年別アーカイブ:2024年

改革案を葬った人たち

2024年2月8日   岡本全勝

1月17日の日経新聞夕刊「こころの玉手箱」は、岐部一誠インフロニア・ホールディングス社長の「業績悪化を伝える新聞記事」でした。前田建設時代の話です。

・・・2008年3月、総合企画部にいた私は早期退職者募集の社長説明文案を作った。低採算の工事が重なった上に改革が不十分だったツケが回り、会社の業績は悪化を続けていた。
「452億円の最終赤字」と記された3月22日付の新聞記事の切り抜き。その後本社は2度移転したが、これは今も社長室の机の引き出しにしまっている。二度と早期退職者を募集するような事態を招かぬよう、自分に言い聞かせている・・・

岐部さんは、2003年に赤字の会社に危機感を持ち、会社や業界を分析し、経営陣への提案をまとめました。大晦日の夜中には、社長から慰労のメールももらいます。ところが、未完成の改革案が事前に広まり、複数の役員が激怒します。「岐部、謝罪の場を設けるから謝れ。もしくは会社を辞めろ」と詰め寄られます。発表は中止になります。
その後、記事にあるように、大幅な赤字になり会社は危機に陥ります。そこで、この改革案を生かすことになります。

さて、改革を止めた幹部たちは、その後の動きをどう見ていたのでしょうか。また、自分たちの判断と行動を、どのように振り返ったでしょうか。

サントリーの地域で頑張る活動支援審査会

2024年2月7日   岡本全勝

今日2月7日は、サントリーの支援事業「シン・みらいチャレンジプログラム」審査会に、福島市に行ってきました。
サントリーが、東日本大震災被災3県で、地域の再興を目指す活動を支援しています。今回から始まる第2期は、単年度だけでなく、3か年継続事業も支援します。

今回も、選定に悩みました。応募案件は、それぞれ地域の課題を解決しようと、意欲ある人たちが考えたものです。多くの案件は、すでに取り組んでおられます。その方々の努力に頭が下がります。

3人の審査員の結果を持ち寄ると、3人が一致して採択した案件がある一方で、一人ずつバラバラのものもありました。審査員の意見が異なるのは、よいことですよね。それぞれの案件ごとに、推薦の意見と反対の意見を出し合って、採択案件を決めました。来月には、発表の手はずです。
サントリーみらいチャレンジプログラム2024

マッセOSAKA

2024年2月7日   岡本全勝

マッセOSAKAを紹介します。

おおさか市町村職員研修研究センター(マッセOSAKA)は、大阪府内市町村職員を対象とした、広域的な研修研究機関です。人材育成とともに、自治体超えた職員の交流の場にもなっています。
最近の活動は、機関誌をご覧ください。

人生の意味は誰が決めるのか

2024年2月7日   岡本全勝

1月18日の日経新聞夕刊1面コラム「あすへの話題」は、森岡正博さんの「人生の意味は誰が決める」でした。

・・・自分の人生に意味があるかどうかは、その人生を生きている本人が決めればいいことだろうか。それとも、誰の目から見ても意味のない人生というものがあるのだろうか。これは悩ましい問題である。
日本で問いかけると、多くの人たちは次のように答える。「自分の人生に意味があるかどうかを決めるのはその本人なのであって、他人からとやかく言われる筋合いのものではないのだ」と。
だが、現代の哲学者のあいだでは、そのように考えない人のほうが多いと言えるだろう・・・
そして、次のような問題提起がなされます。
「一日中、マリファナを吸ったり、クロスワードパズルを延々とし続けることは、その人の人生に意味を与えない。ヒットラーの人生には大きな意味があったと認めるのか」
詳しくは原文を読んでいただくとして、難しい問題です。

どうやら、ここで問われている「意味」には、二つのものがあるようです。一つは、本人が考える意味。もう一つは、社会が認める意味です。
しかし、人は一人で生きているのではなく、社会の中で他者との関わりの中で生きています。意味もまた、社会との関わりの中で見いだせるものであって、個人で見いだせるものではないでしょう。参考「公共を創る」第54回。宇野重規著『〈私〉時代のデモクラシー』(2010年、岩波新書)

かつては、人生の意味は神様が与えてくれました。また、職業選択の自由がなく、食べるのに精一杯の時代では、人生の意味に悩んでいる時間はありませんでした。自分の人生を自ら選ぶことができるようになって、このような悩みが生まれました。

私は、人生の意味は、毎日を精一杯生きること、そして人生を続けていくことで、できてくる、見えてくるものだと考えています。この項続く。

東京、久しぶりの積雪

2024年2月6日   岡本全勝

東京では、5日の午後から降り始めた雪は、夜に入っても続きました。
久しぶりに雪かきをしなければと、スコップを取り出しました。古くなったのが壊れて、数年前に買い換えたのですが、まだ使ったことがありません。それだけ、積もらなかったということです。

夜のうちに一度やっておけば、明日朝に楽ができるかなと思いましたが、20時頃はまださほどの深さでなく、かつ降り続いていたので、断念。雷も鳴っていました。
朝4時に起きて窓から見ると、結構積もっていました。10センチほどでしょうか。気象庁の発表では、東京都心は7センチとか。
5時から、家の前の道路の雪かきをしました。これで、歩きやすくなります。

今のところ、腰痛も出ていません。これが心配でした(苦笑)。明日に出るかな。