岡本全勝 のすべての投稿

2008.06.03

東京新聞3日の社説は、「地方分権勧告 官の抵抗いつまで許す」でした。
・・年内に予定される二次勧告では地方整備局など国の出先機関の見直しが焦点だ。出先で働く国家公務員は約二十一万人。多くの権限を地方に移せば、組織の統廃合につながり“身分”が危うくなるとの防衛本能が働いたようだ。 地方分権を掲げる福田内閣の方針に背を向けている。首相は見過ごしにしていいのか。これでは住民の関心も高まらない。役人の抵抗で「骨抜き」になった個所については、首相主導で骨を入れ直す作業をしてもらいたい。

2008.06.02

朝日新聞2日の社説は、「地方分権勧告―首相も首長も覚悟を示せ」でした。
・・「乳幼児は、自分で意思表示できないから、国の規制が必要だ」 。市町村が保育所を新設するときに、なぜ全国一律の基準に縛られないといけないのか。そんな疑問への厚生労働省の答えがこれだった。 こんなとんでもない理屈でしか存在理由を示せないお役所の縛りをなくし、権限や財源を移して自治体を「地方政府」に高めていく。地方分権改革推進法に基づき、地方分権改革推進委員会が、こうした内容の初めての勧告をまとめ、福田首相に提出した。
・・これを実行に移せるかどうかは、政治の責任だ。各省の官僚や族議員が抵抗している項目を、骨太の方針にどこまで盛り込めるか。福田首相のやる気がすぐに試されることになる。 知事や市町村長の覚悟も必要だ。各自治体の中には、「権限をもらっても面倒なだけ」との本音もちらつく。 分権は、政府と自治体間の単なる権限争いではない。よりよい暮らしを実現するための統治の仕組みの大改革であり、日本の再生がかかっている。住民の側からも改革を後押ししたい。

不順な天候

先週の東京は、梅雨を思わせるような日が続きました。昨日は冷たい雨が降り、最高気温が14度でした。クールビズどころか、冬物が必要でした。元気が出ませんね。
今日はさわやかに晴れ、最高気温は23度まで上がったようです。川べりを散歩したら、たくさんの花や鳥に会いました。鵜が潜って魚を捕っている場目にも。お隣のビワの木は、黄色い実がふくらんできています。わが家のプランターでは、先週に種をまいた朝顔が、いくつか芽を出しました。