朝日新聞夕刊、題字下の「素粒子」、5年8か月書いてこられた坪井ゆづる記者が、11月30日で引退されるとのことです。
30日の素粒子の最後に、次の文章がありました。
「これにて「× ×印」は書き納め。5年8カ月、あまたのおしかりに深謝します。」
かつては、地方分権の論陣を張ってくださいました。素粒子は、私と意見が異なることもありましたが、短い文章で社会を切り取る術は、素晴らしいものがありました。
字数の決まっている各行の頭の文字をつなげると意図が読める文章(在原業平のカキツバタの歌と同じ)は、頭をひねられたでしょうね。
ご苦労さまでした。