カテゴリーアーカイブ:人生の達人

ご不快構文

2023年2月19日   岡本全勝

2月6日の日経新聞夕刊「令和なコトバ」は「ご不快構文 それ、謝る気ないですよね?」でした。
ちまたにあふれる○○構文の中でも、断然感じが悪いのが「ご不快構文」だそうです。企業や政治家などが不祥事を起こしたときやりがちな、「ご不快な思いをさせて申し訳ありません」という決まり文句を使った謝罪文のことです。

・・・公認心理師で臨床心理士の信田さよ子さんも昨年、複数の相手から、まったく同じこのフレーズを使った謝罪メールを受け取った。「相手が不快に思ったから謝るのではなく、やった行為について謝罪するのが本来の謝罪。自分のやったことを記さない謝罪文はありえないとツイートすると、たくさんの共感の声が届きました」

信田さんはDVの加害者が二度とDVをしないためのプログラムなども手がける。同じ過ちを繰り返さないためのポイントがあるという。①謝り償う②何をやったかを認める③再発防止を誓う――という3つだ。
「『ご不快な思いをさせて……』メールには、②のアカウンタビリティー(説明責任)が抜けている。謝罪は、相手がどう思ったかではなく、自分が何をしたかに軸足を置くべきなんです」・・・

・・・ちなみに英語でご不快構文に近い言葉は、Non-Apology Apology(謝罪でない謝罪、謝罪風の謝罪)。ご不快構文同様、「もし私の言葉があなたを傷つけたなら謝ります」というように、相手に責を負わせるタイプの謝罪を意味する「イフポロジー(If+Apology)」という造語もあり、謝罪でない謝罪の好例として紹介される・・・

がんは治る、ピンピンコロリ型の病気

2023年2月18日   岡本全勝

2月1日の日経新聞夕刊、中川恵一・東京大学特任教授の連載「がん社会を診る」は、「病院嫌いにも、検診のすすめ」でした。
かつては、がんは怖い病気でしたが、大きく変わりました。

・・・がんによる死の最大の特徴は「死が予見される」こと。治らないとわかっても、年単位の猶予があり、比較的長い間、身体の機能は保たれ、最後の数週くらいで急速に悪化する経過をとります。つまり、痛みなどの症状をとって、うまくつきあえば、がんも「ピンピンコロリ型」の病気になるわけです・・・

・・・がんの場合、わずかでも症状が出たら、ほとんどの場合、進行がんか末期がんです。だからこそ、がん検診を受けて、無症状のうちに早期発見することが大切なのです。早期発見できれば、がんの95%近くは治ります・・・

「星々のつぶやき」2

2023年2月11日   岡本全勝

ブログ「星々のつぶやき」。このホームページでも、紹介したことがあります。「地域のブログ紹介」。いわき市役所の長谷川さんが、作っておられます。

1月に、「常磐もの」の販路拡大のためタイ・バンコクに、私費で行ってこられました。若き日に留学したタイです。3泊4日のかつてを訪ねる旅が、14回にわたって書かれています。昨今のタイの事情(日本料理店が5千軒もあるとのこと)、旧友との再会が、長谷川さんの思いとともに書かれています。

働き方改革、各国事情

2023年2月8日   岡本全勝

『自治体国際化フォーラム』2月号の特集は「世界の働き方改革」です。

・・・世界では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経て、テレワーク導入を始めとした働き方改革の取り組みが行われており、日本においても働き方改革をより一層進める必要があるとされています。
コロナ禍以前に比べ働き方改革はある程度進んだとの見方がある一方、国際比較すると、日本の働き方改革には未だ課題があり、かつ組織に対する愛着心や結びつきを示すエンゲージメントは相対的に低い状況にあります。
そこで、今回の特集では、働き方改革に係る日本の自治体の現状や職員のエンゲージメントを高める重要性などについて、一橋大学大学院法学研究科の辻先生、阿部先生に解説をいただきます。また、働き方改革に係る海外の施策、自治体における取り組みおよび海外におけるエンゲージメント向上に資する自治体、民間企業の事例について紹介します・・・