2月20日の朝日新聞オピニオン欄「くらし、良くなりましたか? 中小企業の経営者に聞く」、住宅メーカー社長の山崎清二さんの発言から。
・・・注文住宅を建てています。売上高は3年間で約3割増え、従業員の基本給は3年連続で上げました。金融緩和で、いまは低金利だからと住宅購入に踏みきる人が増えた面もありました。社員のくらしは、少しは良くなっていると感じています。
でも、金銭的な面だけで判断しているのではありません。くらしが良くなるとは、社会に自分の居場所があり安心できることだと考えます。大切なのは、働く誇り。お客さまに自信を持って自社のサービスをお薦めでき、褒めていただけて、働く背中を自分の子に堂々と見せられる。そんな環境づくりを進めています。
たとえば一般の住宅メーカーと違い、我が社は大型連休は休みます。火曜日は午後6時、他の日も午後8時には退社。土日でも交代で休みます。社員がお客さまと同じ目線で生活していないと、本当に満足していただける家はつくれないからです・・・
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異動の季節、心構え
2月13日の日経新聞夕刊「常識ナビ」は「異動の辞令」でした。新しい職場への異動の辞令を受けたら何をしたら良いかを、教えてくれます。この欄は、若手職員には勉強になりますね。いろいろ心構えが書かれています。その中から一つを紹介します。
・・・別のコンサルタント会社、Fフロンティアの深瀬勝範社長は長く人事関係の仕事をしてきた。異動で後任に仕事を引き継ぐ際は「自分のしている仕事内容を紙に書いて残すこと」と語る。A4版の紙1枚に箇条書きでよいから仕事の項目、回っている顧客のリストなどを記して手元に置き、上司にも渡す。特に大事なのはトラブルや問題を抱えている案件を隠さずに明示することだという・・・
続きは、原文をお読みください。
引き継ぎ書の重要性は、「明るい公務員講座」初級編第15回「変えてみよう」で、「引き継ぎ書の重要性」「引き継ぎ方で組織を向上させる」をお教えしました。
気をつけよう、酔ったときの大声
今日の異業種交流会の帰りです。夜8時過ぎの地下鉄は、ほぼ満員です。
席に座ったおじさんが、前に立っている女性部下に説教をします。おじさんの年は、私と同年配か少し年上と見受けました。大声で、会社の職員の悪口、さらに会社の方針に対する不満を述べます。そして、女性に「だろ。おまえもそう思うだろう」と同意を求めます。女性は、適当に「そうですね」と相づちを打ちます。10分以上続きました。
酔っておられるのでしょうね。女性が途中の駅で、「ではお先に」と降りたところで、この説教は終わりました。
私もかつては、こんなのだったのでしょうね。反省します。
カタカナ英語をひけらかす人
読売新聞連載「時代の証言者」は、松永真理さんです。携帯電話でインターネットを見ることが出来る「iモード」の開発者です。リクルートからNTTドコモに転職します。そこで直面した職場文化の違いを述べておられます。2月11日「まいった、言葉が通じない」から。
・・・まいったのは、「言葉」が通じないことです。私の知らない3種類の言葉が使われていました。「マッキンゼー語」「NTT語」「技術語」と、ひそかに名付けていました。
「マッキンゼー語」とは、当時、ドコモのコンサルタントをしていた企業の人が使っていた言葉です。
「今回のアジェンダは、オンデマンド型サービスをユーザーにどうアピールするかのストラテジーを考えること。アベーラブルな日程は・・・」
なぜ、英語の単語ばかりを並べ、日本語はつなぎとしてしか使わないのだろう。不思議でした。
逓信省をルーツに持つNTTの言葉も、私には理解できません。古びたお役所用語が生きていました・・・
この後は、原文をお読みください。役所でもいるんですよね、やたらとカタカナ英語を使って、エエカッコする人が。
川村隆・元日立会長、V字回復の秘訣、純粋培養の時代は終わった。
連載「明るい公務員講座・中級編」を書くために、川村隆・元日立会長の『100年企業の改革 私と日立』(2016年、日本経済新聞出版社)を読みました。川村さんが、日経新聞「私の履歴書」に書いておられた「純粋培養を尊ぶ時代は終わった」を、引用しようと思ったのです。
「そういえば、単行本になったなあ」と思いだし、アマゾンで探して購入しました。「私の履歴書」に書いておられた一節は、そのままこの本にも収録されていました。
さらに、同じ著者の『ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いたやり抜く力』(2015年、角川書店)も読みました。一企業としては歴史に残る赤字を出した老舗の巨大企業を、子会社から復帰して、数年でV字回復させました。どのようなことを考え、どのようにされたのか。先達の言葉は、勉強になります。