投稿者アーカイブ:岡本全勝

人は記憶を作る

2012年4月5日   岡本全勝

4月4日の日経新聞夕刊「こころの玉手箱」に、益川敏英先生(ノーベル賞受賞者)が、次のような経験を書いておられました。
・・大学の学生時代、友人たちと映画を見た後、感想を語り合った。登場した女性について、ある者は「黄色い色の服を着ていた」と言い、別の人は「赤い服だった」と言う。また別の者は「違う、青色だった」と、てんでばらばらな議論になった。
そこで、確認するために、もう一度映画館に行こうと提案した。ところがその映画は白黒映画だった。色がついているはずがない。みんなキツネにつままれたような表情だった。
人間というものは、記憶を作ってしまうものだということが、その夜の議論の結論だった・・

福島再生作業

2012年4月5日   岡本全勝

今日は、午後から福島県庁へ。福島特別法が成立したので、法律に規定された「基本方針」などをつくる、必要があります。県や市町村の意向を反映させる必要があるので、当方から出かけて意見交換をしてきました。
また、避難区域では見直しが進んでいるので、それにあわせた今後の対応を協議しました。避難解除が予定できる市町村では、除染・インフラの復旧などを進めます。まだ区域の見直しができていない町村では、役場や住民の求めに応じて、説明をしたりしています。
事故以来1年が経ち、再生のための対策を、進めることができるようになりました。避難しておられる方々には、不安で不便な生活をおかけしています。申し訳ありません。順次お帰りいただけるように、作業を急ぎます。
今日、東京では最高気温が20度になり、桜の開花も進みました。福島は、まだ寒かったです。

英会話能力

2012年4月3日   岡本全勝

地下鉄で、たいへん共感を覚える広告に、であいました。語学学校の宣伝です。
思わず、笑ってしまいました。本当は、深刻な状況なのですが。次をクリックして、ご覧ください。
その1、I see・・ I see・・  ええ、わかります。半分くらいは・・。
その2、Yes・・ はい、確かに予算内でいけますけど・・。

その内容といい、俳優さん?の表情といい、出色ですね。そう思うのは、私だけでしょうか。

復興関係法の解説

2012年4月3日   岡本全勝

月刊『地方財務』(ぎょうせい)2012年4月号に、伊藤敬・復興庁企画官が執筆した「復興に向けての取組-特区法の概要」が載りました。伊藤企画官は、復興特区法作成の中心人物の1人で、法律の施行後はその認定に活躍しています。
被災地域はもちろん、全国の地方自治体の方に、今回の特区法を知っていただきたく、執筆をお願いしました。今号は法律の概要の解説で、次回5月号は特区のうち復興推進計画の解説です。続きも、乞うご期待。

政府の新たな取り組みとその成果

2012年4月3日   岡本全勝

東日本大震災は、これまでにない大災害だったので、政府はこれまでにない取組をしています。1年が経過したのを機会に、その主なものを整理しました。
被災者支援にあっては、国が直接に物資や情報を提供しました。仮設住宅より、借り上げアパートを活用しました。
復旧にあっては、廃棄物の処理について補助率をかさ上げしたり、国が代行しました。公共インフラの復旧を、工程表を作成・公表して管理しています。
復興にあっては、国の職員が市町村の計画策定を支援し、特区制度や交付金を作りました。仮設住宅、中小企業のグループ補助金、雇用創出基金による被災者の雇用なども、大変好評です。詳しくは、HP「政府の新たな取り組みとその成果」のページをご覧ください。

「できませんという」、「前例通りの仕事をする」というのが、お役所仕事に対する批判です。しかし、今回の震災対応は、そうでないことをわかっていただけると思います。もちろん、足りないところもありますが。なぜ、それができたか。追い追いに、解説しましょう。

政府の取組以外にも、他の自治体からの応援や、NPOの新たな取り組み、企業の支援など、これまでの災害とは違った新しい取組がなされています。それらも、整理する必要があります。