3月19日の朝日新聞に「子どもの近視、発症率8歳ピーク 14歳で83.2%が近視、進んだ若年化」が載っていました。
・・・研究グループは、国が管理するレセプト情報などに関する全国規模のデータベースを活用し、2014~20年の間で0~14歳児での近視・強度近視の登録数を調べ、有病率と年間発症率を分析した。
その結果、20年10月1日時点で近視(強度近視も含む)と診断された0~14歳児は約550万人で、有病率は36・8%。近視の有病率は年齢とともに蓄積していき、14歳では83・2%まで上がった。性別で見ると、女児の有病率が男児より高い傾向だった。
年齢ごとの近視の新規発症率は8歳が最も高く、20年では1万人あたり911人。3~8歳の各年齢での発症率は14年から20年にかけて増加傾向だった・・・
・・・田村寛・京大国際高等教育院教授は「近視の原因としては7割が遺伝的要因で3割が生活習慣など環境要因とみられてきた。子どもたちの生活の中で屋外での遊びが減る一方、デジタル機器を使ったゲームや勉強などの手元の作業が増えた結果、近視になるのが若年化した可能性もある」と指摘する・・・
中学で8割とは驚きです。
子どもがスマホを長時間見るようになると、近視は進むでしょうね。猫背も。