復興庁一部の同窓会

今日の放課後は、これまた、元復興庁職員とその後輩たちとの、意見交換会でした。それぞれに新しい職場で活躍していて、なかなか日程が合わないのです。初代の人たちは、発足当初の苦労を覚えていて、それを楽しそうに話します。私も、忘れていたことが多いです。スマートフォンから、当時の写真を出して見せてくれます。お互い、貴重な経験でした。
「あの人に、パリで会ったのです。え~っと、名前は出てこない」といった話も。すべての省庁から集まっているので、それが新鮮だったようです。「私たちも、ホームページに書いてくださいよ。ただし、名前はわからないように。省庁や企業名をイニシャルにするとか」との注文でした。でも、そんなことしたら、すぐわかるわ。笑い。

若い人たちの大震災学習、2

今日は、神戸大学付属中等学校の生徒さんの訪問を受けました。社会の研究で、東日本大震災を取り上げているようです。昨年も、来てくれました (2015年7月14日)。
今年は、5人の生徒さんが調べた報告を受け、復興庁の職員が答えるという形式です。新聞記事や本を読んだ研究ではなく、現地に行き、そこで人に会って調べ、そして復興庁にも調査に来ました。パワーポイントや動画を使った説明(プレゼンテーション)です。同席した職員は、そのできがよいので、みんなびっくり。
当方も、私のようなおじさんでは負けると思ったので、若手職員を数人動員して「防戦」しました。時間を超過しての、質疑応答でした。頼もしい限りでした。「ぜひ、将来は公務員になってください」と勧誘しました(笑い)。なぜか5人とも女性ばかりだったのが、気になりましたが・・・。

元職員との意見交換会

今日の放課後は、某元復興庁職員たちとの意見交換会。隊長曰く「今回はホームページに、I企画官・・・(2014年12月8日)と書かないでくださいよ。あの時は、翌日関係者から、「おまえのことだろう」と問い詰められました」とのこと。
私はすっかり忘れていました。本名を書くと差し障りがあるので、イニシャルにしているのですが。ということで、今日は某元企画官と書きます。皆さん、それぞれの場所で活躍し、家庭や趣味でも頑張っているようです。うれしい限りです。

初夏

初夏のさわやかな風が吹いています。木々の緑がきれいです。お向かいの庭のスイトピーが色とりどりの花をつけ、チョウチョが舞っています。ご近所のびわの木に実がなり、ザクロの赤い花が鮮やかです。わが家の夏椿もつぼみが膨らみ、もうじき花が開くでしょう。
東郷青児記念美術館の「フランスの風景 樹をめぐる物語」もよかったです。

民主主義を支えるプラグマティズム

5月29日の朝日新聞「文化の扉」は、プラグマティズムについての簡潔な紹介でした。私は、宇野重規・東大教授の「民主主義のつくり方」(2013年、筑摩選書)を読んで、プラグマティズムが生まれた背景はこういうことなんだと、納得したことを覚えています。
さらに、「民主主義のつくり方」には、信念が行動を作るのではなく、行動の積み重ねが信念を形作ることが紹介されています。これにも、納得しました(2014年1月5日の記事)。連載「明るい公務員講座」でも引用しようと、準備しています。
記事の中で、駒崎弘樹さん(NPO法人フローレンス代表理事)は、次のようなことも述べています。
・・・政治家や官僚を批判し対立するのではなく、問題解決のためにいかに協力するのか、状況に合わせて自分のやり方を改善するのが大切です。
民主主義社会は選挙や投票だけで支えられているのではない。個別の課題の解決には、投票以外の多様な社会活動が重要。主体的な個人が様々な課題に対して、いろんな場で意思表示する。誰もが社会に参画し、何らかの行動を通して社会を良くしていく。プラグマティズムは民主主義社会の生き方そのものです・・・