岡本全勝 のすべての投稿

専門家のNPOによる支援、メンタルヘルス研修

被災者の心の健康診断(メンタルヘルスケア)は、大きな課題です。8月25日に発表した「被災者の健康・生活支援に関する総合施策」でも、強調しました。
しかしその支援は、素人ができるものではありません。その担い手の育成をしてくださっている団体があります。岩手医大の鈴木満先生がやっておられる「心の架け橋いわて」を紹介します。例えば、「メンタルヘルス研修」です。
がれきの片付けや、荷物運びをしてくれる、個人ボランティアもありがたいです。今月の広島市での豪雨災害でも、効果があるでしょう。しかし、長期にわたる避難者支援になると、一見さんの個人ボランティアでは、限界があります。組織的支援、継続的支援、そして専門的支援が必要です。

廃棄物リサイクル、ものを捨てるには金がかかる

8月26日の読売新聞解説欄「論点」は、細田衛士・慶應大学教授の「廃棄物リサイクル。資源回収、品目横断的に」でした。
先生の解説によると、日本には容器包装・家電製品・自動車など6つの品目別リサイクル法があります。これらの法律のおかげで、廃棄物の発生や排出抑制が進み、埋め立て処分量は10年前に比べて3分の1に減ったのだそうです。大きな成果ですね。
しかしまだ、課題はあります。資源となるものを、海外に流出させているのだそうです。詳しくは、本文をお読みください。詳しい数字は、「環境省白書(ホームページ)」をご覧ください。
商品やサービスの製造、販売、消費については、売り手の宣伝も大きく、経済学の教科書も取り上げます。しかし、10トンのものが売れれば、10トンの廃棄物が出ます。でなければ、個人の身体も、家も、町も、膨張するばかりです(笑い)。それらの、リサイクル、廃棄は、生産と販売と同じくらい重要なのです。「ものを買うのには金を払うけど、捨てるのはただにしたい」は、通用しません。
細田先生の『グッズとバッズの経済学』(第2版、2012年、東洋経済新報社)が、良い教科書です。我が家の体験談は、2012年12月23日。最近は、テレビを有料で引き取ってもらいました。

またまた、悲しいカエル

また、悲しいお知らせです。このホームページを長く読んでおられる方は、覚えておられるでしょう。我が家の近所のカエルの話です。最近では、2014年6月6日に書きました。今朝また、Kさん宅の前の道路で、1匹が死んでいました。手の平くらいある大きなカエルです。毎日続く雨に浮かれて、道路に出てきたのだと思います。車にひかれたのでしょう。今年はこれで3匹目です。

急に寒くなりました

東京は、急に寒くなりました。これまで最高気温は30度を超え、最低気温が25度を超えていたのに、突然に最高気温が25度、最低気温が20度になりました。毎晩、寝苦しいといって、窓を開け、汗だくになって寝ていたのに。夕べは、窓を少しだけ開けて寝たのですが、寒くなって夜中に目を覚まし、タオルケットをかぶり、パジャマを着替えました。毎朝、シャワーを浴びていたのに、今朝はそれも不要でした。雨も降り続いています。もっとも、また暑くなるのでしょうが。
各地での豪雨といい、今年は雨が多く、夏休みを楽しみにしていた子どもたちや行楽地は、残念でしょうね。ビアホールの営業も気になります。

コンビニのおにぎり

8月24日の日経新聞連載「シリーズ検証。コメ、聖域は守れたのか」が、コンビニのおにぎりを取り上げていました。
私も、キョーコさんの弁当がないときなどに、重宝しています。海苔を湿らずにおくあの包装は、ノーベル賞ものですね。それはさておき、お米がおいしいです。いろんな工夫があるのでしょうね。
セブン・イレブン向けにおにぎりを供給する「わらべや日洋」は、1日に540万食を作り、日本人の23人に1人が、この会社の商品を食べたことになります。おにぎりだけの数は、わかりませんが。全国のコンビニで、1日に売れるおにぎりの総数はいくらくらいになるのでしょう。すごい数でしょうね。
最初、コンビニでおにぎりを売っていると聞いたときは、「そんなものを、コンビで買うのかいな」「売れるかな」と思いましたが、大間違いでした。缶入りのお茶やペットボトル入りのお茶が売り出されたときも、「こんなもの売れるんかいな」と思いましたが、今は重宝しています。それらは、家庭で作るもの、商品ではないという思い込みがありました。(先見性がありません)。