強くなった日本の団体球技

11月12日の日経新聞スポーツ欄パリへの道 強化の今4」「団体球技、長期低迷に終止符 外国人監督・海外組けん引」が良い分析を書いていました。
・・・2023年のスポーツ界は「日本代表」の活躍に沸いた。ワールド・ベースボール・クラシックを制した侍ジャパン、ラグビーワールドカップで強豪相手に奮闘した桜戦士だけではない。この夏以降、バスケットボール、バレーボール、ハンドボールの日本男子代表が立て続けにパリ五輪予選を突破する”サプライズ”を起こした・・・

詳しくは原文を読んでいただくとして。開催国として出場した2021年の東京オリンピックを除くと、バレーボールは16年ぶり、ハンドボールは36年ぶり、バスケットボールは48年ぶりの自力での出場だそうです。3競技とも、オリンピックに出場できるのは世界で12チームですから、とても狭き門です。
3チームに共通するのは、外国人監督と海外で活躍する選手の存在です。
なるほどね。

ホームページ、遅い記事紹介

このホームページの読者から、苦情がありました。「最近、新聞記事の紹介が遅くありませんか」と。
はい、2週間以上前の記事を紹介することが、多くなっています。
切り抜いた記事がたくさん、半封筒に貯まっています。さらに、紹介が遅れている内に、旬の時期が終わっていたり。記事以外にも、書こうとしたままのメモもたまっています。すみません。

この秋は、いつも以上に講演が多く、旅行もいろいろ入って、忙しかったです。土曜日曜も行事が入り、時間が取れませんでした。

社長候補には厳しい分野を経験させる

11月9日の日経新聞夕刊「私のリーダー論」は、小川啓之・コマツ社長の「父に学んだ社長の覚悟」でした。表題とは異なりますが、次のような話が載っています。
一般的に本社でいわゆる「王道」を歩んできた幹部は、会社が難しい局面になったときに、的確な判断ができないようです。

――社長就任前にインドネシアに赴任しています。
「14年からインドネシアの総代表を務めました。今思えば、社長になる前に前任の社長の大橋徹二さんの計らいでこれまでできなかった経験を積めたのだと考えています。当時インドネシアでは鉱山機械の需要が最低で、全く売れませんでした。直前の11〜12年に鉱山機械が売れるピークがあり、その反動で14〜15年は1台も売れない月もありました」
「コマツでは市場を伝統市場(日本、北米、欧州)と戦略市場(アジア、中南米、アフリカなど)に大別しています。これまでの社長は伝統市場しか経験していませんでしたが、今は戦略市場の重要性が高まっています。私も次期社長には伝統市場と戦略市場の両方を経験している人を据える考えです」
「その需要がボトムの時期にインドネシアに行ったことが私にとって良かったと感じています。代理店との関係性強化などに取り組みました。悪い時に良い時のことを考え、良い時に悪い時のことを考えるのは経営の要諦だと思っています」

日立製作所を立て直した、川村隆さんと中西宏明の話を思い出します。「外から組織を見る、純粋培養の時代は終わった

晩秋のアサガオ

今日11月26日の東京は、朝から冷たい小雨です。最高気温は9度とか。

長期間にわたってたくさん花をつけてくれたアサガオ。11月末になっても、小さなつぼみをつけています。秋には、ヨトウムシに食べられて、葉っぱがなくなり、種がほとんどできませんでした。
そろそろ蔓を片付けて、プランターには、チューリップの球根を植えなければなりません。

我が家の庭に住み着いたカエルは、先日、門を出て道路の方に出ていくのを見つけました。車にひかれる前に、お向かいの広い庭に持って行きました。
ここには友達もいるし、越冬もできるでしょう。

男女差大きい自治体給与

11月12日の読売新聞に「自治体給与 男女差大きく」が載っていました。読売新聞が今年8〜9月、都道府県と政令市、県庁所在地、東京23区の計121自治体に行った調査です。

・・・都道府県や政令市など主要自治体の71・9%にあたる87自治体で、2022年度の女性公務員の平均給与が男性の7割台以下だったことが、読売新聞の調査で分かった。女性職員の平均給与が男性よりも低い理由として、半数以上の自治体が非正規雇用の多さや給与の高い管理職への登用が少ない点を挙げた・・・
・・・男性に対する女性の平均給与の割合が最も低かったのは長野市の48・0%。市によると、男性の8割が正職員であるのに対し、女性の7割が非正規職員だという。最も高かったのは香川県(93・7%)で、県の担当者は「課長補佐や係長の職務についている女性が多い」と話している・・・