カテゴリー別アーカイブ: 講演

講演

とうほくNPOフォーラム登壇2

5月26日に登壇した「とうほくNPOフォーラムin南相馬2020」の開催報告が、掲載されました。私の基調講演

なお、主催者である、@リアスNPOサポートセンターから、被災者の見守り事業の実績を載せたサイトを教えてもらいました。関心ある方は、ご覧ください。
「復興の終わり」は「地域づくりの始まり」。7 年間の見回り・見守りで積み重ねた「信頼」と、地域内の「気づき」を、今後の活動にまで活かせるように Dynamics 365 を活用
釜石市がDynamics 365を活用した復興住宅の巡回管理システム

朝日新聞ポッドキャストに出ました3

朝日新聞ポッドキャスト」の続きです。当日の録音風景を写真に撮ってもらったので、記念に残しておきます。収録は、6月7日、朝日新聞本社です。
放送局のようなスタジオではなく、普通の会議室でした。コロナ対策で、距離を取っています。
指向性の強いマイクとのことで、目の前にぶら下げられました。目障りでした。でも、私が机をたたいた音は、全く聞こえなかったですよね。

 

 

 

 

 

 

朝日新聞ポッドキャストに出ました2

朝日新聞ポッドキャストに出ました」の、裏話です。
ふだんの講演は、話の骨子を配り、図や写真を使うのですが、ラジオではそうもいきません。聞いている人がわかるように、かみ砕いて説明するようにしました。あわせて、ゆっくり話すこと、語尾をはっきりすることを心がけました。

記者さんの取材は何度も受けているので、お気楽に構えていました。秋山さんとは旧知ですし、質問も粗々事前に聞いていました。話が始まると、勝手が違いました。
取材の際は後で訂正できますが、ラジオはそうはいきません。もっと緊張して、ゆっくり考えて、言葉を選んで話すべきでした。

途中で秋山さんから、「机をたたくな」のジェスチャーが入りました。話に熱中して、身振り手振りを加えていたら(ラジオですから見えませんよね)、机をたたいていました。
ふだんテレビで見ているアナウンサーは、その道のプロなのですね。

冒頭は、私の紹介やら名前の由来やら、本論と関係ない話が続きます。多くの人は私を知らないでしょうから、これも必要なのでしょう。最後に、秋山さんのサービスで、このホームページを紹介しました。この項続く

朝日新聞ポッドキャストに出ました

朝日新聞ポッドキャストに出演しました。「霞が関とNPOは、社会を支える仲間だった 「官邸の怪人」が受けた衝撃」(6月24日配信)。秋山訓子さんのインタビューです。ポッドキャストは、インターネットで聞くラジオです。私のような元官僚の話を誰が聞くのか、疑問はあるのですが。36分にもなります。
・・・かつて政権の中枢を支えたこともある元復興庁事務次官の岡本全勝さんは、東日本大震災の現場でNPOの働きに目を見張ります。行政がNPOを「使う」のではない、社会を共に支える存在だ。現場で何があったのか、秋山訓子編集委員が聞きました・・・

官僚だった私が、どのようにして非営利団体と親しくなったのか、復興行政で非営利団体とどのように協働したのか。その点を、お話ししました。
今となっては、非営利団体と行政との協働は普通ですが、10年前はそうではありませんでした。行政にとって、非営利団体はかつての呼び方では市民活動団体であり、別の世界の人たちでした。いまなら許されるでしょうが、行政にとっては異議申し立てをする「やっかいな人たち」と思っていました。いまでも、そう思っている人もいるでしょう。

10年経って、地域おこしや子どもの貧困など孤独問題において、非営利団体は、なくてはならい存在になりました。行政も、当初から彼らをアテにしています。先日も、湯浅誠さんと、そんなやりとりをしました。
「水と油が混ざった」と表現してもよいでしょうか。大震災時の被災者支援、復興という過程において、彼らとの協働を進めたことは、私にとって大きな発見と挑戦であり、いささか自慢です。

朝日新聞のポッドキャストは、たくさんの人が聞いているとのことです。多くの人は何かをしながら、聞いているのでしょう。
ところで、朝日新聞のポッドキャストのページには、記事になったものだけ掲載され、私の出演した番組は出てきません。番組表のないラジオなのですね。誰がどのようにして見つけるのでしょうか。不思議です。この項続く

日本NPO学会に登壇

今日19日は、日本NPO学会の公開シンポジウムに登壇しました。「非営利セクターの現在地―東日本大震災から10年、達成されたこと、積み残された課題」

先日の「とうほくNPOフォーラム」に続いての、NPO関係シンポジウムです。私は非営利活動の専門家ではないのですが。東日本大震災で協力いただいたことから、恩返しで登壇しました。今回も、自宅からオンラインで参加です。画面を見ると、150人ほどの人が参加しました。

大震災での非営利団体の活躍、復興庁や市町村との協働で、非営利団体とその活動は、社会に認知されたと思います。
その後の災害では、非営利団体の活動は「標準」になりました。また、地方創生や子どもの貧困対策では、重要な主体となっています。これは、10年前には想像できなかったことでしょう。
公私二元論から官共業三元論とすべきこと、その際の論点を述べました。

湯浅誠さんとは登壇時間が別だったのですが、お互いに相手を意識した発言をしていました(苦笑)。