カテゴリーアーカイブ:仕事の仕方

「まず出来ますと言え」

2018年12月12日   岡本全勝

日経新聞12月9日の日曜版に、石原和幸さんが特集されていました。石原さんは、イギリスのチェルシー・フラワー・ショーで、10回も金賞に輝く庭園デザイナーです。
この仕事に転身する前に、花屋の経営に失敗し、大きな借金を背負いました。

配達先のお客に「庭はできるの?」と聞かれ、「できます。得意です」と即答したそうです。
・・・実際はど素人で、ホームセンターに駆け込んでレンガの積み方を勉強した。盆も暮れも庭を造り続ける。「『ほんとに頼むんかい』って思うような注文も、なんとかやり方を考える。アイデアマンになれたのは、借金のおかげです」・・・

仙谷由人先生お別れ会

2018年11月30日   岡本全勝

今日は夕方から、ホテルニューオータニで開かれた、仙谷由人元衆院議員のお別れの会に行ってきました。
東日本大震災が起きて、被災者生活支援本部を立ち上げた時、その事務方の責任者に私を指名してくださったのが、仙谷官房副長官でした。

官邸に呼ばれ、「何をするのですか」と質問した私に、「それを考えるのが君の仕事だ」答えられました。
その後の被災者支援活動や支援本部の運営について、全面的に私に委ねてくださり、支援してくださいました。官僚の使い方をご存じでした。
いろんな出来事がありました。それを思い出していました。
ご冥福をお祈りします。

創造性の対語は生産性

2018年11月25日   岡本全勝

11月22日の日経新聞「やさしい経済教室」、鷲田祐一・一橋大学教授の「経営とデザイン」から。

・・・人工知能が普及し、複雑な意思決定も機械に任せられる未来が来るとすれば、人間は何をすべきでしょうか。漫然とベーシックインカムを受け取って怠惰な生活を送るような未来を望む人は少数派でしょう。空いた時間や手間を使い、創造的なことをして人生を豊かなものにしたいと考える人のほうが多いと思います。では創造的とはどのようなことを指すのでしょうか。

英語では創造性の対語は生産性です。日本企業は生産性が低いことが大きな課題になっており、政府は働き方改革などによって改善を促しています。数字の上では単位あたりの労働量を減らせば生産性は向上します。しかし、日本企業に今最も求められているのは、創造性の発揮によってもたらされる生産性の向上でしょう。

生産性の算出式を簡単に言えば、分母が労働量、分子が付加価値ですが、分母を減らそうと四苦八苦するよりも、分子を拡大することにもっと力を注ぐべきだということです。そして、分子の付加価値を拡大する有力な方法が創造性の発揮です。創造性と生産性は相反するものではなく、等式の右辺と左辺のような関係と見ることができます・・・

ケアレスミスを防ぐ2

2018年10月27日   岡本全勝

ケアレスミスを防ぐ」の続きです。このようなことを書いたのは、最近、そのようなことをしでかすことが、増えたからです。物忘れとともに、ちょっとした失敗が増えています。
考えられる理由は、「年を取った」ことです。物忘れや、動作が鈍くなっていることも原因になります。これは認めたくないですが、おにぎりを落とすのは、これでしょう。

もう一つ考えられるのは、「もともと失敗をしていたが、これまで気がつかなかっただけ」。これも、つらいものがあります。

さらに、これを前提に考えると、「気がついている失敗の他に、もっとたくさんの失敗をしているけど気がついていない」ことが想像されます。これも、周りの人に迷惑をかけていたら、すみません。

ケアレスミスを防ぐ

2018年10月23日   岡本全勝

先日、ケアレスミスを防ぐ話を書きました。「電子メール誤送信防止・フールプルーフ」(9月14日)。
では、なぜ、ケアレスミスが起きるのか。ケアレスミスは、不注意による誤り、注意していれば防げたはずの失敗です。「不注意をなくしましょう」というだけでは、なくなりません。その不注意はなぜ起きるか。そこが、問題です。私の経験では、次のような原因です。

1 他のことに気を取られていた。
これが、一番多いですね。皆さんにも、納得してもらえるでしょう。
例えば、電子メールの案文を入力していた途中に、来客があって中断されます。案文を入力している時は、「次はあの用件を入れて、宛先は××さんと○○さんとに」と頭で考えています。しかし、中断されたことで、それらを忘れて、送信してしまうのです。
新聞紙を広げて、弁当を食べています。片手におにぎりを持って、新聞のページをめくって、その拍子におにぎりを落としてしまいました。これは、悲しいです。新聞記事に気を取られて、おにぎりへの注意が散漫になったのです。この時、優先すべきは、おにぎりです。新聞は、あとでゆっくり読めば良いのですから。食事中に、コップを倒す、食べ物を落とすのは、話に夢中になっているからですよね。

2 慣れたことなので、いつもと変わっていることに気がつかず、いつも通りに処理した。
例えば、よく電子メールをやりとりをしている人への返信です。送られてきた電子メールのCCに、いつもとは違う人が入っているのに気がつかず、送ってしまうことがあります。

3 お酒を飲んでいた。
これは、詳しく説明するのが恥ずかしいので、項目だけにしておきます。

4 そのほか集中力を欠いていた。
風邪を引いて調子が悪い。他に悩み事があって、そちらに気が行っていたなどなど・・

この項続く。