「アルファベット日本語」の続きです。
私たちが意識せずに日本語の中で使っている、アルファベット語。IR、IT、NHK、JRなどなど。これを、逆に置き換えてみると、おかしさがわかります。すなわち、英文の中に、日本語由来の言葉を、漢字とカタカナで入れるのです。
英文の中に、日本語由来の言葉を、アルファベットで入れることは、さほどおかしくありません。sushi、tenpura、などなど。それは、日本語の文章の中に、外国由来の言葉をカタカナで入れることと同じです。
しかし、英文の中に、日本語由来の言葉を、漢字やカタカナのままで入れることはないと思います。”I like sushi.”はあっても、”I like 寿司.”とは表記しないでしょう。まず、英文のワープロに、漢字とカタカナは備えていないでしょう。
中国では、漢字表記の中国語に、アルファベット語を入れることはあるのでしょうか。韓国では、ハングル文字の中に、アルファベット語を入れることはあるのでしょうか。