投稿者アーカイブ:岡本全勝

国会前の銀杏の木

2017年11月24日   岡本全勝

国会議事堂の周囲には、銀杏の街路樹があります。黄色く色づき美しいのですが、おやっと思います。たくさん並んでいる木をよく見ると、進み具合が違うのです。
既に葉を散らして裸になっている木、すべて黄色になっている木、まだ黄色と緑がまだらの木と、さらにまだ青い木が並んでいます。そもそも11月下旬に、青々している木が不思議ですが。青い木は、地下鉄の出入り口前にある木で、暖かい空気が出てくるからでしょうか。
私は、孫と一緒に、チューリップの球根を植えました。

仕事の敵、会議と電子メール

2017年11月23日   岡本全勝

日経電子版に「メール10時間、会議23時間 大企業病の病巣を断て」(2017年11月22日付け)が載っています。職場で仕事の邪魔をするのは、会議と電子メールだと指摘されています。やっぱり。
・・・ベインが米マイクロソフトの労働環境分析ツールを活用してグローバル企業308社を対象にした調査では、管理職の1週間の平均労働時間は46時間。そのうち会議が23時間、メールが10時間(オンラインのチャットも含む)。彼らが会議や電子メール対応を除いた1週間のうち自分でじっくり物事を考えられるのは、約13時間しかない。
その時間も、20分おきに雑用に追われたり、新たに届いたメールに返事したりなど、中断されてしまい、集中できるわけではない。
「40年前の管理職は、1年で約1000件やりとりをしており、ほとんどは電話だった。しかし、今のエクゼクティブは1年で約3万件のメールに対応している」とガートン氏は指摘する・・・

労働時間のうち半分が会議とは、驚きです。それで物事が決まって進むのなら良いのですが。記事の後半を読んでもらうと、日本式会議の非効率が書かれています。
私が連載「明るい公務員講座・中級編」(8月21日から9月25日、職場の無駄)で、書いたとおりです。私は、それに資料作りを加えて、3つの無駄をあげました。また、それへの対処方法もお教えしました。参考にしてください。

株式市場が表す「失われた26年」

2017年11月23日   岡本全勝

11月15日の日経新聞オピニオン欄、梶原誠・コメンテーターの「「失われた26年」どう挽回」が良い分析をしています。
株式市場が、26年ぶりの高値を付けました。それだけを見ると良い話なのですが、期間を広げ、視野を広げて見ると、違ったものが見えてきます。日本は取り残されているのです。
・・・まさに「失われた26年」だ。日本経済がバブル崩壊の後始末やデフレで苦しんでいる間に、世界は先に行ってしまった。
世界の主要株価指数を26年前から見てみよう。米国は6倍、欧州もアジアも4倍を超える。各国は米リーマン危機、欧州債務危機、アジア通貨危機と、歴史的な危機を経験したが、それらも乗り越えてきた・・・
わかりやすいグラフがついています。もちろん、株価だけが経済を表すものではなく、暮らしやすさを表す物でもありません。

記事では、もう一つの指摘もされています。
・・・気がかりなのは、日本企業の強みである「社会との共生」という経営哲学ですら世界に先を越されそうなことだ・・・
・・・本来なら、世界の経営者が日本に学びに押し寄せるところだ。日本には近江商人が誇った「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の伝統がある。日本の資本主義の父である渋沢栄一の「論語とそろばん(倫理と利益の両立)」という経営哲学もある。
ところが実際は、なかなかそうならない。それは「そろばん」、つまり長期的な株価停滞が示すように、企業の稼ぎ方が見劣りしているからではないか。
「あなたは間違っている」。14年、東京での討論会の壇上で声を荒らげたのは米ハーバード・ビジネス・スクールの名物教授、マイケル・ポーター氏だ。同氏が11年に打ち出した、社会に報いることで稼ぐ経営理論、CSV(クリエーティング・シェアード・バリュー)について、邦銀の頭取経験者が「日本では目新しくない」と感想を述べた時だった。ポーター氏の目には、日本の経営者は社会との共存を語るだけで、それで稼いでいるとは映っていなかった・・・

原文をお読みください。

明るい公務員講座・中級編42・完

2017年11月22日   岡本全勝

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第42回「良い課長になるための教訓・総集編」が発行されました。

今回は、41回の構成をおさらいして、私が何を言いたかったかをまとめました。それは、
1 「課長であること」と「課長をすること」は違う
2 職員の延長に課長があるわけではない
3 現在の課長は、これまでの課長と違うことが求められている
です。
また、この連載(初級編、中級編)では、「職場での作法の教科書」を目指しました。
1 経験すれば身につけることですが、それを文字にすること。
2 経験談の羅列にせず、体系的に整理すること。
3 全体像を見取り図の形で示すことです。
まずは、これだけのことを知っていたら、安心して仕事ができるという「教科書」です。
今回の内容は、次の通り。
連載の構成、課長であることと課長をすること、課長と部下とは違う、先輩課長との違い、座り型のリーダーから率い型のリーダーへ、職場での作法の教科書、必要な知識の全体像。
そして、毎回末尾に付けた「今日の教訓」の中からいくつかを選んで、「良い課長になるための教訓・総集編」を付けておきました。

これでひとまず、「明るい公務員講座・中級編」の連載を終えます。上司の役割には、まだ上級編があります。それについては、次の機会にお話ししましょう。
この連載を読んだあなたが「課長をする」ことで、職員が生き生きと働く職場を作り、効率よく優れた成果を出すことを期待しています。そして、あなたがその成果をひっさげてさらに上の職位就き、力を発揮することを。(記事から抜粋)

今回で、中級編が完結です。昨年10月から始まり、13か月続きました。お付き合いいただいた読者にお礼を言います。いずれ、本にする予定です。また、「連載を振り返って」を書いています。