今日5日、総理官邸で復興推進委員会を開き、「新しい東北」の中間報告をまとめました。文言は少し修正されますが、骨子は固まりました。
これから、この方針に基づいて、モデル事業などを具体化します。
年別アーカイブ:2013年
ゴキブリの味覚
ノースカロライナ州立大学の勝又綾子研究員が、甘いものを食べないゴキブリを発見したことが、ニュースで伝えられています。4年間に7千匹のゴキブリに餌を与え、ブドウ糖を苦いと感じて、食べないゴキブリを見つけたのです。駆除剤は、ブドウ糖で包んでゴキブリが食べるように仕掛けてあります。生き延びるために、いえ食べなかったから生き延びたのでしょうが、そんなゴキブリがいるのです。甘い物好きのメタボには、朗報なのか地獄なのか・・。
今日紹介するのは、勝又さんの次のような発言です(2013年6月4日、読売新聞・顔欄)。勝又さんは2009年から、アメリカ暮らしだそうです。
・・米国生活は好きだが、レストランの味が今ひとつなのが悩みだ。「米国人はなぜ、この味をおいしいと思うのでしょうか」。いずれ、人間の味覚も研究したいという・・
官民からの被災地への職員派遣
6月4日の朝日新聞経済面に、「被災地再生に大手の力、15人が4市などに出向」の記事が載っていました。「東北未来創造イニシアティブ」が経済同友会と一緒に立ち上げた企業職員の市町村派遣です。
また、6月3日の朝日新聞社会面には、「復興支える助っ人職員」が載っていました。岩手県大槌町に全国から派遣されている110人の助っ人たちの活躍風景です。
被災地で力を発揮したい人、送りたい人、受け入れたい自治体、必要とされる人材と分野。これらをつなぐ仕組みが必要です。総務省や国土交通省は、全国市長会などと協力して、被災自治体への職員派遣を行っています。
しかし、それら以外の「地域で必要とされる人たち」の紹介は、職業紹介業務(ハローワークや民間職業紹介業)とは、少し違う機能だと思います。どこでどのような人材が求められているか。それが、把握できていないのです。「町役場で設計技師が不足している」といった情報はわかりやすいのですが。
また、短期的な単純作業のボランティアだけでなく、継続的で技術を持った人の斡旋です。NPOが、この新しい分野を切り開いています。「右腕派遣プログラム」「RCF復興コーディネーター」
衆議院復興特別委員会、現地視察。山の新緑と木々
今日は、衆議院復興特別委員会の視察に同行して、岩手県へ。一昨日視察した、釜石市と大槌町に再び行ってきました。重なるときは、重なるものです。
北上山地は、新緑が鮮やかです。バスの窓から、その景色を楽しんでいます。山の緑の中で、ヤマボウシとミズキの白い花が目立ちます。一本の木のそれぞれの枝がテーブルを広げたように咲いているので、遠くからでも目に入ります。
藤の花の紫も、房がたくさんたれてカーテンのように鮮やかです。もっとも、植林した杉林で藤が目立つのは、手入れがされていないからでしょう。紫色といえば、里に咲いている桐の花も目立ちます。こちらは藤の花とは逆に、上に向かっています。五三の桐や五七の桐の紋章は、よく特徴を捉えています。
ホオノキやトチノキの大きな葉も目立ちます。ホオノキの白い大きな花は終わりかけていますが、トチノキの穂のような花は今が時期のようです。タニウツギのピンク色も、緑の山では目立ちます。
もっといろいろな木や花があるのですが、私には区別がつかず。残念なことです。
本の都ヴェネチア
アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ著『そのとき、本が生まれた』(邦訳2013年、柏書房)が興味深かったです。グーテンベルクが西洋で印刷術を発明したことはよく知られていますが、その後、どのようにして商業出版が発達したか。
ヴェネチアが本の都になり、ユダヤ教やイスラム教の経典、アルメニア語やギリシャ語の本、楽譜や地図まで、出版の一大拠点になっていたのだそうです。500年の歴史に耐え、焚書ににも生き残り、それら貴重な本が残っているのです。
ルネサンスが起点としても、フィレンツェやローマでなく、なぜヴェネチアだったのか。それは、本を読んでください。
そして、なぜヴェネチアの出版が衰退したか。宗教の締め付けがきつくなり自由な出版が制約されたことやヴェネチアの勢力の衰退によるようです。
ところで、「ナポレオン時代の医師で哲学者のドナート・アントニオ・アルトマーレは、1562年に『マナについて』を出版し、全46ページで聖書に登場する食べ物を解説している」(p182)は、何かの間違いだと思いますが。