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日記

シジュウカラとウグイスのさえずり

ご近所の庭に、いろんな種類の小鳥が来ます。早朝から、その鳴き声が聞こえてきます。お向かいは、庭に小鳥のエサと水浴び場を用意しておられます。また、別のお家の高い木に、小鳥が止まってさえずるのです。

最近では、ウグイスが、ホーホケキョときれいな鳴き声を聞かせてくれます。こんな街中、住宅街で。またシジュウカラは、大きな高い声で、ツィピーツィピーツィピーなどとさえずっています。
ご近所のバラは、赤、白、ピンクと鮮やかな花を咲かせています。
初夏ですね。今日16日の日曜は、雨でしたが。

外出自粛1か月、家での過ごし方

外出自粛1か月」の続きです。知人たちの過ごし方を紹介します。多くの人に共通すると思います。

自宅勤務が続いて、時間的な余裕ができました。分担する家事が増えました。
それは、感心感心。奥様は、喜んでおられるでしょう。

家にいてすることといえば、読書でしょう。
ところが、図書館も休館中なので、新しい本が借りられません。図書館が開いていない、紀伊国屋書店が閉店中というのは、つらいですね。図書館の貸出業務を、再開できませんか。

家にたまっている積ん読を、この際片付けるのもよいですね。自宅を整理していて、20年前の本を発見したという友人もいます。
私も、ある本を探すために本の山に分け入ったら、「へえ、こんな本も買ってあったんだ」という発見がありました。先日同じ本を見つけたのに、もう1冊あったという悲しいことも。

運動不足解消に、テレビ体操や散歩をしている人も多いです。残念なのは、寄り道していたお店が、休店していることです。
ジョギングに近くの公園に行ったら、混んでいたという報告も。公園の真ん中の広場は立ち入り禁止で、誰もいないそうです。

自宅の庭の大改修作業をしている人も。芝を張ったり、大きな木を切り倒したりとか。
家庭菜園がある友人は、野菜の植え付け面積を増やし、多品種に挑戦。これは、うらやましい。

外出自粛1か月

5月になりました。3月頃から国内でもコロナウィルスが広がり、外出自粛などが始まりました。緊急事態宣言が出されたのが4月7日で、ほぼ1か月が経ちます。「国内感染者数
外出自粛、営業自粛は、さまざまなところに影響が出ています。仕事ができず、なりわいが成り立たない人。子どもが保育園や学校に行けず、困っている家庭。いつ終わるかわからない流行。

皆さんも、それぞれに工夫をして、暮らしておられることでしょう。
私も、福島勤務を取りやめ、東京でも基本は自宅勤務にしています。電子メール、テレビ会議で、多くの仕事は片付くのですが。会って話を聞く、紙には書けない諸々の事情を聞くのが私の仕事なので、次の仕事が進みません。
夜の意見交換会を、1か月していません。やればできるものですね。とはいえ、そこでの意見交換が重要なのです。

せっかくの連休ですが、耐えましょう。

春は続くよ

昨日の土曜日、東京はよい天気でした。今日の日曜日は、晴れたり曇ったりで、寒かったですが。春が来たと、実感できます。先週は、雪が積もったのでした。

先日、肝冷斎の「惜春」で、春も半ばを過ぎたと紹介しました。コロナウィルスの影響で、お花見をしないままに、桜が散っていきます。多くの地域で春本番なのに、外出を控えるなど、元気が出ません。

わが家の鉢植えの小さな桜は、1本は例年になく満開です。手入れが良かったようです。もう1本の八重桜はこれからです。
椿は、終わりました。チューリップはつぼみが膨らみ、もうじき咲きそうです。
お向かいのハナカイドウは満開で、花吹雪を散らしています。庭には、チョウチョが飛んでいます。

肝冷斎、惜春

肝冷斎によると、「この時期は毎年、花冷えの季節です。二月の立春節から五月の立夏節の間が春ですから、もう春も半ばを過ぎてしまった」のだそうです。
4月に入って目次のカレンダーが代わりました。とても飛べそうにない鳥もいますが。

1日は、唐・杜牧の「惜春」です。いつもは、難解な仏教や道教の悟りの話が多いのですが、これなら私にも理解できます。
まさに、時宜を得た詩ですね。残念ながら、今年は花の下で酔うことはできません。

春半年已除 其余強為有
即此酔残花 便同嘗臘酒
悵望送春盃、慇懃掃花箒
誰為駐東流、年年長在手

春の半ばとなれば年はすでに除す。その余は強いて有りと為すのみ。
即ちここに残花に酔い、すなわち同じく臘酒を嘗めん。
悵望(ちょうぼう)たり春を送るの盃、慇懃たり花を掃うの箒(ははき)。
誰かために東流を駐(とど)めて、年年、長く手に在らしめんや。

春も半ばまでくれば、もう今年一年(のいいとき)は終わったようなものだ。
これからあとは、むりやりある、というぐらいの季節でしかない。
そこで、ここに衰え行く花に酔い、そして、みんなで暮れ仕込みの酒を飲もう。
春を送る酒杯は、うらみかなしみとともに、花を掃う箒は、とても親愛な者のようだ。
誰か、わたしのために東に流れる水をとどめて、毎年毎年、長くこの手に在らしめてはくれないものか。