カテゴリーアーカイブ:人生の達人

資料整理

2023年4月18日   岡本全勝

連載「公共を創る」の執筆のため、貯めてあった資料を整理しました。その勢いで、そのほかの資料も、片付けに着手しました。

急ぎでないので、後で読もうと取ってある資料です。ところが、「後で」と思っていても、そんな余裕のある時間は出てきません。そして、そんな資料が次々とやってきます。すると、貯まるばかりです。机の上や本棚に、増殖していきます。
定期的に棚卸しをしないと、とんでもないことになります。着手すれば、簡単なのですが。時間が経って価値がなくなったもの、やはり読まなければならないものに分類して、かなり減量に成功しました。

次の問題は、書籍です。これまた、読もうと思って準備したまま、たくさん貯まってしまいました。

4月も半分過ぎました2

2023年4月17日   岡本全勝

4月も半分過ぎました」の続きです。
私の方は、職場では新年度が始まり、新しい職員を迎えました。といっても、新年度の研修計画は去年秋に決めてあり、4月・5月開講分はすでに準備が終わっています。現在内容を詰めているのは、今秋の研修分です。

副学長と相談して、今年度の重点事項を決めて、職員に周知することを始めました。
市町村アカデミーの仕事は、35年間の先輩たちの努力で形ができていて、それを見直す仕組みもできています。よくできた仕組みです。異動してきた職員の仕事のやり方の習得については、「執務の手引き」があって、これもよくできています。さらに、それを見直してくれています。そして、職員たちは新しい企画にも積極的に挑戦してくれています。アカデミーは、職員が働く組織であるとともに、研修生を受け入れる場、そして研修生が宿泊する場です。そこでの危機管理・注意点と行った特殊事情もあります。
とはいえ、今年度特に見直してもらいたいことなどもあります。それを明示することにしたのです。

副業の原稿執筆の方は、「連載「公共を創る」執筆状況」のあと、2回分がゲラになりました。と思って気を抜いていたら、次の部分の着手が遅れています。講演会の資料つくりも急がないと・・・。
日々忙しいことと、まとまった成果が出ることとは、全く比例していません。

4月も半分過ぎました

2023年4月16日   岡本全勝

新年度が始まって、半月が過ぎました。みなさん、仕事は軌道に乗りましたか。2週間って、あっという間だったのではないでしょうか。

初めての職場の人は、職場と仕事、そして人間関係に慣れたでしょうか。困ったことがあったら、どんどん周囲の人に相談しましょう。一人で抱えていても、解決しませんよ。先輩たちも、同じようなことで悩んだのです。

今年一年、この半年に何をするのか。上司や部下と打ち合わせをしましたか。それに基づいて、今月、今週することを書き出して、進行管理をしましょう。
毎日忙しく、そして雑務が入ってきます。電子メールを読んで返事したり、インターネットで関係することを調べていると、すぐに時間が過ぎます。主要な任務については、進行管理をしないと、ついつい先延ばしになってしまいます。

今日しなければならない作業を、朝考えているようでは、仕事の進行管理はできません。翌週にするべきことは、金曜日に書き出しましょう。紙に書いて眺めることで、あなたの脳に刷り込まれます。

上司はおおらかになる2

2023年4月11日   岡本全勝

上司はおおらかになる」の続きです。

私は若い頃は、部下職員にとても厳しかったようです。本人は、「私は優しい」と思っていました。ある職員が、キョーコさんに「全勝課長は厳しいんです」と直訴するのを見て、現実に気づきました。
心を入れ替えたのは、大臣秘書官になって、大臣の立ち居振る舞いを見てからです。この経緯は、『明るい公務員講座』にも書きました。また、諸先輩たちの立ち居振る舞いも、参考になりました。よいお手本以上に、「反面教師」が役に立ちました。「あのように振る舞ってはいけないんだ」とです。

といって、仕事に手を抜くことは、よくないです。仕事に厳しいことと、部下厳しく当たることは別のことです。それに気がつきました。

県の総務部長になって、なるべくおおらかに振る舞うようにしました。
国に帰り、省庁改革本部に勤務しました。ここは各省から職員が集まり、各省を削って新しい府省をつくるという任務もあり、なかなかの「修羅場」でした。
つとめて、にこにこして部下の話を聞くようにしました。ある省からきていた職員が、私のことを「仏のゼンショウさん」と呼んでくれたのです。これでますます、おおらかに振る舞うようになりました。
東日本大震災の被災者支援本部や復興庁では、厳しく振る舞う暇もありませんでした。こんな経験談もありました。大震災から1年後のことです。「今日は桜が満開、トラブルも満開

もっとも、キョーコさんからは、未だに「××がだめ」と教育的指導を受けています。自分のことは、なかなか客観的には見ることができないものです。助言をくれる上司や部下、連れ合いはありがたい存在です。

(追記)
これを読んだ当時の同僚が、次のような指摘をくれました。
「全勝さんが優しかったのではなく、ほかの人が厳しかったので、相対的に仏に見えたのでしょう」

(追記2)
4月14日の肝冷斎のホームページに、次のような記述がありました。富山時代に、中国旅行で秦始皇帝陵に行き、まだ珍しかった兵馬俑の模型をいくつか買ってきたのです。片膝を地に着けた兵士像か、直立して武器を持っている兵士像だったと思います。職員が武器を手作りして、添えてくれました。瓦のような焼き物ですから、落とせば割れたのでしょう。

・・・筆者も若いころに仕えた上司が職場に持ってきていたそこそこでかい兵馬俑の模型みたいなやつを、誰かが壊してしまった(直接手を下したのは肝冷斎ではなかったと思います。ほんとです)ときに、その上司に
―――形あるものは壊れるものですぞ。
と教えてさしあげたことがあります。
上司は、「仕方がないなあ」とにこにこしておられました。いま思うとホトケさまのような方でございました・・・

上司はおおらかになる

2023年4月10日   岡本全勝

上に立つ人ほど、部下に厳しく当たらない、おおらかであるようです。もちろん例外もありますが。生まれながらに、おおらかな人もいます、他方で、努力して身につける人もいます。なぜか。考えてみました。いくつか理由が思い当たります。

1 そのような人が出世するという「結果論」
2 さまざまな経験をして、おおらかになるという「経験説」
3 忙しくて、細かいことを言っておられないという「多忙説」
4 部下に厳しく当たっても見込みがないという「達観説」

3の多忙説は、説明が必要でしょう。上に行くほど、たくさんの仕事、たくさんの悩み事を抱えて、小さなことにかまっていられなくなります。すると、部下の言動が気にはなるのですが、かまわずに、ほかの重要なことに時間を割くのです。その判断ができず、細かいことに力を入れる上司もいます。忙しいので、逆に部下を感情のはけ口にする上司もいます。よい上司にはなれませんね。

4の達観説は、実は冷酷です。「この職員は何を言っても無駄だ」と、部下を見限るのです。