「身の回りのこと」カテゴリーアーカイブ

2009年イタリア・ラクイラサミット記念品

2009年の先進国首脳会議(G7、当時はG8)は、イタリア・ラクイラで開催されました。下につけた画像は、その時の記念にもらった、会議のロゴマークをあしらったマウスパッドです。ビニール製で、直径は約20センチです。

会議は、当初は海にあるラ・マッダレーナで開催される予定でしたが、ベルルスコーニ首相が突然、地震被害に遭ったラクイラへ会場を変更したのです。このマウスパッドにも、「ラ・マッダレーナからラクイラへ」と書かれています。真ん中の絵はウミガメです。
いまだにマウスパッドとして使っているのですが、もう16年も前のことになります。

ナツツバキの花が咲きました

昨日6月14日、玄関横のナツツバキが、花を咲かせました。白い清楚な花です。
ところが1輪だけで、ほかにつぼみがないのです。5月下旬に小さなつぼみが出たときは、このあといくつも出るのだろうと期待したのですが、一つだけでした。
葉は元気よく茂っているのですが。去年はたくさん咲いたのに。

先日、市ヶ谷駅前を歩いていたら、歩道にナツツバキの花が落ちていました。えっと思って木を見上げると、高いところにいくつか花が咲いていました。麹町に向かう日本テレビ通りです。高い木です。
歩いていると、何本かナツツバキと思われる木がありましたが、花は咲いていません。インターネットで調べると、この通りにはナツツバキが植えられているようです。街路樹に植えてあるのですね。
都会で花を咲かせるのは、難しいのでしょうかね。

積ん読の開き直り2

積ん読の開き直り」「踏みとどまる勇気」の続きです。
なぜ、読めないとわかっているのに、次々と本を買ってしまうのか。それは、好奇心が止まらないからです。他方で、学生時代はお金に余裕がなく、欲しくても買えませんでした。勤め人になって少々余裕ができ、その後、原稿料などが入るようになってさらに買えるようになりました。

もう一つは、本を捨てないからです。冷蔵庫に入れる生鮮食品なら、新しい品を買えば、古い品を捨てるしかありません。冷蔵庫を次々と買う方法もありますが、賞味期限切れの食品が溜まるばかりです。家を建てて書斎を造ったことも要因です。以前に住んでいた住宅は狭くて、本を置く場所がありませんでした。買った本は実家に送り、倉庫に保管してもらっていました。
なぜ捨てられないのか。本という物ではなく、読んだ本、買った本という思い出が捨てがたいのです。「本を捨てる、思い出を捨てる」「希少価値と過剰と、書物の変化2

別の見方も考えました。これらの本の山は、私の好奇心の軌跡です。その時々に興味を持ち、買ったものです。そう思ったら、そんなに悪いことではないですよね(開き直り)。
それはまた、私がそろえた「百科事典」とも言えます。百科事典では各項目は簡潔に書かれていますが、それらを詳しく書いた本をそろえたということです。調べたいと思ったら、本棚から出せばよいのです。もっとも、本の山では、どこにどの本があるかわからず、出てこないのですが。

そして何より、買ったときは、探していた本を買った、あるいは知らない本を見つけて買ったという「うれしさ」がありました。ほかの娯楽に比べると、安くて効果の高い満足感でした。本より、この満足感を買っていたのかもしれません。

でも、このままにしておくと、家族に苦労をかけることになります。いつかの時点で、腰を上げましょう。まだしばらく先の話かな。
もう一つの貯まった山である仕事関係の資料は、受けている聞き書き(オーラルヒストリー)のために、順次整理中です。こちらは、資料の棚卸しであり、私の人生の棚卸しでもあります。

ところで、私以上に本に埋もれている肝冷斎は、完全に開き直っています(文末に記述あり)。ここまで来れば、ある意味、すごいです。

「あの人の本棚」

休みの日の昼、テレビを見ていたらNHKのEテレで「あの人の本棚」という番組をやっていました。鈴木敏夫さんの回で、マンション内の8つの部屋に、8800冊の本と1万本のDVDを持っておられるとのこと。きれいに整理されていて、尊敬しました。

放送は火曜の夜9時半からで、再放送が火曜の昼12時15分からです。私は、この時間帯にテレビを見ることはなく、すでに放送が終わっている分もあるので、を買いに行きました。8人の方の本棚(書斎)が、紹介されています。私の知らない分野の本がたくさんあります。
私の小さな書斎(+階段や寝室の壁沿い)でも、収拾がつかないのに。皆さん、すごいし、素晴らしいです。楽しませてもらいました。

踏みとどまる勇気

先日、新聞の書評欄で、興味を引く本が紹介されていました。
少々値が張るので、まずは図書館の蔵書を検索しました。しかし、まだ入っていません。アマゾンで注文しようかと思いましたが、考え直しました。インターネットで内容を調べたのですが、よくわかりません。いつもなら、そこで注文するのですが、最近は経験を積んだので、踏みとどまりました。
後日、紀伊國屋書店に行って、実物を見ました。残念ながら、表題とは少し内容が異なり、私が期待しているものではありませんでした。

踏みとどまって、正解でした。「勇気」というほどのものではないのですが(笑い)。あのまま、アマゾンで注文していたら、読まない本が貯まったのです。よかった。「積ん読の開き直り
肝冷斎にも、この勇気を教えて上げなければ。「肝冷斎の場合、下部に写真あり」