東京は温かい日、いえ、暑いくらいの日が続いています。外務省の前の桜も満開です。ご近所の桜は、1か月ほど前の温かい陽気で咲いてしまい、今はすっかり葉桜です。すでに、青い小さな実がなっています。桃の花も咲きました。我が家では、プランターのチューリップも、きれいな花を咲かせました。椿は、花が終わりました。枯れ木状態になっていた夏椿は、青葉をひろげ始めました。春ですね。
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2007.03.28
今日は、元総務省総務課有志による、お祝いと送別の会でした。来月結婚する職員のお祝いと、地方へ転勤する職員の送別会です。といっても、主賓の2人を含め、メンバーのほとんどは、今は違った職場に移っています。私は2年半も総務課にいたので、参加メンバーは入れ替わりが多く、「あんた、今どこにいるんや?」とか「あんた、いつ頃総務課にいた?」と聞かないと、個体識別がつきません。でも、当時はボーリング大会のメンバーであり、このHPで「よいしょ」をしたメンバーです。
旧総務庁・自治省・郵政省、さらには職種も違う人たちが、大勢参加してくれました。私は早くから会場に到着したのですが、若手はそうもいかず。「みんな来るのかい?」と言っているうちに、次々に参集。そのうちに、席が足らなくなり、隣のテーブルも占拠。
それぞれの職場で、総務課の経験を生かして、活躍しています。「ふだん国会質問のない職場ですが、当たったときには私が引き受け、仕切りました」「早く書かないと、総務課が書いてしまいますよと、上司を脅しています」とか。岡本イズムを、実行してくれているようです。ふふふ・・。ありがたいことです。良い仕事を早くして、家に帰りましょう。子どもたちが待ってますよ、原君。次回は、7月ですかね。浅岡君・黛君・大堀君。
新しい仕事46
会社社会から地域社会へ
業界行政から消費者行政へ
22日の朝日新聞は、「経産省、消費者行政に本腰」として、製品安全課をとりあげ、産業振興を掲げてきた経産省が、消費者行政に力を入れていることを解説していました。
「戦後の欧米に追いつけ追い越せの時代に、旧通産省はニッポン株式会社の主要な牽引役だった。だが、日本が世界第2位の経済大国になって経済が成熟すると、不要論もつきまとうようになった。旧大蔵省の護送船団方式の金融行政が批判され、そこから分かれた金融庁が業界とドライな関係となって投資家保護を唱え始めたように、経産省も産業界寄りのままではいられない時代だ。・・・とらえどころのない消費者相手。それでも、行政ニーズは今後、伝統的な産業行政部門より、むしろ大きくなる可能性がある。省庁再々編論議では、消費者行政庁構想も取りざたされる・・・」
この切り口は、私が唱えている、これからの行政のあり方=「業界振興から生活者保護」そのものです。「行政の役割変化」(2月8日、11日)をお読みください。このように、このアイデアが共有されると、次の改革につながりますね。