投稿者アーカイブ:岡本全勝

携帯電話の買い換え2

2023年8月19日   岡本全勝

携帯電話の買い換え」の続きです。

新しい機種は、2万円しませんでした。
総務省の「端末市場の動向について」(令和5年4月25日)によると、低価格帯(4万円未満)、中価格帯(4万円から10万円未満)、高価格帯(10万円以上)に分類されています。2022年度の主要4社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天)の売上台数は、低価格帯が約27%、中価格帯が36%、高価格帯が36%とのことです。10万円以上という高価なものも、売れているのですね。

ちなみに、東京都内(警視庁)での携帯電話類の落とし物届け出件数は、令和4年で約20万件です。1千万人で20万件ということは、100人(持っていない人を含め)に2人が落としていることになります。全国の数値は見つけることができませんでしたが、人口比で10倍すると200万件です。

私は、携帯電話に紐を付けてズボンに結びつけ、落としても落ちないようにしています。最近は鞄の中なので落とすこともありませんが、かつては何度も助けてもらいました。車から降りるときにズボンのポケットからすべり落ちるのですが、紐がついていてぶらぶらとぶら下がっています。「誰や、私の足をたたくのは?」と見たら、携帯電話でした。
スマホを首から紐でつるしている人を見かけますが、多くの人は紐を付けていないようです。電車の座席で、落とし物のスマートフォンを見つけたことがあります。10万円もする物品を無造作に扱うとは・・・

細川連立政権の誕生から30年

2023年8月19日   岡本全勝

NHKウエッブニュースに「“政権交代” その意味は」(8月9日掲載)が載っています。
話の中心は「細川連立政権の誕生から30年」で、細川護熙・元首相と、当時、自民党の副幹事長だった大島理森・元衆議院議長が質問に答えておられます。詳しくは、原文を読んでいただくとして。

記事の末尾に、取材と執筆をした記者が紹介されています。「細川政権時は保育園児、民主党政権時は高校・大学生」とのこと。時代を感じますねえ。
私は、自民党から細川連立政権へと、自民党から民主党政権への2度の政権交代を大臣や総理の近くで見ました。「間近で見た平成の政権交代

つながり・支え合いのある地域共生社会

2023年8月18日   岡本全勝

孤独感、若い世代で強い」の続きです。令和5年版厚生労働白書の主題は、「つながり・支え合いのある地域共生社会」です。「概要版」がわかりやすいです。いくつか抜粋します。

●単身世帯の増加、新型コロナウイルス感染症の影響による、人々の交流の希薄化などを背景として複雑化・複合化する課題、制度の狭間にある課題(ひきこもりやヤングケアラーなど)が顕在化。
●こうした課題に対して、これまでの「つながり・支え合い」の概念は拡がりをみせており、ポストコロナの令和の時代に求められる新たな「つながり・支え合い」の在り方を提示。これにより、人々がつながりを持ちながら安心して生活を送ることのできる「地域共生社会」を実現する。

・世代や属性を超えて、様々な人が交差する「居場所」づくり
・「属性(高齢・障害など)」別から「属性を問わない」支援へ
・支援の申請を待つ「受動型」から「能動型」支援へ(アウトリーチ)
・暮らしの基盤である「住まい」から始まる支援
・デジタルを活用し時間や空間を超えた新たな「つながり・支え合い」の創造

厚生労働省が、ここまで変身しました。社会保障だけでは、困っている人の助け・支えにならないのです。私が連載「公共を創る」で訴えている「社会の不安が変化している」「行政の役割も変わっている」ことに、応えてくれています。

かつてこのような暮らしの問題は、内閣府の国民生活局が扱い、「国民生活白書」で取り上げていました。そして第一次安倍内閣が掲げた再チャレンジ政策で取り組んだのですが、その後は大きく扱われることがありませんでした(このホームページでは「再チャレンジ」という分類を作り、このページもそこに入れてあります)。
孤独・孤立がさらに進み、社会の不安が国民の間に認識されるようになったのだと思います。子ども食堂の広がりも、その一つです。

連載「公共を創る」第159回

2023年8月17日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第159回「官僚の失敗─官僚機構の機能不全」が、発行されました。

前回まで、官僚を巡る問題の概要や背景を説明してきました。次に、「官僚の失敗」といわれるものを分析します。官僚批判にはいろいろなものがありますが、大きく分けると3つに分類できます。
決裁文書改ざんなどは、仕事ぶりが適正かどうかという問題です。セクハラなどは、人としての立ち居振る舞いの問題です。そして3つめが、官僚機構の機能不全です。

官僚組織の失敗例として、原発事故、公害、薬害事件、不良債権処理、年金記録問題、統計偽装を取り上げました。
若い人は、話に聞いたことはあっても、詳しくは知らないでしょうね。その時々は大きな話題になっても、それらをきちんと記録し分析した本がないのです。しかし、失敗に学ぶことは重要です。関係者は話したくないでしょうから、誰がどのようにして分析し、記録として残すかです。