今日、2003年度の普通交付税の各団体別交付額を決定し、閣議に報告しました。今年度の総額は、約17兆円。前年度に比べ、7.5%の減です。詳しくは、総務省のHPをご覧下さい。併せて、臨時財政対策債(赤字地方債)、地方特例交付金、減税補てん債も決定しました。関係者の方々、ご苦労様でした。国家財政の5分の1もの金額を、間違いなく計算することは大変ですよね。
「日記」カテゴリーアーカイブ
日記
教官控え室小話
新著の編集
2002年度の東大講義録「地方自治50年の成果と課題」の出版準備をしています。原稿をゲラにしたところ、本文だけで450ページになりました。図表などを入れると、500ページを超えます。編集者曰く、「地方自治関係者がいかにお金持ちでも、買ってもらえませんね」泣く泣く3割カットをしています。
地方財政図書
霞ヶ関の政府刊行物センターをのぞいたら、レジの横に「地方財政関係図書」コーナーが作られていました。拙著も平積みされてました。関心が高いということでしょう。でも、売れているのかなあ。
今年の交付税
月刊『地方財政』4月号(地方財務協会)に、拙稿「平成15年度地方交付税法の改正と最近の議論について」が載りました。今年度の地方交付税の改正(留保財源率の引き上げ・三位一体改革の芽だし、国会での議論)と、最近の交付税をめぐる議論を解説しました。三位一体改革と財源保障の必要性、財源不足、市町村合併と交付税について述べてあります。拙著「地方財政改革論議」の続きです。地方財政関係者に読んでいただきたいと思います。