アサガオの世話

5月に種をまいたアサガオ。ほぼすべての種が芽を出しました。あの小さな種に、芽を出し、葉を茂らし、花を咲かせて、実をつける設計図と機能が入っているのです。たいしたものです。

キョーコさんが水やりを欠かさずやってくれているので、どんどんと育っています。
問題は、上へ上へと伸びることです。あんどん仕立てにするので、支柱と何段にもなっている水平な輪っかに添わせる必要があります。
アサガオには申し訳ないのですが、毎日のように上に伸びている蔓を横にして、巻き付けています。

「自分たちを規制してほしい」起業家

6月6日の日経新聞オピニオン欄、村山恵一コメンテーターの「新種の起業家アルトマン氏 ルールの破壊よりも生成」から。

・・・「大企業や民間部門の代表者がやってきて『自分たちを規制してほしい』と懇願した例を思い出せない」。5月16日、米議会の公聴会に出席した議員は「歴史に残ることが起きている」と語った。
視線の先には、生成AI(人工知能)のChat(チャット)GPTを開発した米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)がいた。
同氏はこの日、高度なAIの開発や提供にライセンス制を導入するよう政府に提案した。国際原子力機関(IAEA)を引き合いに出し、世界的な規制の必要性にも踏みこんだ。
自社の手足を縛りかねない主張を堂々とする。確かに、そこにはかつてない起業家の姿があった。

異端、独走、破壊……。スポットライトを浴び称賛される起業家は長らく、そんな単語で形容されてきた。規制についても「政府は引っ込んでいた方がいい」というのが基本姿勢だったろう。
「言論の自由の絶対主義者」を自称し、巨額で米ツイッターを買収すると、荒っぽいかじ取りをみせた米起業家イーロン・マスク氏がひとつの象徴といえる。

アルトマン氏はどうか。人より賢い汎用人工知能(AGI)がもたらす恩恵を説く一方、リスクも素通りしない。人類絶滅を危惧する共同声明にも署名した。
しかるべきルールの整備があってこそイノベーションは実現する。そう信じているはずだ。世界の政策担当者との対話に時間を割いている。4月に来日し、5月には欧州の各国を巡った。
「オープンAI株は持っていない。好きだから(この仕事を)やっている」。種類株で支配的な議決権を握る米グーグルや米メタの創業者とはこの点も異なる。
2015年に共同創業したオープンAIは当初、非営利だった。広く社会のためになるAIをつくるためだ。研究開発に費用がかさむと知ると、営利企業の性格もそなえたハイブリッド組織に改め、米マイクロソフトと手を組んだ・・・

自治体のツボ

久しぶりに、ブログ「自治体のツボ」を紹介します。「2020年自治体のツボ

相変わらず精力的に書き続けています。全国各地の地方行財政に関する話題を、丹念に拾っています。これは、かなり労力が必要でしょう。
話題に対する意見も、積極的で、辛口なものも多いです。かなりの専門家とお見受けします。自治体関係者には、役に立つことがあると思います。

記事についている写真も、楽しみです。記事とはほとんど関係なく、食べ物が多いようです。

子供の付き添い入院、過酷な環境

6月6日の日経新聞医療・健康欄が「子供の付き添い入院、過酷な環境 保護者の実態調査」を報じていました。

・・・子どもが入院する際、保護者が病室に泊まり込んで世話をする「付き添い入院」をめぐり、支援団体が調査したところ、食事や睡眠が十分に取れないなど、負担が重い環境に置かれている実態が浮き彫りになった。体調を崩したり、離職を余儀なくされたりする懸念があるが、対策は進んでいない。子どもの治療や療養に影響が出かねないとして、家族を心身両面で支える仕組みづくりを求める声が上がっている。

「ただ耐えるしかなかった」。6歳の息子が白血病を患った東京都の40代女性は2020年4月以降、計約2年にわたった付き添い入院をこう振り返る。
新型コロナウイルスの感染対策が強化された時期と重なり、病院側のルールで外出だけでなく、家族と交代することが禁止に。食事は院内でおにぎりなどを購入することがほとんどで、「満足に取れず、気がめいった」という・・・

・・・「孤独だ」「疲れている」。入院した子どもを抱える家族を支援する東京都のNPO法人キープ・ママ・スマイリングには切実な声が相次ぐ。
自身の経験から支援している理事長の光原ゆきさんは「子どものつらい状況を目の当たりにして苦しいなか、過酷な環境に置かれている」と強調。実態を明らかにするため、22年11〜12月にアンケート調査を実施し、経験者約3600人から回答を得た。
1日公表した調査結果は、寝食がままならないなど疲弊している実情が浮かび上がった。
世話やケアに費やした1日あたりの時間は「21〜24時間」が25.5%で最多。「15〜18時間」(12.7%)と続いた。
睡眠は不足しがちで、寝床は「子どもと同じベッド」が51.8%、「レンタルの簡易ベッド」が32.9%。約8割の人が熟睡できなかったとした。
病院では付き添う家族には食事が提供されないことが一般的だ。調達方法は限られ、「院内のコンビニや売店」が65.1%で最も多かった・・・

ヤマモモの実

昼休みに、市町村アカデミーの近所を散歩します。この時期は、ヤマモモの実がたくさんなって、たくさん落ちています。真っ赤で、目立ちます。時間が経つと暗い赤になります。街路樹や公園にたくさん植えてあるので、いたるところで赤い実の絨毯ができています。

木によって、小さな実から大きな実までさまざまです。たくさん実がついている木と、少しの木、そしてまったくついていない木があります。ヤマモモは雌雄の別があるので、雄の木には実はなりません。
当たり年と、裏年があると聞いたことがあります。今年は、当たり年なのでしょう。

徳島県勤務時代に、先輩のTさんが、採った実をもってきてくださったことを思い出しました。それまで、ヤマモモを知らなかったのです。