「講演」カテゴリーアーカイブ

講演

若手新聞記者への講義

今年も、読売新聞社で若手記者への講師を務めました。今年は1月20日、27日の2回に分けて話しました。合計42人の記者が聞いてくれました。
入社4年目で、地方の支局に配属されています。今春から順次、本社などに戻ってくる予定とのことです。

話の内容は、取材される側からの経験です。
今日もお話ししましたが、官僚になった当初は、記者は「敵」だと思っていました。行政の批判ばかり書くと。30歳、鹿児島県税務課長の時に課税間違いが起き、準備する余裕もなく厳しい取材を受けました。富山県総務部長の時に年に4回お詫びの記者会見をしたことは、いろんなところで話しています。これは、厳しい修行の場になりました。

しかし、記者たちに理解してもらわないと、その後ろにいる国民には伝わらないと思い、記者たちと付き合いをするようになりました、地方分権改革や三位一体改革の頃は、記者さんたちと頻繁に意見交換をしたものです。
今の私があるのは、記者たちに鍛えてもらったからですね。感謝しなければなりません。

皆さん、熱心に聞いてくれます。質問も多く、毎回、時間を超過しました。彼ら彼女らにとって、「珍しい動物」なのかもしれませんね。
質問に対する補足です。最近の発言は、次のページをご覧ください。「新聞記事など
2024年

「病院の経営を考える会」講演記録

2024年11月に行った「病院の経営を考える会」の講演記録が、印刷物になり、インターネットでも見ることができるようになりました。「第25回 病院の経営を考える会」「MCHニュース

今回の「考える会」は、第一部が「次世代に向けた持続的な医療のあり方」で、第二部が「災害からの復興と創造」です。

エム・シー・ヘルスケア株式会社は、三菱商事の子会社で、いろいろと社会に役立つことをやっておられるようです。

クウェート国幹部研修

今日は、クウェート国行政官リーダーシップ研修の講師に行ってきました。クウェート政府の各省事務次官級など8人が参加しました。日本国際協力センターが実施しています。
場所は、東京臨海広域防災公園(防災体験学習施設そなエリア東京)です。施設の視察の後、私が大災害が起きた際の対応をお話ししました。

地震や津波のない国ですので、その説明から入りました。興味を持って聞いてもらえたようです。
「政治家からさまざまな要望が寄せられ、それを断ることも重要な役割だった。役人にとって政治家からの要望を断ることは難しい」と話したら、皆さん苦笑しながら頷いておられました。

大震災の際には、クウェートから巨額の支援をいただきました。三陸鉄道では、その印をつけた車両が走っています。講義の冒頭にその写真を写して、御礼を述べました。クウェートの国旗に緑が一番上に使われているので(砂漠の国では緑は価値があるのでしょうか)、敬意を表して緑色のネクタイをしていきました。

シン・みらいチャレンジプログラム交流会

今日12月15日は、シン・みらいチャレンジプログラム交流会に、仙台市に行ってきました。
出席者は3県の助成先37団体と審査員で、約70人が参加しました。
代表者(6団体)による活動報告・成果発表があり、私の出番は講評です。皆さん、知恵を出して、こどもの居場所作り、障害者支援と産業創出、被災地での農業再開、地域の活性化などに取り組んでいます。その熱意には頭が下がります。
ほかに、パネル出展と交流がありました。意見交換は賑わっていました。資金が不足するので寄付を募っているとの訴えもありました。
震災から13年が経ちますが、引き続き支援をしてくださるサントリーに、感謝です。
「シン・みらいチャレンジプログラム」記者発表」「サントリーの地域で頑張る活動支援審査会