カテゴリーアーカイブ:仕事の仕方

福島勤務再開

2020年6月22日   岡本全勝

コロナウイルスでの移動制限が緩和され、今日から、福島での勤務を再開しました。久しぶりの福島は、新鮮さがあります。
新幹線の車窓からは、雨に煙る関東平野、緑の山々、稲の苗が育って一面青々とした田んぼなど、懐かしい風景を見ることができました。
今日は早速、被災地へ。山の緑の中に、ヤマボウシの白い花がきれいでした。

2か月半、会ってなかった人たちに会うと、何かしら懐かしいです。電子メール、電話、テレビ会議では、やりとりしていたのですが、実際に会うのは違います。

久しぶりの出張で、持っていくもの、ホテルでの行動など、かつては身体で覚えていたことを思い出しつつ、やっています。事務所の入り口の暗証番号を忘れていたり・・・暮らしの型を取り戻すには、少々時間がかかりそうです。

東京からの移動制限解除

2020年6月19日   岡本全勝

6月19日から、東京からの移動制限が解除されました。福島県との行き来も、可能になりました。
4月7日に緊急事態宣言がされてから、復興庁でも、大臣以下職員が被災地に入れなくなりました。その間、現地とは電子メール、電話、テレビ会議でのやりとりでした。

私も、福島勤務も被災地への出張も、できなくなりました。ようやく、現地に行くことができます。来週月曜日22日から、福島勤務を再開します。

テレワークの課題

2020年6月15日   岡本全勝

6月10日の読売新聞、椎葉怜子・日本テレワーク協会客員研究員の「テレワーク もっと広がれ」から。

・・・テレワークの一番の悩みは働き過ぎ、いわゆる「隠れ残業」です。まじめな人ほど頑張ってしまいます。
過重労働を防ぐには、パソコン電源のオンとオフの時間を確認することや、ストレスチェックの強化が有効です。メールやメッセージの送信時間を制限している会社もあります。終業時間後や休日には、不要不急の連絡をしないようにするべきです。

私は自分で作ったウェブ制作会社で深夜まで働くうちに、こんな長時間労働では女性のキャリアは絶望的だと感じました。女性の働き方を支援する会社を設立し、長時間労働や働く場所の制約について考えていた時にモバイルワークに出会い、テレワークを広げる必要があると思いました・・・

・・・日本はその場の空気を読みながら仕事をする習慣があるので、会社にいないと「何もしていない」「会社への貢献が足りない」という恐怖心が生まれやすい。欧米では求める能力や仕事の範囲を明確にする「ジョブ型」の雇用が主流で、会社にいなくとも成果を出せば評価されます。人事評価の方法が課題になります。
テレワークは社員同士が感情面のつながりを保ちにくいという問題もあります。雑談でアイデアやイノベーションが生まれることもあるのですが、チャットやメール、ウェブ会議は基本的に用件が中心です。
また、「テレワークだと(部下が)さぼっているのではないか」と疑心暗鬼に駆られる管理者は多いです。パソコンの画面や利用状況を監視できるソフトもありますが、利用を前提とせずにコミュニケーションのあり方を再設計してほしいです・・・

人との接触が仕事を進める

2020年6月8日   岡本全勝

6月7日の日経新聞1面コラム春秋から。

・・・人が幸せと感じる度合いを測る技術がある。開発したのは日立製作所だ。気持ちが弾んだり、軽やかな気分になったりすると、無意識のうちに微小な体のゆらぎが表れる。その動きをスマートフォンに内蔵したセンサーがつかみ、心の状態をデータで示すというものだ。

開発リーダー、矢野和男フェローの分析によれば、メンバーが幸せを感じる職場にはいくつかの特徴がある。対等な人間関係があって、5分程度の短い会話が頻繁に交わされている、話すときは体の動きも相手に同調させながらが多い……。そう、これらは人と人とが濃厚に接触する「3密」の状態と、かなり重なるのだ。

人は置かれた状況への満足度が高いほど、いい仕事ができ、能率も上がるといわれる。生産性が高まる状態が、新型コロナウイルス対策で避けなければならない環境とは困りものだ。急速に広がる在宅勤務は通勤時間が不要になり、仕事の効率を上げやすいのが利点だが、生産性の向上には限界もあるということだろうか・・・

アマゾンの仕事の流儀

2020年5月25日   岡本全勝

5月19日の読売新聞、ジャスパー・チャン、アマゾンジャパン社長へのインタビュー「すべてはお客様のために」から。

・・・社内の会議も独自の進め方があります。
新たなプロジェクトを提案する際、発案者は完成後の発表を想定したプレスリリース(対外公表文)形式の資料を書いて説明します。
その提案がお客様にどんなメリットがあるのか。具体的な説明を書くことで、事業のゴールを明確にします。自分たちでは良い製品を作ったつもりでも、お客様に受け入れられないことがある。そうした自己満足に陥らないようにするためでもあります。

社内の会議は冒頭の20分から1時間くらい、会議室が静まりかえります。配布された資料をまず全員で読み込むのです。
事前に資料を配っておく方法もありますが、それでは記憶が曖昧になりやすい。その場で読むことで議論が深まり、効率も高まります。
説明資料は常に6ページ以内。何十枚も用意することはありません。ポイントを簡潔にまとめ、提案者の考えをはっきりさせる狙いです。
プロジェクトに取り組むチームの人数は「ピザ2枚分を食べ分けるくらい」というルールもある。6人から10人くらいですね。人数を多くし過ぎないで議論を速め、個々のメンバーに責任感を持たせるためです・・・

・・・社員の人事異動は、上司が部下に命じることはありません。部署の異動は本人の希望に基づきます。まず人材を欲しい部署が募集する。社員が手を挙げて了解が出れば原則、未経験の部署でも海外でも異動できます。自分で責任を持ってキャリア形成を考えてほしいからです・・・