去年の今頃

去年の今頃、何をしていたか、世間はどうなっていたか、覚えていますか。
先日ある人から「去年の秋は、旅行に行ったり、飲食もしていましたよね」と言われ、「そうだったけ」と議論になりました。
私は、昨年春のコロナ流行から、行動制限が続いているような錯覚に陥っていました。「1年半も、会食ができず、旅行も制約があるよな」とです。しかしその人の指摘を受けて、思い出しました。ゴーツートラベルキャンペーンって、やっていましたよね。

手帳を出して確認したら、去年の秋は、国内旅行も出かけていて、被災地視察も行っていました。夜の会食もです。
NHKウエッブで見ると、去年の9月ごろは、全国の一日の感染者数が500人程度だったのですね。今年の夏の万単位とは、まさしく桁が違いました。

去年のことを思い出すことも重要ですが、未来を考えなければなりません。来年の春、来年の秋に、どうなっているか。またどうするかです。
コロナウイルスを完全に押さえつけることは難しいでしょうが、うまく制御して、日常生活を取り戻したいです。見通しを示すこと、それに向かって条件を整えることが、為政者の任務でしょう。
子どもたちや学生、新採職員の養成など、そして飲食店や旅行業とその関係者のことを考えると、まずは一定の制約つきで行動制限が緩和できるようになると良いですね