カテゴリー別アーカイブ: こだわりのモノ

生き様-こだわりのモノ

朱字の万年筆

万年筆のうち2本のインクを入れ替えて、朱色を用意しました。
私は、原稿書きは、まずは万年筆で構想を練り、文章にする際にはワープロ(一太郎)を使っています。「文房具へのこだわり
原稿を加筆する際には、朱色のボールペンを使っていたのですが、「そうだ、朱入れも万年筆にしよう」と思いつきました。で、いくつか持っている万年筆のインクを、黒から朱に代えました。一本は自宅の書斎に、もう一本は職場に置いて、使っています。

原稿書きは、集中力に左右されます。場所とともに、調子が出るかどうかです。それは、体調とともに、ほかの案件に頭が取られないことと、気分によります。
気分の一つが文房具です。調子の良いときは、どんな環境でも、どんな文房具でも書くことができます。ところが、行きなずんだ場合は、気分が乗りません。
万年筆にすると、気分が変わります。やや太めのペン先で、私の脳みそとつながる感じがします。執筆がはかどるようで、気に入りました。外見的機能は、ボールペンでも万年筆でも変わらないのですが。もっとも、しばらくすると元に戻るかもしれません。気分の問題ですから。

ところで、製造元によって、インクのカートリッジが異なるのは、不便ですね。黒インクはすぐなくなるので、瓶を買って吸い込んでいるのですが、朱はどれくらい使うかわからないので、カートリッジにしました。
外出時は、相変わらず3色ボールペンを持っていきます。これは便利です。肝冷斎は色が豊富です。

ボルサリーノ

2月23日の読売新聞「定番物語」は、ボルサリーノでした。

・・・大人が憧れる帽子ブランドと言えば「ボルサリーノ」の名前があがるだろう。
創業は1857年。フランスなどで帽子作りを学んだジュゼッペ・ボルサリーノが、出身地イタリア・ピエモンテ州のアレッサンドリアで小さな工房を構えたことから始まった。
定番商品の「Q.S.アネッロ ラザート」にも受け継がれている特徴的なフォルムが確立されたのは19世紀末とされる。当時は頭頂部に「センタークリース」というへこみのある中折れ帽が定着していたが、ボルサリーノは前面の左右に「フロントピンチ」と呼ばれるくぼみを設け話題となった・・・

・・・「カサブランカ」のハンフリー・ボガート、「勝手にしやがれ」のジャン・ポール・ベルモンドといった名だたる俳優が劇中で着用。ベルモンドとアラン・ドロンが共演した映画では、ブランド名「ボルサリーノ」が題名に使われるに至った・・・

私が愛用しているのも、このボルサリーノです。

ベルギービール

教えてもらって、ベルギービールをいくつか飲みました。
ベルギービールといっても、たくさんの種類があります。ウィキペディアに項目が立つほどです。さらに、個別に詳しい説明もあります。「トラピストビール」「シメイビール

私が飲んだものには、アルコール度数が9%というのもありました。ふだん飲む日本のビールの2倍近いものです。クリスマスに飲むものもあるようです。
ビールの感覚で飲むと、一気に酔ってしまいます。
ジョッキでなく、ベルギービール用のグラスがあります。ワイングラスで代用しました。
なかなかこくがあって、おいしいものです。日本のビールとは、別物ですね。

柄物布マスク

これまで使い捨てマスクを(何度か洗って)使っていたのですが、布製のものに替えました。今後、長期戦になるでしょうから。より気持ちの良いものをと考えました。

白や薄い青は清潔感があるのですが、病気の印象があるので、思い切って柄物を探しました。ご近所でも、手作り布マスクを売っています。なかなか難しいですね。黒っぽいのは、元気が出ないし。
インターネットで検索したら、たくさん売っています。もっとも、ほとんどが女性用と見えます。あまり赤い花柄は、私には向いていません。

細かい柄の、良さそうなのをいくつか見つけました。つけてみたら、肌触りもよいです。しばらくは、これを使いましょう。
今後マスクは、ネクタイと同じように、機能というより、マナーでありオシャレになるかもしれません。

薄れゆく方言、私の場合

薄れゆく方言」の続きです。笑い話として読んでください。

35年ほど前に鹿児島県で、職員から「鹿児島弁に慣れてください」としかられました。そこで、努力しましたが、ぜんぜんものになりませんでした。教育界の重鎮である新納先生(「にいろ」と読みます)に尋ねたら、「18歳までに習得しないと、無理でしょう」と言われました。それで、努力を止めました。

私は、その後も、関西標準語を通しています。総理大臣との会話でも、意思疎通に苦労したことはありません。ただし、何かの会議で「全勝さんも、(東京)標準語を話すことがあるんですね」と、参加者から指摘されたことがあります。「不覚だった」と反省しました(笑い)。

NHKテレビにも、雨の予想を伝える予報士さんに向かって「アメと違う。アメや」と叫んでいます(前のアメは東京アクセント、語の後ろが低い↓。後ろのアメは関西アクセント、語の後ろが高い↑。これに、疑問の場合の後ろ上がりのイントネーションが入ると、さらにややこしくなります)。「関西弁は奥深い
とはいえ、私も奈良の実家に帰ると、親族たちの話している奈良弁と、私の言葉が違っていることに気づきます。

過去の記事「皇太子殿下の前で」「清朝の高官との違い」「シャンポリオン」「去年も同じ話題」。何度も同じことを言っていますな。反省しなはれ。