的外れな指摘だったら、お許しください。
美術館に行くと、西洋絵画の解説で作者の欄に「誰々(例えばレンブラント)に帰属」と書いてあることがあります。意味は、「レンブラントの署名はないが、レンブラントの作と推定される」ということでしょう。Attributionの訳だと思います。
この「帰属」という訳語は、他によい言葉がありませんかね。「帰属」は、通常の日本語では所有を表します。「著作権が、誰それに帰属する」というように。日本画の場合は、「尾形光琳に帰属」とは使いませんよね。
三菱一号館の「シャルダン展」に行ったら、「羽根を持つ少女」の絵が2枚並んでいました。1枚は「個人蔵」、もう一つは「シャルダンに帰属」と書いてあります。見ていた人が、「こちらの絵は、シャルダンが持っていたのね」とつぶやいておられました。訂正する勇気がなかったので、黙っていました。
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休日
昨日の東京は強い雨、今日は快晴でした。ゆっくりとお休みをいただきました。昨日は雨の中、人出が少ないだろうと、美術館や本屋に行きました。でも、混雑していました。今日は、チューリップの球根を、植えました。放ってあったプランターや植木鉢が、野草の楽園と化していて、その始末が大変でした(反省)。運動不足解消に、久しぶりの善福寺川散歩も。日が暮れるのが早いですね。17時過ぎには、三日月が南の空に上がっていました。
いただいたメールに返事を出したり、はがきを書いたり。締め切りが迫っている原稿に、本格的に着手。なかなか集中できません。でも、来月はあの「年賀状書きの苦労」があるので、めどを立てておかないと・・。
今日、東京では木枯らし1号が吹き、明日はさらに寒くなるとのことです。
以上、小学生の日記でした。
魚津の物産展
11月17(土)、18(日)に、東京有楽町の交通会館で「魚津うまいもんフェア」が開催されます。富山県魚津市の物産展です。ます寿司のほか、海産物やお菓子などが出品されます。銀座方面にお出かけの方は、お寄りください。 交通会館の地下1階には、富山県のアンテナショップ「いきいき富山館」があります。
魚津市のお師匠さんからの指令で、このホームページで宣伝します。若林兄、これで良いですか(苦笑)。
魚津には、たくさんの思い出があります。新川文化ホールでフルートを吹いたとか。その勧進元が、若林さんです。詳しくは、2010年1月21日の記事をご覧ください。随分長く、フルートを触っていません(反省)。
10月も終わり
今日で、平成24年10月も終わり。今回も書くと、職員に笑われるので、「いつの間に、終わったのだ。私の許可もなく」とは書きません(といって、書いてしまいました。笑い)。
中公新書50年
今日、本屋で、『中公新書 総解説目録』(非売品)をもらってきました。たくさん積んでありました。
創刊以来、今年で50年になるそうです。書目は2,189点です。私も高校生の時以来、岩波新書、講談社現代新書とともに、結構お世話になりました。かつては、半透明のビニールのカバーが付いていましたよね。
2009年に『中公新書の森―2000点のヴィリジアン』(非売品)をもらいましたが、これは目録と言うより、識者によるアンケートでした。今度の総解説目録は、品切れのものも含めて、解説付きで載っています。ぱらぱらとめくると、昔読んだ本が並んでいて、懐かしいです。たくさん、品切れになっています。というか、新書という性格なのに何十年も売れ続けている方が、すばらしいことでしょう。
冒頭に、加藤秀俊先生が「創刊のころ」を書いておられます。そこに、中公新書の末尾(奥付の次のページ)に付いている「刊行のことば」(ついてないものもあります)は、加藤先生が32歳の時に書かれた文章だということが、「種明かし」されています。「1冊あたり1円の印税」と提案したけれども、買い切りの原稿料になったと、書いておられます。
・・1冊につき1円というあの冗談が実現していたら、私はかなりの資産家になっていたにちがいない。でも、そんなことはどうでもよい。こうして50年をこえて、なおじぶんの書いた文章が数々の名著の末尾にかかげられていることこそ、わたしにあたえられた最高の報酬だと思っている・・