「皆さんの働きが、社会を変えます。官・共・私が支える社会へ」
「東北復興新聞の巻頭言」(2012年7月2日)
東北復興新聞に、巻頭言を寄稿しました。この新聞は、東北復興に携わる人たちの情報共有のための新聞(紙とインターネット)です。
阪神淡路大震災は、後に「ボランティア元年」として記憶されましたが、今回の大震災では、さらに組織ボランティア(NPO)と企業の大きな役割が認識されたことが特徴だと、私は考えています。また、これを機会に、復興の場で、NPOや企業と連携し、いかにうまくまちと暮らしを復興させるかを考えています。誤解を恐れずに言うと、これからの「公」の新しい形をつくる実験の場と考えています。それは、行政が自らの限界と、得意分野への集中を考える場でもあります。そのような趣旨を、書きました。
「寄稿や記事」カテゴリーアーカイブ
雑誌への寄稿や取り上げられた記事、講演録など
雑誌への寄稿
「東日本大震災の経験と教訓」
月刊『地方財務』2012年1月号(出版社ぎょうせい)の特集「地方行財政2011年の三大ニュースと2012年の展望」に、「東日本大震災の経験と教訓」を寄稿しました。発災以来9か月の震災対応実績と今後の課題を、簡単に整理しました。ご関心ある方は、ご覧ください。
雑誌への寄稿
「復興を担う地方公務員」
全国市議会議長会と町村議長会の月刊誌『地方議会人』12月号の特集「新しい公務員像」に、「復興を担う地方公務員」という題で寄稿しました。被災地の地方公務員に期待されること、全国の公務員に期待されること、そして市町村議員に期待されることを、これまでの活躍に感謝しつつ述べました。ご関心ある方は、ご覧ください。市町村議会の図書室にあります。
雑誌への寄稿
講演録やインタビュー
講演録「博物館のアウトプットと予算査定」(2008年6月、日本社会教育学会ラウンドテーブル)『追手門学院大学・博物館学芸員課程年報』第24号、2010年4月
2008年6月に、日本社会教育学会のラウンドテーブル「博物館のアウトプットと予算査定」に出席しました。その時の私の報告と質疑が、活字になりました。「追手門学院大学・博物館学芸員課程年報」第24号です。追手門学院大学の瀧端真理子先生に、呼ばれて行った時の記録です。速記録は早くにできていたのですが、私が総理秘書官になって手が回らず、この時期になってしまいました。すみませんでした。
1990年代に各地で公立博物館がたくさんできたことの財政的背景や、その後縮小された事情。博物館の予算を査定することの難しさなどを、お話ししました。博物館や美術館にどれだけ公費をつぎ込むべきか、またどの分野に配分すべきか。それは、理屈では出てこない判断なのです。
当日は、学芸員の方とお話しできて、博物館の機能や学芸員のご苦労が、少しわかりました。