今朝5月10日の朝日新聞1面を見て、おやっと思いました。全ての記事に、記者の署名が入っていました。いつからそうなったのだろうと聞いてみたら、社会部や経済部は2005年頃から原則署名入りだそうです。政治部が最近から署名を原則にしたそうです。1面は政治部記事が多い、また私が読むのは政治部が多いから、私が気づかなかったのですね。
私は、署名入りが良いと思います。責任がはっきりします。もちろん、社内で上司の手が入り、また入らなくとも社の方針に従うので、記者個人の思いを全て書くわけではありませんが。署名入りの方が、記者も張り合いが出るでしょう。無署名は、無責任になります。これは、ブログにも当てはまります。
毎日新聞は、早い時期から署名入りが原則でした。次は、社説にも、執筆担当者の名前を入れて欲しいです。社説は、論説委員が合議して書くようですが、執筆担当者はいます。それを、明らかにすると良いと思うのですが。
月別アーカイブ: 2014年5月
公共インフラの復旧状況
道路や堤防、下水道や住宅など、主要なインフラの復旧状況を、ほぼ3か月ごとに調べて公表しています。
今回、平成26年3月末の数値を取りまとめて公表しました。特徴的な点を、冒頭に特記してもらいました。わかりやすい資料です。ご活用ください。
鏡は、姿を写すものか、心を写すものか
5月10日日経新聞インターネット版に、帝国ホテルの電話受付係の仕事が紹介されていました。「受話器の向こうから笑顔でおもてなし」。着信から対応までの時間が1秒以内とか、お門違いの電話「孫の夏休みの宿題をどう解くのか」といった質問にいかに手早く和やかに終わるかなど、興味深い内容です。
特に、なるほどと思ったのは、担当者(全員女性のようです)が座る電話交換機の前に小さな鏡を置いてあることです。「口角は上がっているか、目元は笑っているか。電話をとる前に一瞬鏡を見つめ表情を整えてから応対する。笑顔に込めた思いが声だけでも十分に伝わると信じて」とのこと。
鏡は身だしなみを整えるものですが、気持ちも引き締める道具ですね。朝出かける前、玄関の姿見と、職場の鏡は職業人にとって必需品です。
住宅再建相談
5月11日に、東松島市で「住宅再建に関するワンストップ説明会」を開きます。登記事務、住宅ローン、住宅再建支援制度、建築プランなどについて、それぞれの専門家が説明をして、相談に乗ってくれます。
高台移転やかさ上げ工事が進み、これから住宅の再建が本格化します。工事をする側も大事業ですが、個人にとっても、家を建てるということは大事業です。電気屋さんでテレビを選んで買ってくる、というようなわけにはいきません。わからないことも多いです。その心配に答えようという試みです。住宅業界などの協力で開きます。他の被災市町でも、順次開催する予定です。
建築家協会も、「復興住宅のこえ」という催しを開き(5月10日、11日、仙台)、住まいの再建から生活・暮らしの復興を考えてくださいます。
野党の役割、3
・・複雑化し、多様化した世界をどう読み解くか、政党間での論争をますます活発化していかねばならない。他方、成長を見込めない以上、内政をめぐる選択肢は狭まっている。
アメリカの影響力に陰りが見られ、中国が台頭する東アジアにおいて、いかに日本の発展と安全保障を確保するか。そして、どのように財政と社会保障を再建するか。世界をめぐる有効な見取り図を示すとともに、21世紀における日本の社会像を示すことが与野党の最大の任務である。
当然、一筋縄ではいかない。利害はぶつかり合い、特定の政策課題にのみ目を向ければ、他の政策課題と矛盾をきたす。政党はなるべく多様な声に耳をすまし、矛盾や対立を調整する大きなデザインを描かなければならない。そして、そのような大きなデザインが複数あり、それを国民が選べるようにしなければならない。
いずれの政党も自らが政権に就くときに備え、世界と日本の整合性のある見取り図を作り続けることが肝心だ・・