新聞記者さんとの会話
記:参議院選挙ですが、地方分権が争点になりませんね。
全:そうやね。年金問題などの陰に、隠れてしまったね。
記:こんなことで良いんですか。近年は、大きな争点だったんですよ。
全:と、僕に言われてもねえ。何を選挙の争点にするかは、選挙を戦う人達の大きな戦術だから。お互いに、自分たちの主張で有権者に受ける争点に持って行こうとするわな。今回は、分権ではなかったということやね。
記:いえ、各党のマニフェストには載っているのです。地域振興も演説では、取り上げられているんです。でも、争点にならないのです。
全:争点になるためには、国民の関心があること、他の党との違いが鮮明であること、なども必要だわ。
記:たしかに。今一つ、分権問題は盛り上がりませんし、各党間の違いもよくわかりませんね。みんな「分権を進めます」と主張しますが。地方六団体が、各党の主張を解説して、「××党が、もっとも熱心です」とか評価してくれると、わかりやすいんですよね。
新聞記者さんとの会話
記:参議院選挙ですが、地方分権が争点になりませんね。
全:そうやね。年金問題などの陰に、隠れてしまったね。
記:こんなことで良いんですか。近年は、大きな争点だったんですよ。
全:と、僕に言われてもねえ。何を選挙の争点にするかは、選挙を戦う人達の大きな戦術だから。お互いに、自分たちの主張で有権者に受ける争点に持って行こうとするわな。今回は、分権ではなかったということやね。
記:いえ、各党のマニフェストには載っているのです。地域振興も演説では、取り上げられているんです。でも、争点にならないのです。
全:争点になるためには、国民の関心があること、他の党との違いが鮮明であること、なども必要だわ。
記:たしかに。今一つ、分権問題は盛り上がりませんし、各党間の違いもよくわかりませんね。みんな「分権を進めます」と主張しますが。地方六団体が、各党の主張を解説して、「××党が、もっとも熱心です」とか評価してくれると、わかりやすいんですよね。
全:そうやね。地方団体から主張を突き付けて、どの党が分権に熱心かを、見せてくれれば良いんだけど。もう分権そのものは、どの党も賛成だから。具体的にいつまでに何をするか、して欲しいかを、突き付けないと進まないわ。全:そうやね。地方団体から主張を突き付けて、どの党が分権に熱心かを、見せてくれれば良いんだけど。もう分権そのものは、どの党も賛成だから。具体的にいつまでに何をするか、して欲しいかを、突き付けないと進まないわ。
岡本全勝 のすべての投稿
2007.07.22
今日は、仲人。結納に、静岡まで行ってきました。結婚式の祝辞はお手の物ですが、結納は初めてです。しかも、本格的なお式なので、キョーコさんと、緊張しつつ務めました。おめでたいことは良いですね。お二人が幸せになることを、お祈りしています。
借金大国アメリカを支える日本
21日の朝日新聞別刷り「be on Saturday」、山田厚史編集委員の「読み解く、債権国なぜ買われる」から。
・・不可解なのは、世界最大の債権国である日本の企業が、買収におびえるという事態だ。世界最大の借金国・米国にかじられている。外貨をしこたま貯め込んだ国が、資金不足の国に攻勢をかける、ならわかる。その逆が起きているのだ。
この逆転構造は、「円安」と同根である。日本の国際収支は年間20兆円を超える大幅な経常黒字。稼ぎが増えれば円が高くなり、やがて貿易や資本取引が均衡するというのが自然である。そうならない理由の一つは、輸出企業が稼いだドルを円に換えず、海外で再投資していることにある。「あり余るドル資金を何に運用するか、日々頭を悩ませています」。日本を代表する自動車メーカーの金融子会社の役員は苦労している・・
日本がモノ作りで稼いだカネが米国の投資ファンドに流れ、日本企業が買収不安におののく、という皮肉な事態が起きる。根源は日本の超低金利だろう。有利な運用先が日本に見あたらない・・日銀が金融をじゃぶじゃぶに緩和しても、国内で使われず海外に流出する・・
日本のカネが米国を支えるという構造が、さまざまなゆがみを生んでいる。日本が稼いだカネを、日本で使う知恵が求められている。
2007.07.21
今日は土曜日ですが、大学は先週で終わっていて、今週は授業はありません。あればあったで大変なのですが、ないとさみしいですね、それでも、朝早く目が覚めてしまいました。最近は、早朝に目が覚めると、もう一度寝ることができません。昔は、一秒を惜しんで布団にしがみついていたのですが。休日は、特に早く目が覚めます。仕方がないので(?)、原稿を書いています。
かつて、先輩たちが、同じようなことをしゃべっていました。「朝早く目が覚めるので、新聞が来るのを待っている」とか。そのときは、「歳を取ると大変ですねえ」と笑っていたのですが。私も、そのような歳になったということです。
再チャレンジ採用
・・政府は、いわゆる年長フリーターと呼ばれる人たちなど、就職氷河期に就職できなかった人たちを念頭に、今年度の秋の採用試験で、来年4月1日時点で30歳から40歳までの人を対象に中途採用を行うことにしています。人事院によりますと、この中途採用で、先月26日から今月3日までの受け付け期間に、152人の募集に対しおよそ2万5000人から応募がありました。平均でおよそ164倍と国家公務員の採用試験としては異例の高さとなっています・・