発災から現在までの変化、航空写真

読売新聞がインターネットで、「震災5年、再生の歩み」として、「航空写真と360度動画で知る東日本大震災からの5年間と現在」を載せています。被災地の発災直後から現在までの変化を、航空写真で見ることができます。写真も、目標地点がわかるように工夫してあります。
わかりやすいです。ご覧ください。

第1回目の会議は、顔合わせ

「明るい公務員講座」第10回を読んだ方からの、反応です。被災地の公務員です。発災後、問題がいろいろとわかって、検討のための庁内横断的な会議が開かれることになりました。
・・・1回目の会議は、自己紹介をした後、「それでは具体的には次回に」「次回日程はおって・・・」ということで、ものの15分程度で終わりそうになり、驚きました・・・
その後、迅速に検討を進めるべきだという意見が出て、その日しばらくしてから会議が再開されたそうです。このような改革をする職員がいるのですね。よかったです。一部、原文を加筆してあります。

新しい世界史の見方

川北稔著『世界システム論講義―ヨーロッパと近代世界』(2016年、ちくま学芸文庫)が、勉強になりました。2001年の放送大学の教科書が、文庫になったものです。学生時代に習った歴史が、古くなっていることを痛感します。ヨーロッパ中心のものの見方、国家を単位とした見方、先進国に向かって後進国が発展していく歴史、これらが否定されます。
アメリカをつくったのは、勤勉なキリスト教徒だけではないこと。そんなきれい事ではないようです。先進国が工業化される過程で、後進国が低開発国にされたこと。同じ植民地でありながら、北アメリカ北部、南部、カリブ海地域が、違った発展をしたのか。ご関心ある方は、お読みください。面白く読みやすいです。

講演と執筆

今週は、講演が2回、パネルディスカッション登壇が1回ありました。3月11日が近づき、このようなお声掛かりや取材が増えています。少しでも復興の現状と課題を知っていただけたらと思い、できる限り引き受けています。
連載の方は、3月7日掲載分まで渡したのですが。ほっとしたのもつかの間、次の締めきりが近づいてきています。毎週は、きついですね。このほかの雑誌の巻頭言と別の冊子の随筆と、合わせて2本を書き上げたので、連載の執筆に専念します。
連載は、第2章に入ります。そこで、構成やら入れる内容に悩んで、行きなずんでいます。大まかな構成は作ってあるのですが、いざ文章を書き始めると、穴があったり、据わりが悪かったり。思うようにはいきませんわ。