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講演

サントリーみらいチャレンジプログラム報告会2

先日報告した「サントリーみらいチャレンジプログラム報告会」を、福島中央テレビが取り上げてくれました。「サントリーの被災地支援「みらいチャレンジプログラム」報告会」。
このように取り上げてもらうと、広く周知できます。ありがとうございます。

映像には、私も発言している(なにか、登壇者をけしかけているような)様子が映っています。

全国市町村国際文化研修所で講義

今日1月16日は、全国市町村国際文化研修所に、講師に行ってきました。この研修所は、滋賀県大津市にあり、私の勤めている市町村職員中央研修所の姉妹校です。

研修内容は「災害発生時の市町村の対応」で、5日間にわたります。1990年代まで、日本は比較的安全を享受していました。ところがそれ以降、大震災、豪雨被害、安全保障の危機、感染症拡大など重大な危機が続発しています。災害対応は、自治体職員の必須科目になりました。
私の講義は研修の冒頭で、「大規模災害に備えて~想定外は起きる~」。経験を元に、その要点や心構えを話してきました。私の次のコマは、室田哲男・元消防庁国民保護・防災部長が、より具体的な話をします。

サントリーみらいチャレンジプログラム報告会

先日書いたように、今日15日は、サントリーみらいチャレンジプログラム報告会に出席のため、福島県郡山市に行ってきました。
内容は、次のようなものです。
・第1期・第2期助成先代表による成果発表
・プログラム審査員による講評および話題提供
・第3期募集に向けた本プログラムの概要紹介
・第1期・第2期助成先の活動紹介コーナー・交流会

報告発表者は3団体、1個人。
しゅふコミ」:子育て世代の応援
はるなか」:後継者のいない漆産業を続けるためのウルシの木の育成
ロータス」:親子で遊べる屋内広場
葛力創造社」:全村避難を余儀なくされた過疎の村で、祭りを復活。

それぞれに、素晴らしい活動をしています。孤立防止、困っている人の支援、地域おこしと。申請内容を審査して選んだのですが、正直、これだけのことをやっておられるとは、改めて感心しました。私の出番は、それぞれの発表に講評をすることですが、いくつか質問することとお礼を述べることでした。勉強になりました。

発表のほかに展示もあり、外国出身の方がやっている在留外国人の子どもさんたちへの支援などもありました。地域で孤立している子どもに、居場所を作っています。いろいろ事情を聞くこともできました。
これらの活動を広く知ってもらい理解してもらうこと、参加者を増やすこと、行政が支援できないか検討することが課題です。

宮城大学で講義

今日1月12日は、宮城大学に講義に行ってきました。小沢 晴司教授のお招きで、事業構想学群「地域活性化とビジネス」の授業で「大震災復興での民間の役割」について話しました。講堂に180人の学生が集まって、熱心に聞いてくれました。

小沢先生は、環境省で勤務された研究者です。福島の原発事故からの復興、放射性物質の除染で、共に苦労した同僚です。環境の専門家であるだけでなく、産学連携も手がけてておられ、その点で私を招いてくださいました。

1月15日、サントリーみらいチャレンジプログラム報告会

1月15日に福島県郡山市で、サントリーみらいチャレンジプログラム報告会が開かれます。「みらいチャレンジプログラム」は、サントリーが東日本大震災復興を支援してくださっている企画です。その成果の発表会です。
一般の方も参加可能ですが、12日までに申し込む必要があります。「申込書

私は審査員を引き受けているのですが、採択の際の審査には悩みます。地域の社会課題に取り組もうとしている人や団体が、たくさんおられます。行政が支援すべき、あるいは引き受けるべき事業と思われるものもたくさんあります。まだまだ、行政の手が及んでいないことが多いのです。もっとも、このような企画すべてを行政が引き受けるのではなく、地域の有志や企業が盛り上げてもらうことが、社会づくりになります。
この支援は、財政的に応援するだけでなく、そのような挑戦があることを社会に知ってもらうことも目的だと思っています。