令和元年大晦日

早いもので、今日は12月31日。令和元年も終わりです。平成31年として始まった今年は、令和元年として終わります。
皆さんにとって、今年はどのような年だったでしょうか。充実した1年を送られたことと思います。

私の仕事や生活については、回顧1回顧2回顧3に書いたとおりです。大きな病気やけがもせず、仕事を続けつつ健康に暮らす。ありがたいことです。関係者、家族、神様に感謝しなければなりません。

東京は、穏やかな日が続いています。お向かいの庭の柿の木は、今年もたくさんの実をつけました。渋柿なので、小鳥たちも熟するのを待っていたようです。数日前から、インコ、ヒヨドリ、メジロの群れがやってきて、食べ尽くしました。

今年も、日本一の蕎麦打ち名人のお蕎麦を食べて、年を越します。
皆さん、よいお年をお迎えください。

読売新聞社説、復興庁延長

12月31日の読売新聞社説は「復興庁延長 被災地支える体制確保したい」です。

・・・東日本大震災からの復興は進んだとはいえ、まだ途上である。被災地を支えていく体制の確保が欠かせない。
震災後10年の期間限定で創設された復興庁を、2021年3月以降もさらに10年間存続させる方針が閣議決定された。福島県の支援を主な目的としている。原発事故の被災地の再生に、国が前面に立つのは理解できる。

12年に設置された復興庁は、首相の直轄組織で、各省庁からの出向者ら約500人で構成される。復興政策の立案や関連予算の一括要求を行ってきた。
様々な相談を1か所で受け付ける「ワンストップサービス」は、自治体から評価が高い。被災地の要望をくみ取る機能を果たしてきたと言えよう。
復興庁には、省庁の縦割りの弊害を排し、被災地復興の司令塔としての役割を、引き続きしっかり担ってもらいたい。・・・

・・・近年、全国で地震のほか、台風や豪雨の災害が続いている。復興庁の経験を、様々な被災地の再生に生かすことが求められる。
現在、災害に対する国の政策は、復興庁のほか、内閣府が担当している。内閣府の90人余りの担当者は、南海トラフ地震や首都直下地震などの被害想定や、防災計画の策定を手がけている。
与党内には、東日本大震災に特化した復興庁の延長ではなく、自然災害全般に対応する「防災・復興庁」の創設案もあった・・・
・・・延長5年目の25年度には、政府内で復興庁の組織の在り方が改めて検討される見通しだ。東北3県を中心とする被災地の復興状況を踏まえながら、支援の規模に見合った組織となるよう、適切に見直すことが大切である・・・

令和元年の回顧3、生活

令和元年の回顧、その3は生活についてです。(その2
この1年も、健康に過ごすことができました。仕事や執筆もできて、それなりに充実した1年でした。やはり、健康第一ですね。いえ、私の健康は、キョーコさんの次かな。

仕事では、常勤的非常勤公務員を続けて、3年半になりました。毎週の福島と東京での2か所勤務は、緊張感とリズムがあります。
異業種交流会も、忙しいです。お酒の量や食べる量を制限していますが、太ります。基礎代謝量が減って、若い時と同じように食べては、太るのです。
毎日、そして休日を含めて、余裕のない生活を続けています。いつものことです。反省。

空いた時間は、原稿書き、このホームページ加筆、読書で埋まってしまいます。本も結構読みました。
連載原稿を書くために、過去に読んだ本を再確認することが増えました。いろんな本を引用しているからです。そのような本は読むのに苦労するので、他方で「お気楽な本」に手を出してしまいます。寝る前に布団の中でなので、そんなに生産的な読書ではありません。いくつかは、このホームページでも紹介しました。読んだけれど残念だった本もあるのですが、それはここには取り上げていません。

読みたいと思って買った本は、それ以上にたくさんあります。関心が一か所にとどまらず、好奇心は広がるので、さまざまな本に手を出してしまいます。困ったものです。
いくつかは捨て、少しは後輩に持って行ってもらったのですが、増え続けています。いつかは、きっしょを立てて(踏ん切りをつけて)捨てないといけません。いつも同じことを書いています。反省(実は全く反省していません)。

展覧会も、たくさん行きました。その時は「素晴らしい」と思うのですが、今では何を見たかほとんど覚えていません。キョーコさんに連れられての、小旅行や海外旅行もあります。

8月に、父が98歳で亡くなりました。前日まで、元気にビールをジョッキで飲んでいたのです。夜、寝ているうちに逝ったようです。本人も苦痛なく、みんなに負担をかけない、ありがたい形でした。葬式などは、父と同居していた弟が、全て仕切ってくれました。実家を離れて、仕事に没頭した長男は、こんな時に役に立ちません。弟夫婦に感謝です。
大正10年(1921年)生まれの父は、戦前に育ち、戦争に行き、そして戦後を生きました。多くの同時代人と同様に、日本の村の暮らし、社会の変化を体現した一生です。機会があれば、もう少し詳しく書きましょう。

毎日、毎週忙しい。それなりに、何かをやっているのですが、年末は、このように振り返る良い機会ですね。

令和元年の回顧2、執筆・講演など

令和元年の回顧、その2は執筆活動についてです。(その1

連載「明るい公務員講座」のうち管理職入門編を、3月に『明るい公務員講座 管理職のオキテ』として出版しました。「明るい公務員講座」シリーズの第3作です。
第1作、第2作と共に、そこそこ売れているようです。「職員に読ませています」と言ってくださる首長さん、100冊単位で買ってくださる自治体もあります。「後輩に勧めています」という職員も。この本を読んで、少しでも悩む課長が、あるいは部下に嫌われる課長が減るとうれしいです。

連載は分野を変えて、「公共を創る」を始めました。「第1章大震災の復興で考えたこと」に続き、「第2章暮らしを支える社会の要素」を書き続けています。4月から始めて、早いもので29回になりました。
とはいえ、毎回の執筆に、難渋しています。書きたいことはたくさんあるのですが、うまく文章にならないのです。
こんがらがったスパゲッティ状態です。わかりますかね、この表現は(笑い)。赤や白や黒の色とりどりの麺が絡み合って、皿の上だけでなく、私の目の前の空中を渦を巻きながら漂っている印象です。そこから、同じ色の麺をより分けて、一皿に盛るのです。
右筆1号と2号の助けを借りて、主張や論旨を整理しています。

新聞には、4月12日の読売新聞夕刊「言葉のアルバム」に、「閻魔様の前で胸を張れるか」を取り上げてもらいました。頂いた原画は、執務室に飾ってあります。

講演にも、たくさん呼んでいただきました。主題は、明るい公務員講座、働き方改革、これからの自治体、復興などです。総務省、財務省、農水省にも呼ばれました。来年の予約も、いくつか来ています。

このホームページの加筆も、続けています。昨年のこの時期に、閲覧者は297万人余りでした。1月に300万人を達成し、今日は3,269,000人余り。もうすぐ327万人です。1年間に、延べ30万人です。つまらないページにお付き合いいただき、ありがとうございます。
その3へ続く。

わが家の外壁補修

今回、自宅の外壁の点検と補修をしてもらいました。
わが家は、建ててから14年が経ちます。数年前から、工務店と相談していたのですが、この時期になりました。
「寒くなる前に工事した方が良いのでは」と聞くと、「今年の夏と秋は暑すぎて、外での作業が難しかったのです」とのこと。また、作業員の高齢化と確保に苦労しているそうです。

3階建てなので、足場を組んでの大作業です。先日、作業が終わり、足場も外されました。
外壁を塗り直してもらって、きれいになりました。