本棚を眺めていて、水谷三公『王室・貴族・大衆』(1991年、中公新書)が気になって、取り出しました。あとがきに、次のような記述がありました。
・・なにかわからないことがあったら、それについて本を1冊書いてみるのがよい。ヨーロッパにはこんな格言があると、『ヨウロッパの世紀末』(新潮社)のあとがきで、文芸評論家の吉田健一氏が紹介されている。してみると、ヨーロッパでは、本はまず読者のために書かれるというより、著者自身のために書かれる場合が多いと推測して、大過ないのかもしれない・・
「そうだったけ」と、今度は吉田健一『ヨオロッパの世紀末』(1994年、岩波文庫)を引っ張り出すと、確かに「・・そのヨオロッパに、何か解らないことがあったらそれについて1冊の本を書くといいという格言がある。これは本当であるようであってヨオロッパについて今度これを書いているうちに始めて色々なことを知った気がする・・」とあります。
うーん、読んだときには頭に残らず、問題関心を持って読むと、なるほどと思うことが多いですね。また、本の方から呼んでくれるというのも、本当ですね。本棚には前から積んであったのに、なぜ今の時期に取り出そうと思ったのか。自分でも不思議です。実は、この本に限らず、大論文執筆中に、いろんな本が連鎖的に出てきます。「そういえば、あの本にもこんなことが書いてあったな」と。
さて、私の原稿書きは、まさにこの格言に相当します。書いて行くうちに、自分の考えが整理されるだけでなく、いろんなことを調べるので、ようやくすこし解ってきます。
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雪
東京は、昨夜も雪が降り、今朝は少し積もっていました。しかし、朝から気温が上がり、早々に溶けました。家の隅に植えた水仙の花が、茎の途中で折れてしまいました。落ちてきた雪の重みででしょうか。
2008.02.03
今日の東京は、1日じゅう雪でした。朝2~3センチ積もっていたので、家の前の道路を雪かき。踏み固められない前に。こんな時しか履かない長靴を出し、道具はないので、ちり取りでです。
静かですねえ。もともとあまり車の通らないところなのですが。ご近所の木々にも積もって、なかなかの風情です。
その後も、降り続きました。夕方に、もう一度、雪かき。明日の朝、道路が凍らないと良いのですが。
職場の防寒対策
職場での必需品に、膝掛けがあります。霞ヶ関では、地球温暖化防止のため、暖房の温度を抑えています。これが、結構効きます。
私のいる4号館は、窓が大きく、しかも1枚ガラスです。そして、窓枠との間には、大きな隙間が空いています。初めての冬は、なぜカーテンが揺れるのかわからず、原因がわかったときにはびっくりしました。「これが、世界第2位の経済大国の、経済の司令塔のビルか」と。今年は早々と、テープで目張りをしてもらいました。
それでも、窓際は寒いのです。仕事をしていると、窓側の右半身が冷えます。応接セットも窓側にあるのですが、お客さんが来られると、「寒くても応接に座りますか、比較的ましな会議机にしますか」と聞きます。
職員は、それぞれ防衛策を講じています。カーデガンや膝掛けは当たり前です。湯たんぽや使い捨てカイロを使っている職員もいます。部屋の中なのに、マフラーをしている女子職員も。知人には、ジャンパーを着て仕事をしている職員もいます。我が職場にいる限り、地球が温暖化しているとは思えませんね。
膝掛けは温かいのですが、来客があったり、部下と打ち合わせをするたびに、外さなければなりません。すると、寒いのです。
ご近所の大ニュース
昨晩、キョーコさんの友人から電話があって、「フジテレビで、近所のケーキ屋さんが出てるわよ」。「メチャメチャいけてる」とかいう番組で、芸人さんがケーキを作って売るというものでした。確かに、ご近所のケーキ屋さんが映っていました。
キョーコさん曰く「暮れに通ったら、『取材のため閉店します』という張り紙があったのは、これだったんだ」とのこと。新作を考案して、商店街から駅前まで売りに行ったら、よく売れたという番組でした
「明日は、開店から人が並ぶだろうなあ」と、家族で話していました。午前中はすっかり忘れていて、午後にお店の前を通ったら、長蛇の列。数軒隣に交番がありますが、お巡りさんも、前をふさがれて苦笑しておられました。