方は、そう簡単に変えることができるものではありません。私の講演を聴いただけで、変わるようなものではありません。

とはいえ、皆さん方の刺激になるような話をしてきました。昭和の仕事人間が、どのようにして、残業嫌い人間に変身したかです。140人を超える管理職の方が、メモを取りながら、聞いてくださいました。
きょうお話しできなかった、仕事の能率を上げるコツは、「明るい公務員講座」シリーズを読んでもらうこととして、拙著を寄贈してきました。

補足です。参考になる記事などを紹介しているのは、「明るい課長講座」と「生き方」のページです。