カテゴリーアーカイブ:人生の達人

19年続く同窓会、後輩たちの活躍

2017年1月26日   岡本全勝

今日の放課後は、定例の「省庁改革本部減量班」の同窓会。私たちが、内閣に設置された省庁改革本部に招集されたのは、1998年ですから、もう19年も前の話になります。この同窓会も、長く続いているものです。
当時の若き課長補佐たちが、各省で審議官や課長になっています。民間から派遣された諸君も、それぞれに出世して、頼もしい限りです。

近況報告は、省や会社が異なり仕事の話も興味深いのですが、家族の話、趣味の話などが面白いですね。本人が話している途中に、周りから様々な突っ込みが入ります。それで、なかなか先に進みません(苦笑)。
会員の一人が、本を書きました。『はじめて学ぶ独占禁止法』(2016年、商事法務)のうち、2つの章を執筆したとのこと。私には門外漢の分野なのですが、結構売れているのだそうです。ご関心ある方は、お読みください。

長寿の懇談会

2017年1月20日   岡本全勝

今日は放課後、24年続いている懇談会に行ってきました。宮沢内閣時代、私が自治大臣秘書官の頃から続いています。私が大臣秘書官になったのは、平成4年12月、37歳でした。良く続いているものです。私が最年少で、これは24年間変わりません(当然ですね。苦笑)。
年に2回、ほぼ日を決めて、場所を決めてあります。それぞれが様々な分野で活躍しておられ、私の知らない話を教えてくださいます。これが、長続きの秘訣かもしれません。昔話をしているだけでは、面白くないですね。

失敗ではなく、次にやること

2017年1月5日   岡本全勝

1月5日の日経新聞「交遊抄」、村上善則・東京大学医科学研究所所長の言葉から。
留学先のアメリカ、ソルトレークシティーとユタ大学は、パイオニア精神に満ちていました。レイ・ホワイト教授も、まさにパイオニア精神を体現する人。活力にあふれ研究も常に前向きでした。
・・・私がある巨大プロジェクトの研究発表者に選ばれたときの練習でも、彼の指導は前向きだった。私が正直に「残念ながら遺伝子を特定できませんでした」と話すと「そうじゃない。『次にやることは遺伝子の特定です』と言うんだ」。目を開かれた思いがした・・・
・・・研究は新しい問いを見つけ、挑戦することに醍醐味がある・・私のパソコンの画面には最も目立つところに「次にやること」のフォルダがある。問いと挑戦は尽きない・・・

詰め込み文書の改善

2016年12月20日   岡本全勝

12月12日の日経新聞夕刊くらし面の「脱・詰め込み文書見やすく」が、良いことを書いていました。
・・・とにかく全部書いておけば、消費者から「情報が載っていなかった」とのクレームは来ない――。そんな考えにとらわれると、役所や企業の消費者向け文書は、細かい文字の羅列になっていく。だが、それでは文書が読まれず、情報が伝わらないリスクが出る。これに気付いた自治体や企業は、情報の見やすさを重視するユニバーサルコミュニケーションデザインを、文書に取り入れ始めた・・・

思い当たる人も多いでしょう。宇都宮市は、通知はがきに、ユニバーサルコミュニケーションデザインを取り入れました。
・・・このデザインの目的は、誰にでも(1)見やすく(2)わかりやすく(3)伝わりやすくすることだ。超高齢社会を迎え、薬の効能書きのように細かい文字で情報を詰め込むスタイルは通じない。推進団体の一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA、東京・中央)は、文書の強調点を明確化し、文字が文書の表面を占める面積を19%未満にし、色合いを最適化することが重要と指摘する・・・

詳しくは、本文をお読みください。確かに、商品の取扱説明書などには、「こんな細かい書類、誰が読むのかね」と思うものがあります。
文字が文書の表面を占める面積を限定するとは、良い手法ですね。私は職員に、資料はA4一枚、活字は12ポイント以上に大きくすること、3行以上になる文章は「。」を打ち(文を切り)、改行することを求めています。

先の見えない残業が疲弊に拍車をかける

2016年12月15日   岡本全勝

12月11日の朝日新聞オピニオン欄「長時間労働」から。
・・・産業医として30社ほどを担当する大室正志さん(38)が長時間労働の最大の要因と指摘するのは、管理職のマネジメント能力です。「発注にノーと言わない人が昇進し、無理難題を部下に押しつける。いつ何が降ってくるか分からない状態が、部下の心身を疲弊させる」・・・
・・・心身の健康を保つために必須だと言うのは、残業時間の上限規制の導入です。「先が見える場合は多少の無理もきくが、終わりの見えない状態だと月40~60時間の残業でも心身に深刻な影響が出る。36協定(労働基準法を根拠とする労使協定)で基準とされている45時間くらいを上限とするのが妥当では」
大室さんは「仕事の内容や、やり方は急速に変わっている。上司の経験したことのない仕事をする部下も多い。上司は部下の話を聞き負担を把握することが大切。『大丈夫?』と聞かれると反射的に『大丈夫』と答えてしまうので、聞き方の工夫もいる」。部下についても「負担を上司に伝えることが必要。産業医との面談を含め、『きつい』と言うことのマイナスを心配する人も多いが、無理を続けるマイナスとどちらがマシか考えてほしい」と話します・・・

・・・長い時間働けば、その分成果があがるのでしょうか。日立製作所で人工知能の研究を率いる矢野和男さん(57)は、加速度センサーを身につけ、10年以上にわたり自身や被験者の1日の動きを記録しました。明らかになったのは、1日に動ける時間の長さや、体の部位を動かせる回数は人それぞれに決まっていて、「昨日の遅れを今日取り戻そう」と長時間働いても、こなせる仕事量は実はほとんど増えないということです・・・
原文をお読みください。