関西大学公会計研究会

今日は、関西大学の公会計研究会に呼ばれて、大阪に行ってきました。
私はこの分野は詳しくないのですが、「財政担当者から見た会計の活用について話せ」との依頼だったので引き受けました。
とはいえ、私が自治体財政を担当したのは、だいぶ前のことです。事前に、関係者にいろいろ教えてもらいました。それを整理して、話しました。というか、今日の出席者の、会計の専門家や、自治体の担当者に、問題提起をして、教えてもらいました。
長年、ぼんやり考えていたことが、すっきりしました。その結論は、別途書きましょう。私にとって、実り多い勉強会でした。30人近い人が参加されました。

行きの新幹線の車窓からは、たくさんの、満開の桜を見ることができました。川辺りの桜並木、公園の一群の桜、山や里、家の庭の桜。それぞれにきれいです。柳などの若葉も鮮やかです。

祝、アマゾン1位

ありがとうございます。新著『明るい公務員講座 仕事の達人編』が、アマゾンの「公務員・官僚部門」で売り上げ1位になりました。競争が激しいので、順位は入れ替わるでしょうが。
昨日、紀伊國屋に行ったら、『明るい公務員講座 仕事の達人編』が『明るい公務員講座』と並んで、平積みされていました。

職場に新人が配属されたら、紹介してあげてください。「仕事で悩む前に、これを読んでみたら」と。

公文書館、春の展示

国立公文書館が、「江戸幕府、最後の闘い-幕末の「文武」改革―」という展示を始めました。概要を引用します。

・・・平成30年(2018)は明治元年(1868)から満150年を迎える年に当たります。春の特別展では明治前夜、幕末期の江戸幕府に焦点を当て、当館所蔵の江戸幕府公文書である「多門櫓文書(たもんやぐらぶんしょ)」を中心に、幕末期の江戸幕府の「文武」改革について取り上げます。こうした改革が可能になった背景や、維新後に新政府で活躍する幕臣たちのその後も合わせて展示し、明治の近代国家建設の端緒を江戸幕府の側からご紹介いたします・・・

ご関心ある方は、どうぞ。皇居周辺の桜もきれいですから、その帰りにでも。

舗と舘

「舗」と「舘」の左側の違いって、不思議だと思いませんか。「舘」は、土がひっくり返っています。舎は土で、捨などもそうです。
私は社会人になってから、「舘」という字を名字や地名で見て、「書き間違いではないか」、あるいは「その家やその土地だけの特殊な漢字だ」と早合点していました。学校でも、習いませんでしたよね。
気になっていたので、肝冷齋先生に教えを請いました。おおむね、次のような答えです。

これらの漢字の左側の字形(康煕字典で整理された「部首」ではないので「字形」というしかありません)は、本来「余」の下に「口」がある、という文字なので、「舘」の左側が「正しい」ようです。
ただし、和風の俗字として「土」を使った字形があって、当用漢字を定める際にこちらが当用漢字の正字としてとられた、という経緯だそうです。現代では「舎」は建物の意味でしか使わないので、「土」のほうがわかりやすい、と文部省の関係者が決めたのでしょう。
「舘」は、「館」が正字に選ばれたので直されてません。

今年の桜

今日は、霞が関からの帰りに、国会議事堂前、皇居のお堀端、半蔵門、千鳥ヶ淵と、桜を見てきました。このコースは、昔からの私の定番です。近年は余裕がなく、行っていませんでした。久しぶりです。桜はかなり散っていましたが、きれいですね。

半蔵門から霞が関を振り返った光景が、好きです。お堀が深く広く、水面の色と土手の緑がきれいです。千鳥ヶ淵は、ライトアップの前の時間でしたが、大変な人出です。聞いてはいましたが、アジアからの観光客と思われる人がたくさんいました。良いことですね、日本の美しさを見てください。
シートを広げて、お花見会を始めている人たちもいましたが、今日の夕方は風が肌寒く、盛り上がってはいませんでした。

今年は、全国で例年以上に、開花、満開が早いとのことです。東北地方に転勤になる職員が、「2度花見ができます」と喜んでいました。
わが家の鉢植えの八重桜も、あっという間に、満開になりました。