令和3年1月21日に、朝日新聞社などの主催で、21世紀文明シンポジウム「東日本大震災から10年~復興の教訓と未来への展望」が開かれます。その基調講演を勤めます。もう1人の基調講演は、御厨貴先生です。ほかに、パネル討論もあります。
11月28日の朝日新聞朝刊1面右下に、お知らせが出ています。オンラインでの開催です。ご関心ある方は、申し込んでください。「概要と申し込み」「案内」
講演
今日10月5日は、大津市にある全国市町村国際文化研修所で講義をしてきました。トップマネジメントセミナーです。私が経験した、千年に一度の大震災対応について話してきました。100人を超える方が、熱心に聞いて下さいました。
地域での災害、組織での危機などが、しばしば起きるようになりました。想定外のことも起きます。その際に、どのように対応するか。自治体幹部にとって、危機に備えることは、必須科目になりました。
補足です。講義の中で話せなかった、お詫びの仕方は、「お詫びの仕方・形も大切」「お詫びの仕方・中身が大切」です。
今日8月26日は、人事院の「課長補佐級リーダーシップ研修」で、公務員研修所(埼玉県入間市)に行ってきました。
二泊三日の研修なので、コロナの下で実施できるか心配だったのですが、いろいろ配慮して実施されました。
私の主題は、東日本大震災への政府の対応、原発被災地の現在とこれから、そしてリーダーに期待することです。話したい内容は山ほどあるのですが、そこをかいつまんで90分。残り30分は、質疑です。
皆さん熱心に聞いてくれ、さらに鋭い質問も。将来の日本を背負って立つ人たちなので、私も突っ込んで話しました。ああ、話したりない・・・。
補足。「麻生内閣の主な政策体系」は、ここに保存されています。
今日7月9日は、千葉県庁に、管理職研修の講師に行ってきました。当初はもっと早い時期に予定されていたのですが、コロナウィルスの影響で、今日になりました。
200席の会場に、80人あまりの受講生です。皆さん、熱心に聞いてくださいました。広い会場で、空席を作って座るようにしてありました。演壇の私との距離も遠く取ってあり、私はマスクなしでしゃべることができました。
演題は、危機対応です。千葉県では、昨年10月に豪雨災害に見舞われました。対応が遅れたのではないかと、批判が出ました。
これまで災害の少なかった地域でも、地震や風水害が起きています。安全だと思われていた地域も、安心しておられません。また、管理職としては、地域の危機と、職場の危機にも対応しなければなりません。新型コロナウィルスは、その両方です。住民の安全と、職員・職場の安全を守らなければなりません。
前例があることなら、役所は上手に対応します。経験があり、知識も蓄積されています。対応要領があり、訓練なども行います。前例のないことにどのように対応するか。これは、難しいです。
私のいくつかの経験を元に、役に立つであろうことを話してきました。こんな時は、経験や失敗の数が多い方が、話に具体性が出るのですよね(うれしいやら、悲しいやら・・)。
コロナウイルスの影響で、3月から6月に予定していた講演などが、中止や延期になりました。
「ビデオでやりませんか」というお誘いもありました。かつてビデオ収録をしたこともあるのですが、観客がいないと、どうも乗りません。で、今回はお断りしました。
知人の大学教授たちに聞くと、皆さんオンライン授業をしておられます。やってみると、慣れるとのことです。
私の講演会は、いくつかは延期して、対面で行うことになりました。
それで、話す内容やレジュメの準備を始めました。久しぶりに行うとなると、勘が戻りませんね。話す内容と配る資料などはかっちり作るのですが、話す際にどこでどれくらいの時間を使うかです。良く準備しないと、壇上で立ち往生するかな。