4月25日の復興特別委員会の会議録が、できていました。先日取り上げた私の答弁は、寺田典城議員(2番手)の最初の質問でです。
寺田議員・・それで、通告していないんですけれども、事務方で岡本統括官おいでになっていますので、その辺、忌憚のない話をお聞きしたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします・・
私の答弁に対して、寺田議員は、
・・岡本さんは全勝さんという名前で、今の答弁はどうも全勝じゃなくて全敗じゃないかなと・・
問と答の内容は、会議録をご覧ください。公式それも国会審議の場で、官僚が政治家の評価を求められる、上司の評価を求められるという事例です。突然の難しい問に、精一杯答えたのですが。「全敗」との採点には、苦笑するしかありませんね。
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左遷、日本の会社の場合は、横滑り。その3
相原孝夫さんの発言から(続き)。
・・そもそも、人事は、短期的な業績に対する上司の「評価」よりも、同僚や部下からの意見や人物評も加味された長期的な「評判」で決まります。評判の悪い人ほど自己評価が過大な傾向がありますから、自分の人事を左遷だと思い込みやすい。結果、不信感を募らせて孤立し、ますます自分を客観視できなくなる。完全な悪循環です。
これを避けるには、つらくても周囲の声に対して聞く耳を持ち、それに基づいて自己評価を修正していくしかありません。仕事帰りの一杯は、その貴重な機会です。お互い口も軽くなり、ふだんは言えないきつい一言も出る。それに腹を立てるか、大切なアドバイスと受け止めるかは、自分次第です。
仲間を持つことも大切です。私が働いていた外資系企業は人の入れ替わりが激しかったが、社内のスポーツ活動に参加していた人の離職率は、そうでない人の3分の1程度でした。仕事を離れて本音で付き合える人々が社内にいれば孤立しない。社外人脈よりも社内のネットワークづくりに力を入れる方が、会社人生はずっと幸せになります・・
人事をする立場から、この指摘に同感です。誰しも、自分のことは客観的に見ることは困難です。抜擢すると、本人は「私の実力だ」と思います。反対に昇進が遅れると、「上司は私のことを正当に評価していない」と考えます。
後者の人にその事情を説明するのは、かなり困難を伴います。ふだん、飲んだときとか、友人など周囲の人がそれとなくアドバイスできると、少しは防止できるのですが。『明るい係長講座』でも、友人など相談できる人が少ない人が、仕事に悩むことを取り上げました。
左遷、日本の会社の場合は、横滑り。その2
相原孝夫さんの発言から(続き)。
・・一方で、会社にとって困った社員はやはり存在し、そうした人は異動で不遇感を味わいやすいことも事実です。自分の実力を誤認しているナルシスト、自分をさておき他人をとやかく言いたがる評論家、自分の立場を理解せず、関係ないことに口をはさむ分不相応な人。彼らに共通するのは、自分を客観視できず「自分が思っている自分」と「周囲から見られている自分」との間に、大きなギャップが生じていることです。
会社から求められている役割を理解し、期待通りに演じられるのが優秀な人ですが、自分を客観視できない人にはこれが難しい。思い込みで突き進めば、当然周囲の評判は下がります・・
この項、続く。
左遷、日本の会社の場合は、横滑り
4月13日朝日新聞オピニオン欄「左遷?上等だ!」、相原孝夫さん(人事・組織コンサルタント)の発言から。
・・日本の会社では、本人が「左遷」だと思い込んでいるだけで、実際には左遷ではないケースが大半です。例えば、本社の企画管理部門で働いてきた人が、営業の第一線に出されただけで「左遷」と思い込む。だが、会社が幹部育成をめざし、あえてそういう人事をするのも珍しくありません。本人には事実を告げず、腐らずやれるかどうかを見ているのです。
左遷とは本来、降格を伴うものですが、そうした例はほとんどない。現実は「横滑り」であり、相対的に思わしくない部署に行く程度のことでしかない。それを本人が「左遷」と悲観する背景には、会社への過剰な期待があります。日本の企業は社員に優しい。何度もチャンスを与えるし、一度や二度の失敗は大目に見る。だから社員も「会社は自分にとって望ましいキャリアを考えてくれる」と思い込み、異動先が期待と少々異なっただけでショックを受ける・・
この項、続く。
委員会審議の重複
今日25日は、午前中の参議院予算委員会に大臣が出席、午後に衆議院復興特別委員会の一般質疑が開かれ、それに続いて参議院復興特別委員会で「福島特措法の一部改正法案」が審議されました。昨日までは、午前中に参議院復興特別委員会、午後に衆議院復興特別委員会が予定されていたのですが、午前中に大臣が予算委員会に取られ(予算委員会は他の委員会に優先します)、急遽、参復興特を午後に延期し、衆復興特は大臣が出席できない時間帯は副大臣対応となりました。また、一部の審議を延期しました。滅多にないことです。
岡本政府参考人は、両方の委員会に呼ばれていたのですが、体が一つしかないので、一方は他の統括官に代わってもらいました。参復興特では、事前通告のない質問が出たりして・・。もっとも、事前に通告があっても、答えるのは難しい質問でした。どのような質問だったか、それにどのように答えたか。議事録ができたら、紹介しましょう。
福島特措法の一部改正法案は、賛成多数で委員会を通過し、明日の本会議で成立する見込みです。
昨日(24日)は、夜になってから五月雨式に質問が判明し、答弁案作成をしていたら、日付変更線を超えてしまいました。職員が「岡本統括官、さすがに今日は、ホームページを更新できないでしょう」と言ったので、家に帰ってから、意地でも加筆しようとしたのですが。今朝も早かったので、素直に風呂に入って寝ました。