投稿者アーカイブ:岡本全勝

9月8日夜、NHK出演

2013年9月6日   岡本全勝

期待して、ご覧頂いた方がおられたら、申し訳ありませんでした。そんな人は、家族だけかな(笑い)。冒頭に、一声だけ映っていました。
「お詫びでなくて、よかったね」という反応が、ありました(苦笑)。(2013年9月8日)

先日、NHKの取材を受けました。日頃お付き合いのある政治部ではなく、NHKスペシャル取材班です。
震災前後の、携帯電話の位置情報や企業の取引情報を、解析するものです。今話題の、ビッグ・データです。東北地方の地図の上に、点や線で、人の位置やお金の動きが表示されます。膨大な情報ですが、コンピュータなら簡単に瞬時に加工できます。
それについてのコメントを、求められました。発災直後、応急復旧の時期、復興の時期で、いろんな活用ができます。
番組は、9月8日夜9:00からだそうです。「震災ビッグデータFile.2。復興の壁、未来への鍵」です。もっとも、私の映像が出るかどうかは、不明です。悪しからず。

被災地の中学生、修学旅行で来庁

2013年9月5日   岡本全勝

朝は、大船渡市立第一中学生の修学旅行訪問を、受けました。いくつかの班に分かれて、都内を訪問しているとのことです。訪問先での発言は、事前にシナリオができていて、6人の班員が分担した部分を発言します。私が途中にさえぎって質問をしたので、その生徒は困っていました(反省)。
中学の校庭には仮設住宅が建っていて、運動ができないそうです。申し訳ないです。今日の生徒は中学2年生。発災時は、小学校5年生でした。校庭で運動会をできないままに、卒業することになるかもしれません。
「復興庁が復興を支援してくださったので、感謝します」と言ってくれたので、「いえいえ、復興庁は、市役所を支援しているのですよ。大船渡市が復旧しているのは、戸田市長さんのおかげです。帰ったら、市長さんにお礼を言ってください」と答えました。

責任者は何と戦うか、その6。身内の敵が困る

2013年9月5日   岡本全勝

先日の記事を読んで、読者から、「身内の敵が、一番やっかいです」とのメールが来ました。
そうですね、しばしば、前の敵より、後ろの敵が、扱うのが難しいです。「後ろから鉄砲が飛んでくる」「後ろから撃たれる」と表現します。
なぜ、後ろの敵の方が、前の敵よりやっかいなのか。
それは、前の敵は敵ですから、こちらから攻撃することができます。そのための鉄砲や矛があり、防御する盾があります。そこまでいかなくても、叩いても、怒鳴っても、しかられません。
しかし、後ろの味方には、それができないのです。鉄砲を撃つわけにはいかないし、盾で防御するわけにもいきません。そもそも、攻撃はできず、武器を持たないままに防御するしかないのです。
前の敵とは、対等に戦えます。殴り合いができます。でも、後ろの敵・身内とは、対等に戦えません。身内と戦うことが、リーダーシップを欠いていることや、支持を失っていることの証拠になります。
身内とは、いちばん小さな単位では、あなたの夫や妻であり、家族です。次に、課の職員であり、省内の部局です。さらに、政府にとっては与党であり、国内の各団体になります。もちろん、各党や各会社団体にとっても、構成員や支持者が、ここに言う身内です。
そして、ひどいときには、信頼していた身内に裏切られたり、反乱を起こされるのです。戦国時代の武将の内、何人が敵と戦って敗れたのか、それより身内の反乱にあって地位を失ったのでしょうか。

東京は大雨

2013年9月5日   岡本全勝

今日5日、東京は、夜明けと朝方は、大雨でした。高円寺では、起きたときは小降りだったのですが、出勤するころには豪雨でした。傘を差しても、ズボンがグショグショになりそうで。20分ほど自宅待機をして、小降りになったのを見て出撃。ほとんど濡れずにすみました。

責任者は何と戦うか、その5。議会と世論

2013年9月4日   岡本全勝

民主主義国家にあっては、大きな外交交渉や戦争は、議会の賛成が必要です。
シリアでの化学兵器使用に対し、イギリスのキャメロン首相は、議会の同意を取り付けることに失敗しました。アメリカのオバマ大統領は、大統領権限で武力行使をできるのに、議会の承認を得るという手続きを取っています。これはこれで、大統領と議会との駆け引きですが。
古いところでは、第1次大戦後、ウイルソン大統領が、国際連盟創設を唱えながら議会の賛成を得られず、アメリカが参加しなかった例があります。これに懲りて、ルーズベルト大統領は、第2次大戦後、国際連合を創設するに当たり、国会の賛同を得るべく議員にさまざまな働きかけをしました。アーネスト・メイ著『歴史の教訓―アメリカ外交はどう作られたか』(原著は1973年。邦訳は岩波現代文庫、2004年)p13~をご覧ください。なおこの本は、アメリカの指導者が、外交での判断の際に、どれだけ過去(前例)を参考にしたか、また間違って参考にしたかが、書かれています。勉強になります。
対外交渉(国際政治)をしつつ、国内対策(国内政治)もしなければなりません。国際政治学では、これを「2レベルゲーム」と呼びます(ロバート・パットナム。例えば、藤原帰一著『国際政治』(2007年、放送大学教育振興会)p85)。
民主主義国家でなくても、日露戦争のポーツマス講和条約について、条件に不満を持った民衆が、暴動を起こしました(日比谷焼き打ち事件)。世論はしばしば冷静でなく、時にはマスコミがそれをあおります。
世論におもねらず、我が身の危険も顧みず、日本の国益は何かを考え決断する。小村寿太郎の苦労、サンフランシスコ講和条約に踏み切った吉田茂の決意には、悲壮なものがあります。そして、ご家族の苦労も。
TPPなど、これからさまざまな国際交渉が続くでしょう。近年の国際交渉について、わが国の「国内対策」を整理分析した書物はありませんかね。