カテゴリーアーカイブ:著作

新著の反応7

2017年3月29日   岡本全勝

新著の反応の続きです。

全国町村会のホームページに「新刊紹介」のコーナーがあります。そこに取り上げてもらいました。紹介文が、優れものです。
・・・本書には徹底した「合理主義」と、暖かな「人情」が同居する・・・本書の明るい筆致とユーモアからは、仕事や人生を楽しむ著者の生き方が伝わってくる・・・

本書の特徴を良く捉えて、短い文章で紹介してもらっています。例として取り上げてもらっている拙文も、特徴的なところを選んでくださっています。
主たる読者と想定している人たちから、このような紹介をしてもらえるとは、私の狙いが当たったということですね。ありがとうございます。原文をお読みください。

次は、ある知人(研究者)からのお便りです。
・岡本さんの明るい笑顔を思い浮かべながら、読みました。「あんたのその書き込みのある資料を、コピーして配ってよ」など、まさに、岡本さんらしいところでした。
私のような経歴の人間には、「研究室ならいざしらず」が引っ掛かりました。欧米研究者に比較した場合の日本の研究者の弱点の一つが、「説明下手、議論下手」だといわれており、自身感じています。「研究」という業務にも、若干の相違点はあるにせよ、うまく説明し教えを乞う技術は不可欠です。
→ご指摘の通りですね。「研究なら、人付き合いが下手でも、成果が優れていたら良い。しかし、公務員は違うよ」を、強調しすぎましたかね。

明るい公務員講座・中級編18

2017年3月29日   岡本全勝

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第18回「部下の指導(2)鬼軍曹から脱皮しよう」が発行されました。
優秀な上司が陥りがちな失敗が、部下に自分と同じ水準の仕事を求めることです。仕事のできない部下に対して、「私にできることが、なぜ君はできないんだ」と叱ります。
上司は優秀で、しばしば「仕事の鬼」と呼ばれるほど仕事に打ち込み、ここまで出世してきました。ところが、部下はまだ発展途上です。あなただって、若い時はその程度の能力だったのに、それを忘れています。また、みんながみんな、あなたほど「仕事熱心」ではありません。ワーク・ライフ・バランスを心がけていたり、家庭にそれぞれの事情を抱えていたりします。
対等に話しているつもりでも、部下は、あなたの前で萎縮しているのです。特に、新規採用職員や異動してきた「職場の新人」も、要注意です。今回の内容は、次の通り。
厳しい上司は嫌われる、新人の取扱説明書、気づかないうちにプレッシャーをかけている。

新著の反応6

2017年3月25日   岡本全勝

新著の反応の続きです。いただいたお便りを、少し改変してあります。

まずは、民間の方から。
・我が家の息子が買ってきて、「こんな面白い本があるよ」と差し出してくれました。あっという間に、読みました。
スピード感豊かに、明るく、楽しく仕事に取り組むためのイロハが見事に書かれてあり、目から鱗の仕事入門書です。日本の多くの若者たちが手に取って、読んでもらいたいです。

次は、ある市長さんからです。
・通読しました。納得納得、合点承知。
我が市役所では、ISO9001を取得・展開していますが、ISOには接遇とか礼儀がありません。日常の市民・同僚への挨拶などは、比較的出来てる方だとは思いますが、もっと徹底させようと思います。挨拶・礼儀・笑顔は、コスト無しで行政レベルを向上させますので。

次は、ある役所の管理職の方から。
・最近の管理職には、部下の力不足や基本ができていないことを嘆く人もいます。この本を読ませることにします。

何人かの方から
・「100点を目指さなくても良い」が、びっくりでした。常に完璧を目指さなければならない、と思っていましたから。
→この反応が、結構多いですね。本にも書きましたが、まずは80点を目指してください。残り20点を補おうとすると、それまでに費やしたもの以上の労力が必要です。そしてしばしば、あなたの考えている100点満点と、上司が求めている100点とはズレています。それを防ぐためにも、35点くらいできたら、上司に「この方向で良いですよね」と相談しましょう。

ある熟年の方から
・活字が大きくて、文章が読みやすかったです。

出版社には、数十冊まとめての注文があるようです。推測するに、役場でまとめて買ってくださっているのでしょうね。ありがとうございます。

明るい公務員講座・中級編17

2017年3月15日   岡本全勝

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第17回「部下の指導(1)ティーチとコーチ」が発行されました。
今回から、全体構想では「第3章第3節 褒めて育てる―職員の指導」に入ります。職員指導は、課長の重要な仕事です。誰でもできますが、けっこう難しいのです。課長になった人は、そんなに悩まずに出世しています。すると、部下がなぜ仕事ができないかがわかりません。良い選手が良いコーチにならないのです。それを解説します。
5ページもの力作です。今回の内容は、次の通り。
職員育成は上司の仕事、オン・ザ・ジョブ・トレーニング、毎日が教育・あなたが見本、ティーチとコーチ、教えて育てる、本人にやらせる、職員に応じた指導、指導・進行管理・添削による指導、危ないと子をしかるより手を引こう。

新著の反応5

2017年3月13日   岡本全勝

友人から連絡がありました。「朝日新聞の朝刊1面下に、本の宣伝が出てたで」と。今朝は福島県内のホテルに泊まっていて、見ていませんでした。ありがとう。

新著の反応の続きです。
・仕事は8割で良いのですか。常に完璧を目指すべきだと考えていました。
→8割で良いのです。あなたが目指している100点と、上司が考えている目標とがずれていることもあります。まずは8割を目指して、上司に報告しましょう。そこから、あと何を付け加えるかは、上司と相談しましょう。
・私の役所では、「なるべく議会質問が出ないようにする」ことが、上司の力量だとされています。
→困ったものですね。まずは、拙著を職場で回覧しましょう。一気には、あなたの役所の気風は変わらないでしょうから。時間をかけて、変えていきましょう。そして、あなたがその職に就いたら、変えてください。
私は、各課の仕事ぶりを評価する一つの方法として、「議会答弁の数」と「広報の数」で測ってみることがあると考えています。
すなわち、その課が1年間にどれだけ議会答弁をしたか、市長や部長の議会答弁案を書いたかです。内容も重要なのですが、とりあえず数で各課を比較するのです。広報は、どれだけ記者クラブに投げ込んだか、広報誌やマスコミに取り上げられたかの数です。
・全勝さんは、生まれながらの「仕事の段取りのプロ」と思っていましたが、いろんな経験を積んだのですね。
→そうですね。明るさは持って生まれたものですが。仕事の術、特に段取りの術は、経験を積むことで、身につけました。もっとも、学生時代から将来は何らかの指導者、特に官僚になろうと考え、勉強しました。そのための本はたくさん読みました。そして、仕事を仕切る機会に恵まれ、経験を積むことができました。
・読みやすかったです。文章が短くて、話を聞いているようでした。いつもの関西弁なら、もっと親しみが持てたのに。
→ははは、そうですね。別の人からは、「イラストではなく、全勝さんの写真を載せれば、もっと説得力があるのに」という指摘も受けました。