今日は3月11日。各地で追悼式典が開かれました。新聞各紙も、大きく復興と追悼を書いています。
朝日新聞1面では、坪井ゆづる仙台総局長が「東日本大震災4年、見えてきた現実」を書いておられます。
・・1年目はガレキの山だった。2、3年目は道路や防潮堤がずんずん延びた。そして4年目、まちづくりも動きだした。原発被災地は無残に取り残されているが、復興は各地でカタチになりつつある。そんな現場を歩くと、カタチが見えてきたからこそ実感する悩ましい現実がある。
三つの事例を挙げる・・として、高齢化、人口流出、原発事故処理の難しさを、挙げています。ご指摘の通りです。これまで1日も早い復旧復興を目指して、それぞれに工事に全力を尽くしてきましたが、工事が進むと新しい問題が見えてきます。また、これら3つの他に、産業・生業の再建とコミュニティ再建という難しい問題もあります。
全面広告もいくつか載っていました。三菱商事復興支援財団の広告が目を引きました(日経新聞)。被災3県の地図に、これまで財団が支援をしてきた相手方(会社)と事業内容と市町村名がおとしてあります。これだけも支援をしてくださったのですね。