カテゴリーアーカイブ:講演

千葉県市長会で講演

2026年1月23日   岡本全勝

今日1月23日は、千葉県市長会に呼ばれて、千葉市で講演をしてきました。県内には37の市があります。
今日の題は、主催者の要望で「2040年の市役所ー地域と市役所はどう変わるか、どう変えるか」です。自説である「日本社会は大転換中」を具体例でお話しし、地域社会を維持することと市役所を運営することの課題を示しました。

経済と社会が大きく変わっています。国民や住民の悩みも変わってきています。日本が経済発展していた時期には、役所は増大する人口と生活水準の向上に合わせて、行政サービスを確実に提供し、その質量の拡大をしていれば、住民の期待に応えることができました。ところが、高齢化と人口減少が進むと、雇用の場がなくなり、各種サービスが提供されなくなって、暮らしにくい地域が出てきたのです。そこでは、市町村役場が良い行政サービスを提供しているつもりでも、人々は便利に暮らしていくことができません。
社会の変化は、市役所の力の及ばない部分があります。それを前提としつつ、どのように対応するのかを、考えてもらいました。

尼崎市幹部研修

2026年1月19日   岡本全勝

今日1月19日は、尼崎市役所の幹部研修講師に行ってきました。市長をはじめ、100人もの幹部と管理職が、熱心に聞いてくださいました。
主催者からいただいた題は「リーダーシップと危機管理」です。これだとあまりに広いので、いくつか論点を絞ってお話ししました。社会と職場が転換期にあること、幹部養成をやってこなかったこと、幹部は日々の執務で試されていること、幹部が試される危機の時などです。

抽象論は響かないので、数値や事例(私の失敗など)を入れて、一緒に考えてもらうようにしました。いつものことです。
最近の研修では、班別討議を組み合わせて、参加による効果を狙っているのですが、会場の都合で断念。宿題にしました。長めの質疑の時間を取ったら、鋭い・難しい質問がたくさん出ました。

ふくしま復興とSDGsを考える県民シンポジウム2025

2025年12月7日   岡本全勝

12月7日は、福島県の催し物「ふくしま復興とSDGsを考える県民シンポジウム2025」に行ってきました。場所は、Jヴィレッジです。

私の役割は、事例発表について意見を述べることです。
4人の方(女性3人、男性1人)は、被災地で起業しています。被災地出身の人も、外から移住した人もおられます。若くて(若いから)、企画力と実行力があり、頼もしいかぎりでした。大企業や役所のような、古くからある大きな組織には見られない力です。このような力が、新しい事業を興し、停滞を打ち破ってくれるのでしょう。困難もあるでしょうが、乗り越えていってほしいです。

福島県は総合計画にSDGsを取り入れています。これについては、連載「公共を創る」第244回(12月25日)で紹介しています。

マッセ大阪で講義

2025年11月28日   岡本全勝

11月28日は、マッセ大阪での講義に、大阪市に行ってきました。関西大学大学院と共催の「公共政策に関する特別セミナー」です。
私の講義は「2040年の市町村職員-確実性と不確実性-」です。林宏昭先生と相談の上、このような主題にしました。参加者に、現在と将来の課題を考えてもらうためです。 その後、3グループに分かれ、設定した議題について話し合いを行い、結果の発表とグループ間での質疑応答を行いました。
グループ討議は、初めて出会った職員たちですが、すぐに活発な議論になりました。

千葉県町村議長会で講演

2025年11月21日   岡本全勝

11月21日は、千葉県町村議長会での講演に、千葉市に行って来ました。
主題は「2040年、地域と役所はどうなるか~日本は転換中」としました。
日本全体での人口減少と東京一極集中、長期経済停滞、雇用格差、働き手不足と外国人労働者の増加など、地域社会はこれまでにない課題を抱えています。では、今後どのようになるのか。かなりの確実性を持って言える部分と、不確実なものがあります。それら課題を嘆いているのではなく、改善していかなければなりません。

連載「公共を創る」で主張しているように、長い歴史で見ると、日本は大きな曲がり角にあります。
1 長い弥生時代の終わり=地域の暮らしの変化。昭和後期の経済発展による、稲作と農村の暮らしの終わり。
2 長い明治時代の終わり=行政と経済手法の変化。経済発展の達成による、欧米を手本にした発展の終わり。
3 長い昭和時代の終わり=働く女性が増えたことによる、家族と働き方の大変化。
これらを基に、停滞から再生へ転換するために、どう考えるべきかをお話ししました。